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とある運転手の話

作者: 江川乱龍

 一人の運送業の男が居ました。

もう夜が遅い時間。とある高速道路をトラックの運転していました。その高速道路はかなりの田舎の中にあり、昼間は車通るが、夜はあまり車が通らない高速道路でした。そんな高速道路を走っていると、路肩から何か飛び出して来ました。男は吃驚してブレーキを踏みました。しかし、何かを轢いたようでした。何を轢いたのか確認する為、トラックから降り、見に行きました。

猫、でした。男が轢いたのは黒い、猫だったのです。

猫はよろよろと反対側の路肩へと歩いていきました。今にも倒れそうに見えるので、男は猫を保護しようと思いましたが、仕事中で朝までには荷物を運ばなければならないし、田舎でガードレール等の整備がしっかりしてないから猫を拾い上げた時にバランスを崩して落ちてしまうかもしれないと思い、黒猫をそのままにしてまたトラックを走らせました。


走っていて大体二十分ぐらいでしょうか。男はサイドミラーに何かが映ったような気がしてふとサイドミラーを見てみました。サイドミラーには、黒猫が映ってました。男は驚きました。確か二十分ぐらい前にあの黒猫は轢いて、怪我を負わせてしまって明らかに走れる程の体力がないはずなのに、と。男はいや、そんなことない。あの黒猫が追いかけているわけがない、と思いましたが、やはり夜道で車も一台も走ってはいない、という孤独と恐怖があり、アクセルを踏み、スピードを上げました。しかし、スピードを上げてもサイドミラーに映る黒猫はまだ映ってます。其れにより更に恐怖心が増幅し、アクセルを先程より強く踏みました。どんなにスピードを上げてもサイドミラーに黒猫は映ってます。男は恐怖のあまり、変な考えが出てきました。

「いっそのこと、トラックを止めて、黒猫を見てみようじゃないか」と。

男はその考えが出た十秒後、ブレーキを踏み、トラックを止め、窓から後ろを見ました。

 

後ろには————————

クロネコヤマトのトラックがありました。


クロネコヤマトのトラックの運転手は「何止まってんだよ」という趣旨でクラクションを三回鳴らしてきました。男はなんだ、「クロネコヤマトのトラックか」と安心した後、クロネコヤマトのトラックはバックして、スピードを上げて、男のトラックを追い越し、男はこの話を運転仲間の土産話にしようと思い、またトラックを走らせて行きました。

約5ヶ月ぶりの投稿ですね。誠に申し訳ありません!

暑さと様々なこと(凄い要約)で書けませんでしたし、

書く気が起きませんでした。

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