コピー勇者の復讐 9
ただの一本道の迷宮、取り合えずハルル、ナツツ、フユユを連れて進む。
前の方から一つの黒い塊がこちらに向かってくる。
ああ~~~、やっぱり デカいゴキブリか・・・・・
「私は、最後の四天王 ゴキブリーナ、勇者よ 勝負だ!!」
「う、気持ち悪い近寄りたくないな・・・・」
俺が、嫌そうな顔して戦わないのを見て
「正雄~~、私の魔法で倒してあげるね~~」
フユユが、俺の前に出て杖をかざす・・・・おお、何気に初めての活躍するのか?
「良く燃えそうな虫ね・・・・ファイアーボール!!」
ゴキブリーナは炎に包まれる・・・・・が、羽を広げると炎は掻き消えた。
「く、ではこれは・・・・ストーンパレット!!」
魔法で作られた石の弾丸が高速で ゴキブリーナに向け発射された。
しかし、ゴキブリーナに当たる直前に掻き消えた。
「無駄、無駄、無駄・・・・この私には、一切の魔法と魔法系スキルは完全無効なのだよ。 チートを持つのが勇者だけと、思ったか?」
ゴキブリがチートだと~~~~~、触手がユラユラしてて気持ち悪い。
驚きと共にフユユを見ると、そのエロい体を自分で抱きしめて涙を流していた。
「やっと、やっと出番きたのに、エロシーンでも描写もない存在なのに終盤まで来て、この扱い・・・・・泣けるわ~~~~」
言葉とは裏腹に、口元から涎と熱い息が漏れる・・・・フユユ アピールポイント マゾっ娘でした ここまで来て キャラ濃くしてきた~~~~エロ姉さんでは薄かったのか~~~!!
「まあ、今晩はそこの所を攻めるとして 魔法効かないのか~~~」
「では、私が!!」
おお~、ナツツ キタ~~~!!
「魔法が効かないのなら、私の出番、今こそエロアピールを~~~」
ツンデレ物理騎士ポジのナツツ 今こそ見せる時!! ガンバレ~~!!
「虫は踏みつぶす~~」
ナツツは大きくジャンプし、ゴキブリーナの上に落下・・・・
グシャ
スキル 発動 汚い花火スペシャル
バビュン!! グシャ、ブシュー、ブリブリ、ゲガガー
ゴキブリーナが、凄く汚なく爆砕した。