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嫁さんの肩こり事情  作者: 仲村千夏
5/6

5・レベルはMAXの10……本格的に

 肩も痛くなり、解決方法はもうないのかと考えていたが……。

 一番は毎日のケアが大事なのかと感じている。

 つまるところ、毎日肩もみが日課としていかなければならないか。


「うぅ……頭痛い……」


 いろいろと考えていたら嫁さんが帰ってきた。

 最近は頭が痛いらしい。

 ここ三日間はずっとこんな感じだ。

 肩こりは依然として残っている。いつもの揉み方でもやっているのだが効果は薄いと思う。

 温め、揉み方、リラックス効果などなど活用しても今回は無駄だった。

 はぁ。仕方ない。今日はがっつりと行おう。


「いろいろ痛い……」


 今日のご飯とかを済ませて、お風呂から上がった瞬間にマッサージ開始。

 いつものもみ方に加えて深層筋群まで届くように力を入れ込む。


「痛い……痛ったいぃぃぃ!!」

「がんばれ!」


 一番上の筋はお風呂の効果もあって柔らかいが、深層、肩甲骨の裏の筋肉、肋骨付近の筋肉は固い。硬すぎてついつい力が入ってしまう。

 そのため、身をよじる様に痛みに耐える嫁さん。

 肩を回したりして筋力を動かしていく。加えて揉み込んでいくことを繰り返し行う。

 左右合わせて一時間半ほど連続で行った。

 今回ばかりは揉み返しとかあるかもと思って強めに行ってみた。

 この時間ずっと嫁さんは痛みに耐え忍んでいた。

 これでよかったのかな……?

 ちょっと経過観察になるなぁ……。


「うぅ……」

「またなんかあったら言ってね」

「わかった。でも、ちょっと楽だよ」


 そう言って今日はそのまま布団に入り込んでいく嫁さん。

 相当、応えたのだと思う。

 そう言う自分も今日は疲れた。

 コーヒーを一杯だけ飲んで今日は眠りについた。


 次の朝にはテンションがものすごく高い嫁さんが玄関から出て行った姿を見た。

 とりあえず、効果はあったようだ……。

 よかった……と思いつつ華麗に二度寝を決める。


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