砲市、後出し糞野郎にまたまた負ける
あれから再びポケ王選択時点まで流れ作業のように進めた砲市は秘策を御披露目する事とした
「僕はまだいいかな」
「何言ってんだよ砲市」
「僕はレインボーが選んだ後に選ぶよ」
「はあ~? 砲市お前なぁ」
「お主一体全体何を馬鹿な事を言っておるんじゃ砲市?」
「そうだぜ砲市。先にポケ王を選べるのは砲市に決まってんだろ? 馬鹿な事言ってないでさっさと選んじゃえよ」
「いやでも」
「砲市ぃ~早くしろよ~」
「そうじゃぞ砲市。早くするんじゃ砲市」
「………………うん……………じゃあコイツにするよ………」
秘策大失敗! レインボーとマスオの謎のコンビネーションに絶望した砲市は仕方がなく第三王女を選択する。するとレインボーは当然……
「へーなかなか良さそうじゃん。じゃあ俺はこいつにしよっと」
国王を選択するのであった
「…………」
◇
『砲市の手元には戦えるポケ王がいない! 砲市は目の前が真っ暗になった』
『名前を入力して下さい』
「………あいつら完全にグルじゃないか……ちぃーっとも話が進まないぞ! 大人はいつだって汚いんだ……ちくしょう! いい加減にしろよレイン……んん? 何だこれ? えいっ!」
真っ暗闇の空間に『名前を入力して下さい』以外に今まで見かけた事のなかった謎のアイコンを発見した砲市はアイコンに手を伸ばしたのである