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飛び道具

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

恋愛です。R15です。

苦手な方はご注意下さい。


というか、男性向け(?)の台詞が多分に含まれているので、R15です。

女性の方はご注意下さい。

だるような夜を終えた翌朝、昨日の生温いシャツを羽織ろうとすると、後ろから熱っぽい視線を感じた。振り返ると布団から顔を出して、じっと此方を凝視している。

「昨日の夜より今の方が色っぽいわ」

悪戯っ子の様な顔をした後、直ぐにそっぽを向く。

基本的に此奴は人の露出に対して複雑な気持ちを持ち合わせている。少しでも着崩して、肌の露出を発見すると、慌てた様に隠そうとする。その様は何時も恥ずかしそうで、人肌を目に焼き付けるのが苦手なのだと気付かされる。まぁ、それを知ってあえて脱ごうとするのがワンセットだが。

だがしかし、ぶっちゃけ恥ずかしがりでは無いことは百も承知である。


美術館を訪れた時、外に設置された裸体の像を下から眺めた。隣の彼奴は興味なさそうた。そこに気恥しさや、疚しさはない。流石に無機物相手に興味は湧かないか。

「あんまり興味無さそう」

「そう? ロダンの生きた人間の表現方法、肉体美には結構興味持ってるよ」

しかし直ぐに話題を変えて。

「でも裸体に興味ないんだよね。シャツの一枚でも羽織ってくれたら、瞳孔開くんだけど」

像に市販のシャツを羽織らせる。物凄い違和感が脳を支配する。

「女の子が照れながら裾伸ばすの、可愛くない?」

得意気な顔をして、此方を覗き込む。俯きながら太腿まで伸びた裾を引っ張るのは可愛い事に同意する。けれども中身おっさんかよ。

そうして帰って俗っぽくアニメを共に見た時に、此奴は僅かに眉間に皺を寄せている。

「何時も見て思うんだけどさぁ、ハーレム系のアニメの女の子って頻繁に下ネタ言うよねぇ。そういうの良くないと思うの」

「お前が言うなよ」

本日美術館でおっさん臭い事言ってるの、忘れて無いからな。

すると此奴は隣を一瞥する。なんの感情も読み取れない。何かおかしい事を言った? と顔に書いてある。

「あのね、露出とか下ネタって、私にとっては飛び道具なんだよ。『こんな子がそんな事言う!?』というギャップがあるから魅力になる訳で……。そんな頻繁にお出しされたら、私でも萎えるっつーの。だから口を開けば下ネタしか言わない奴は嫌い。品がない。つまらない」


「昨日の昼間に言っていた、飛び道具って奴?」

「まぁ、似てるかも。ギャップが好きなんだよ。着込んでる人が脱いだ時が一番恥ずかしいし、えっちだと思ってる。服の下の体のラインを想像して、それを凌駕される事をずっと期待してる」

普段は基本的に性的な話は忌避する傾向にある。けれども興が乗った時は一文、一文つらっと話す。どうやらそれくらいが好きな塩梅であるらしい。

「えっち」

「君もね」

本編も本編なので、後書きも本編を凌駕します。


これから先、何度でも話すと思うんですけど、私にとって、なろう様の下ネタ、お色気シーンは飛び道具なんですよ。

ムーンライト様ではそれを武器にしてますが。


ギャップが好きなんです。

普段着込んだキャラが薄着だとか、その逆も然り。

だから頻繁に出されると飽きます。

たまにふらっと気紛れに言うくらいが丁度いい。


地肌100%お出しされてもあんまり燃えない。

多少隠れていた方がずっとえっちで可愛い。

着込んだキャラが着崩す姿が一番悶える。

最初から完成系出されてもつまらない。


何時だって私の想像を凌駕していって欲しいと思いますよ。

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