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夢が叶ったお話☆

作者: ソウ マチ
掲載日:2023/08/07

さきほど1年ぶりの夢が叶いまして……。


拙書を出版してもらった時に、売り上げに貢献できることはなかろうかと考えました。伊賀と甲賀の忍者が出てくるお話なので、伊賀市と甲賀市の書店さんへ営業?に行くことにしました。

ドキドキしながら訪ねると、どのお店もドドーンとセンターに本が置いてあった! これ、フツーはありえないことなんです! 新人作家の本なんて、入荷してもらえるだけで奇跡! 書棚に置いてもらうだけでも奇跡なのに、目立つ場所で平積み展開!! ありえない! 初めて見たときはビックリしすぎて腰が砕けました!! 夢みたい!!


いくつかのお店を廻るうちに、どうやらこのミラクルは小学館の営業さまが起こしてくれたとわかった。営業さまが長い付き合いのある児童書の担当さまに「〇〇さんの好きなお話ですよ!」そう言って推してくださっていたらしい。児童書ご担当の方の好みなんて、ずうっとお付き合いしていないとわからない。そして営業さんが推したからという理由で本を入荷してくださるには、児童書のご担当さまと営業さまの間に、よほどの信頼関係がないと無理です。毎日たくさんの本が出る中からわざわざ選んでくださったのは、営業さまのおかげ! 営業の皆さま、ありがとうございます!


そう思って感謝していたのですけれど、どうやらカン違いしているらしいと気づいた。わたしは複数の営業さまがあちこちの書店さまに推してくださっていると考えていたのですけれど、どうもたったお一人の方が大活躍しているらしい……。それはいったい誰なんだ!? その方にお礼を言いたい!!


そうは言ってもお忙しい書店さまに「小学館の営業さまって誰ですか? 連絡先を教えてもらえますか?」なんて聞けない。聞いてもアヤシイわたしに個人情報は教えてくれないだろうし……。

小学館の担当さまに聞いてみたのですけれど、はっきりしない。同じ小学館なのですけれど別会社らしく、編集さまと営業さまの付き合いは少ないらしい……。


どうしたものか……。そう思っているうちに時は流れ、めでたく2巻の運びとなった。これはチャンス! 書店さまへご挨拶に行ったときに、営業さまのことを聞いてみよう!


1巻の時は初対面だった書店の皆さまも、何度か本を買いに行ったりしていたので顔見知りになりました☆ お互いの近況を話したりできるようになった! 教えてもらえるかわからないけど、営業さまのことを聞いてみよう! 結果、その方のお名前と連絡先を教えてもらえたのです! やったああああ!!


そして先ほど「めっちゃ感謝しています! ありがとうございます!」というメールを営業さまへ送りつけました! 知らんヤツからいきなりメールが届いてご迷惑とは思うが、手段は選ばん!! やっとお礼が言えた! 夢が叶った!! スッキリした~!!


夢はたくさんあったほうが楽しいので、この他にもたくさん夢を持っています☆ 一番差し迫っていた「台所の詰まりが解消してほしい」という夢は実現したので、今は「寒い冬に蛇口からお湯が出るようになってほしい」そう考えています。でも今は暑いからお湯は出なくて平気♪ 冬までに実現するといいなぁ~!(←99%の確率でムリ)


小学校の卒業文集に書いた「作家になりたい」という夢は叶いました☆ ただし他にも10個くらい夢を書いていたと思います☆ たくさん夢があれば、どれか一つくらい叶うでしょ♪


小学生の頃の夢はすっかり忘れて中学生になったわたしはテレビを見ていました。危ない現場で働く人たちの特集だったと思います。その中でアメリカの警察だったか情報機関だったかで働いている男性(マイク 40代 男性)の仕事が紹介されていました。彼の仕事は「ネゴシエーター」と呼ばれる仕事です。なんだ? それ。


自分の頭に銃を突き付けて「オレは死ぬ! 自殺する!」と叫んでいる男性がいます。シールドを持った警察官が20人くらいで彼を取り囲んでいます。近づけば発砲される恐れがあるので誰も近づくことができません。そこへ緊急要請を受けたネゴシエーターのマイクが到着しました。マイクはマイクを使って(笑)彼に話しかけます。


マイク:話し合おう。なにが問題なんだ? 聞かせてくれ。

男性 :うるさい! オレはもうダメだ! 死んでやる!! 近寄ったらぶっ放すぞ!!


興奮状態の男性を落ち着かせて……信頼関係を築いて……問題点を聞いて……話は2時間以上におよびました。そして最後に男性は銃を置いて投降します。マイクが自殺をやめるよう説得して、男性は説得に応じたのです! マイクすごい! わたしもマイクみたいな仕事がしたい!! 


その頃はネットもなかったし、アホな田舎の中学生だったのでどうやったらネゴシエーターになれるのか、サッパリわかりませんでした。でも知らなくて良かったと思います。ww たぶん心理系の大学だけでなく院か博士課程は必須だと思うし、そこから公的機関の採用試験を受けて採用されたら専門的な訓練を受けて、やっとネゴシエーターになれるか、どうか……だと思います。そもそも当時の日本にネゴシエーターという仕事はなかったと思う。実情を知ったらあきらめの良いわたしのことですから、早々にあきらめていたと思います。


時は流れて中学生だったわたしは、40代に突入していました。ひょんなことから市役所の人権課で相談員をすることになった。一応は男女共同参画が目的の女性相談ですけれど、困っている方にそんなコトを言っても通用するわけがない! ありとあらゆる困りごとを抱えた方たちが相談に来るようになった! せっかくご縁があって相談に来てくださったのですから、わたしだって何とかしたい! 頭をフル回転して相談にのり、その方に応じた社会的資源や専門の相談機関をご案内するようになりました。


当時はまだまだ行政や専門機関の横のつながりが薄かった時代です。わたしは何の権限もありませんから、専門機関に命令することはできない。ちょっとしたことで繋がりを作って担当者レベルで信頼関係を築いて、その人脈で対応をお願いする。これはこれで気の遠くなるような道のりですけれど、困っている方のお役に立ちたい! そういう想いは相手の担当者だって同じなので、お互いに「キツイですねぇ~!ww」と苦笑いしながら……という連携をアチコチで繰り広げていました。


そのうち滋賀県の相談業界でちょっとした有名人になりまして(← ドヤ顔)、シャレにならん専門機関からご指名を受けるようになりました。一番ビビったのは「裁判所(!!)から教えてもらってきた」という案件かなぁ……。相談者の方が裁判を起こそうと裁判所へ行ったら「話を整理するために甲賀市役所の〇〇課のソウ マチさんに相談しなさい」って言われたらしい……。なんで裁判所でわたしの名前が出回ってるんだ!?


そのうち「困った相談は、ソウに投げると解決してくれる」と評判になりまして(苦笑)。もちろん信頼してもらうのは嬉しいのですけれど、そこで解決できないのを投げられるのですから難しい問題ばかりです!! 「どうしたらいいんだ!?」っていう問題(しかも専門外)が剛速球で飛んでくる!!


そんな中、医療担当のとある所から「対応をお願いします」と依頼が来ました。投げてきたのは医療の専門家です。退職しても守秘義務はあるのでふわっとした書き方になりますけれど、医療のプロです。反してわたしは高卒です。そんなわたしに対応できるのか?? オーダーは「〇〇で〇〇なので〇〇しつつ、〇〇しないよう〇〇してほしい」 ものすごく限定的な解決結果を求められました。ムリだと思う……。


担当:お相手の方もあることなので、相談者の意志も大事にしつつ、お相手の方に火の粉が飛んでこないようにしてほしいのです。

ソウ:できるかどうかわかりませんけれど、ベストを尽くす約束はします。

担当:助かります! こちらでは八方ふさがりで手に負えないのです!


専門家がズラリとそろったそちらでもムリなら、高卒のわたし一人じゃムリだと思う……。相談者の方がご機嫌さんで帰れるようにしてほしいというオーダーなら、できんコトはない……と思います。たぶん。ところが今回は相談者の方が気に入らない結果を付きつけて、それを受け容れさせろという。なおかつご機嫌さんにするなんてムリだと思う……。


案の定、相談者は激怒しました! そりゃそうだ! 気に入らんことを押し付けられたら激怒するやろ。でもお相手が困っているから、この線は譲れない。(← うっすら犯罪行為かもしれない雰囲気だったのです)


相談:もうダメだ! 死んでやる! これから〇〇を〇〇して自殺してやる!!


かなり具体的な方法を言われました。これマジだわ……! わたしはあわてて丸投げしたきた担当者に電話をしました。


ソウ:〇〇さんが自殺すると言っていて、かなりマジなんですけれど、もしかしてそういうお考え(恒常的な自殺願望)のある方ですか?

担当:…………そうです。…………申し訳ありません……。


なんてこったい! 完全に精神医療の分野やんけ!! しかもかなり緊迫してる! このまま返したら死んでしまう!!

そこから先の2時間は、思い出すだけでハゲそうになります……(涙)。激怒している相談者の方の気持ちを落ち着け、信頼関係を築き、自殺を思いとどまらせる。次の相談日までに問題を解決する方法を考えておきますから、一緒に考えましょう……そう言って次につなげる。


わたしが死にたいくらいだよ……。そしてアチコチへ連絡して支援を仰ぐ。わたしが権力者なら命令するだけでいいのに!! 嗚呼! 権力が欲しい!!

そして権力のないわたしはアチコチへ頭を下げて、相談者の方が幸せになる道筋を作ります!! 絶対に死なせん! そして幸せにしてやる!!


その後、相談は2回ありました。3回目の相談が終わったとき、その方は笑顔でした!! そして後日、就職が決まったとお礼のご連絡をいただきました!! やったあああああああああああ!!


相談:ソウさんのおかげで仕事も決まりましたし、趣味の〇〇サークルに入りました! 友達ができました!! あの時、死ななくて良かった! 本当に感謝しているんです!!


ん? わたしはネゴシエーターの仕事をしたんじゃなかろうか? しかも自殺を思いとどまらせただけじゃなく、明るい未来を見せて差し上げることができたんじゃなかろうか? その明るい未来へ進む勇気はご本人の力が必要だけれど、少なくとも「こっちに明るい未来がありますよ~☆」そう示すことだけはできたんじゃなかろうか??


はっ! 夢が叶った! 死にたいほど辛い方を幸せにすることができた!! ネゴシエーターにはなれなかったけれど、人の命を救うことができた!! やったあああああああああああ!!


この夢が叶ったあとも、幾人かの命を救うお手伝いをさせていただきました☆ とてもやりがいのあるお仕事でした☆ そしてわたしは燃え尽きて(← 相談員あるある)病みました(← これも相談員あるある)。ww


おかげさまで私が関わった案件で、死んだ人は一人もいません! これはかなり珍しいことです! かなりのミラクルです☆ オレ、頑張った! よくやった!!


そしていま、わたしはバイトでダメダメです(苦笑)。ぜんぜん役に立ちません! なにかあるとビビって「せんぱい~! たすけてください~!」と泣きついています(苦笑)。フリースタイルで問題を解決するのは天才的に上手いのですけれど、決まった方法できちんと手続きをするのは壊滅的にニガテです(涙)。順番をおぼえられない……(涙)。それにパソコンとかカードスキャナーとか死ぬほど怖い……(涙)。


でもがんばる! 頑張ればそのうち一人前になれると思うの! 一人前になるために致命傷にならない程度の失敗を一通りして、失敗から学習します! (← 失敗しないと学ばないタイプ)


皆さんの夢も、たくさんたくさん叶いますように!

そして他にもイイコトがたくさんありますように☆

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― 新着の感想 ―
[一言] 「夢」と素朴な「願望」が入り乱れてますね(笑)  いろいろお疲れ様でした。  てか、ソウ先生占い師(実質、悩み相談業のやつ)やられたら、もっと有名になられてたかもですね(笑)  仕事の、…
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