第35話【告白】
決断の時、迫れり
ピーマンは1人で部屋で考えていた。
金貨90枚を捻出するのはピーマンには不可能だった。
父であるナスに言えば何とかなるかもしれない。
しかしそんな大金を求めれば確実に何かしら尋ねられる筈だ。
「・・・・・嘘をついて引き出すか?」
何といって騙す?
・・・欲しい物が有る
駄目だな、 それは毎月の小遣いでやりくりしろと言われる。
・・・自分が面倒を見ている孤児院の子供が病気にかかった
・・・・・孤児院なんか見て無いし、 そんなに大金がかかるなら放置しろと言われる。
「駄目だな・・・正直に言うか?」
・・・・・そうするか。
これならまだ未遂だし問題は無いだろう。
ピーマンはそう考えた。
ピーマンは早々にナスの所に謁見に向かった。
「父上、 実はお金を用立てて頂きたい」
「金? 幾らだ?」
「金貨90枚・・・」
「90? 何に使うんだ?」
「キャンセル料・・・」
「キャンセル? 何のキャンセルだ?」
「暗殺の・・・」
「暗殺?・・・・・って暗殺!?」
眼を見開くナス。
「誰の!?」
「・・・ミンチの・・・」
「この大馬鹿者がッ!!」
ナスはピーマンを殴り飛ばした。
「その暗殺者とやらは一体誰だ!!」
殴られた頬を撫でながら返答するピーマン。
「黒い鷹と言うローブを見に纏った男です」
「それだけか!!」
「後、 こちらの事を知られています・・・」
「この恥知らずがっ!! ピーマンを牢屋に叩きこめ!!」
「えぇっ!? 何故!?」
「何故って暗殺を目論んでおいて何言っているんだ!!」
「未遂です!! それに暗殺をキャンセルしているので
実質暗殺を止めた様な物です!!」
「お前が依頼しなかったら
そもそもこんな事になっていないだろうが!!
この愚か者めが!!」
「ぐっ・・・」
予想に反して散々怒られたピーマン。
ピーマンは牢屋に叩き込まれた。
黒い鷹はその後あっさり捕まった。
しかしその姿は中年の小太り男で何処からどう見ても暗殺者には見えなかった
実際暗殺者では無く単なる詐欺師だった様だ。
黒い鷹はその後、 牢屋に叩き込まれた。
しかしピーマンは暗殺を依頼した事から生涯牢屋から出る事は出来なかった。
To be continued
「天心卍羅召請崩壊!!」
空に瞬く星々が降り注ぐ。
「くっ・・・!!」
神様がそれを防御する、 しかしダメージは蓄積している。
「おのれぇ・・・」
「神よ!! お前の暴虐もここ迄だ!!」
「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
神が絶叫、 そして・・・
最終章、 開幕




