狼の歴史
初投稿ですので色々不備があると思いますがお手柔らかに…
群の長として闘い
日々を過ごしていた
脚はは折れ身体は傷つき
限界が近づいてた
妖が群を襲い生死を賭けて
妖と闘い妖を噛み砕いた
自分はもう長くない
次世代に後を託そうとして眠ろうとした
すると
身体の奥から力を感じ
気がつけば妖になっていた
群を次代に託し
離れて放浪の旅にでた
様々な出会いと別れを繰り返し
一つの村に着いた
梅の花が鮮やかに映える村だった。
妖はここに身を置いた
村に妖が襲ってきた
人々は逃げ惑い子どもを守ろうとした
妖は強く人々は絶望した
妖が動いた
襲ってきた妖を噛み砕き
肉を断ち自分の血肉とした
人々は歓喜した
村に来た妖は人々に感謝された
そして妖は村を安住の地と決め
人々と日々を過ごした
襲ってくる妖を退け殺し
人々を護った
里の人々の笑顔と信頼を
妖は妖という身でありながら集めた
強大な妖の軍が攻めてきた
妖は護った
腕が千切られ
片目を無くしても闘った
妖は勝った
軍を退け里を護った
妖は力尽きた
妖の身体はもう動かない
妖は人々の悲しみと慈しみを背負い
散った
人々は妖に教わった力で里を護った
妖の為に社を建て感謝を毎日毎年祈った
10年が経ち里に光がさした
光は問うた
何故妖を祀る?
人々は答えた
我々を護ってくれたからです
光は問うた
その妖すでにおらぬ、再び里が襲われたらどうする?
人々は答えた
持てる力を全て使い抗います
光は問うた
里が滅びる程の妖の軍が来てもか?
人々は答えた
妖が愛したこの里を捨てるなら、我々は抗い死を選びます
光は問うた
妖を愛しておるのか?
人々は答えた
愛し慈しみ共に散りたい
光は笑った
お前はとても愛されておる
この信仰ならお前を降ろしても問題あるまい
人々は困惑した
光が更なる光を降ろした
そこに立っていたのは愛し愛された妖
人々は歓喜した
愛した妖が帰ってきた
光は答えた
お前は妖で有りながら愛し愛された存在
里を護った英雄
お前に「名」を与える
守護狼神 灰狼 と
妖は光に感謝した
妖は妖でなくなり守護神として再び里の人々と日々を過ごせることに
人々は感謝した
愛し愛された妖が神となり再び過ごせることに
里は幾度の困難を乗り越え
妖が好きな梅の花で花見をした
里には「名前」が無かった
里の長は「名前」を決めた
灰色の狼が愛する梅の花咲く村
狼梅村
と
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村人「って語りで国を回ろうかと…」
狼「やめて!神様の命が無くなる!!」
こんな調子の主人公です
以下設定↓
主人公:守護狼神 灰狼
本人は名無し状態だったので天照大神から「名」を貰う
里の人は狼様、狼ちゃん、狼神など呼んでいる
人に名乗る時は灰狼と名乗る
容姿:イケメンとかではない。
一般的な容姿。
喜怒哀楽がはっきりしていて村人にも弄られる
なんかモテる
頭部には犬耳(灰色)
尻尾もある
出し入れ自由
武器
刀
銘は四季刀
見た目だけなら普通の刀
昔村に居た鍛冶屋が作った最高傑作
自分の力を込めると四季を解放する。
なお滅多に使わない模様
大元が狼の長をやっていたので
リーダーシップや場をまとめられる。
自分は神様なんだよね…?って最近思う
巻き込まれ体質