200字小説 【200文字】おうしゅう 作者: ひのた 掲載日:2014/10/27 「ぐっ!」 東の顔から血が流れる。 相手の男が嘲笑じみた顔をして言った。 「こんなのでやられるなんて、ずいぶんとやわなんだねぇ」 「うるさい」 何気ない風に答えるが、顔が紅く染まり、息も整っていない。 「まだやる?」 「あぁ」 相手の男から手が突き出される。 東がうめく。 「うっ!?」 「お金は貰うよ」 東の手には南さんの水着写真が握られていた。 「このバカ男子!!」 南さんの鉄拳が飛で来た後、写真が根こそぎ持って行かれた。