第29話 (無題)
「・・・・・・・」
やっぱり ハッキリさせたほうがいいよなぁ
教室に戻り女子にかこまれたカノンの元へ行く。
「カノン 話したいことあるから放課後裏庭来いよ」
「・・・あぁ 別にいいけど?」
なんの話されるかわかってるかのような表情だった。
それに軽くイラつきを感じる。
余裕がない・・・なぁ
「ぁ 飛鳥!」
この声は・・・
「燐・・・?」
「あの ね ちょっと来て!」
「・・・どうかしたか?」
燐が教室を出る。
また廊下かよ・・・
なんて 燐に呼ばれてんだから思ったらだめか・・・
「燐?どうしたんだよ」
「ぁ あのさ・・・」
燐は上目遣いに俺を見る。
無意識なのかもしんねぇけど・・・内心ドキッとすんだよなぁ この表情。
「お祭り・・・2人で・・・行きたいんだけど」
言い終わると燐はぎゅっと目をつむる。
「・・・や・・・その・・・2人ではちょっと・・・」
そういうと燐は泣きそうな顔をした。
「え・・・?燐?」
「・・・・・わかった もういい」
「おい 燐?なんでなきそうなんだよ?」
「泣きそうじゃないもん!!ほっといてよ!」
燐は涙目でそう言って教室へ入っていった。
「・・・意味わかんね」
勝手に泣きそうになって その上逆ギレェ?
意味わかんねぇ アイツ・・・
俺 何か悪いことしたっけ?
なんで泣きそうになるんだよ?
あんな顔 もう見たくないのに・・・
無題にしてすいません;;
題名ってつけるの苦手でして・・・;;
たまにこういうことがあるかもしれませんができるだけ考えます!本当にすいません!!