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異世界便利屋、トゥットファーレ!  作者: 牛酪
四章.名・B・探偵、ライカちゃん!
87/110

クリスマス(?)番外編.ハッピークリスマス・メリー○○

クリスマスという事で、番外編です。それでは、どうぞ。

「ハッピーハロウィンよ!」

「ちょっと待て」


聞き間違いだろうか。いや聞き間違いだろ。うん。


「やり直すぞ」

「分かったわ」


一息おいて、もう一回。テイク2だ!


「ハッピーハロウィンね!」

「ストップ!ストーップ!!やり直したのに何同じボケかましてんだお前は!!」


…………現在地、便利屋のリビングにて。懲りずに同じボケをかますリヴィが、そこにはいた…………。


ちなみに、ルミネとライカは散歩に出かけた。


「…………これには山よりも深く、谷よりも高い事情があるのよ」

「それ、平地じゃない?なんら大した事情でもなくない?」

「実はね…………この前、ハロウィン編をやったでしょう」

「やったな」


こいつがハイビスカスの仮装をしてたあれだな。それがどうしたってんだ?


「最後の一節を、よく思い出して欲しいの」

「最後の一節?……………えっと、確か」


持ち前の記憶力でアクセス数を1増やしながらセリフを思い出す。…………カンニングじゃ、ないよ?


『なんかやべぇ奴がいた…………!?

《To Be Continued…………》


…………あれ、これ続くの!?マジで!?』


「あれ!?続き無くね!?」

「作者がすっかり忘却してたらしいわ」

「クソじゃん!」


続きは来週!とは、何だったのか…………。待ってた人いたらどうしてくれんだよ…………。本当に、すみませんでした!


「という訳で、ズッカとかなんとかのせいで日付的にはクリスマスだけどハロウィンなの」

「なんてややこしい…………さっさと倒さないとじゃねぇか」

「そうね。早速倒しに行くわよ」

「あぁ!」


【別の場所にて】


「第一回!『ハッピークリスマス、メリーハロウィン!世界を懸けたページ横断ウルトラトゥットフォーレクイズ』開幕です!司会はわたくし、ナナでお送りしまーす!」

「ちょっと待て」


おかしい。何もかもがおかしい。


「どうしたんですかレイさん?馬鹿みたいな顔してますけど」

「いや、ナナさん…………これ、どういう事なの」


ボタンと液晶ディスプレイが付いたバラエティでよくある机。そこに座っているのは、俺、リヴィ、ルミネ、ライカ、リヴィ、ズッカことカボチャ王。


「ズッカさんが『我は戦闘能力は無いので、バトるならクイズで』と言ってらっしゃったので、公正に第三者たるわたくしが出てきた所存です」

「何から何まで全ておかしいよ!何だ、そりゃ!戦闘能力無いのかよ、お前!」

「我、カボチャなのでな。闘う力などあるまいて」

「じゃあなんで一ヶ月前、強キャラ臭出して出てきたんだよ!」


カボチャの王とクイズ対決。…………俺は某首を振って空を飛ぶドラゴンのゲームでもやらされてるのか?


「あ、因みに問題作成と監修はフェルさんとロッシェさんでーす!」

「よりによって何でその二人に!?」


バーサーカーに変態、そして変態の運営するクイズ大会。この時点で帰りたい。俺のクリスマス、どこ行ったの?


「楽しみね。腕がなるわ」

「全問正解してやるですよ!」

「…………なんで、こんな事に…………」


散歩から帰ってきた瞬間巻き込まれた二人。バ…………じゃなかった。一人は楽しそうで、もう一人は憂鬱な表情。…………俺も同感だよ、ルミネ…………。


「勝った方には宇宙旅行をプレゼントします!それでは行ってみましょう!!」


そんなベタな口上を合図に、クリスマス感もへったくれもないクリスマス特別企画が始まった…………!


『問題:ルミネの職業は?』


あれ、意外と簡単?


「らくしょーらくしょーでーす!」

「流石にこれは間違えないわ」

「それでは、解答オープン!上から順にレイさん、リヴィさん、ルミネさん、ライカさん、ズッカさんです!」


『アルケミスト』

『アルケミスト』

『アルケミスト』

『アルケミスト』

『アルケミスト』


「はい!全員正解です!1ポイント獲得ー!」

「なんでお前まで知ってんだよ」

「この日のために全話読み返してきたのだ」

「意外と律儀!?」


…………まぁ、でもこの調子なら大丈夫そうかな。クリスマス感と言うものは消し飛んでいるけれど…………。


「では、次の問題です!」


『ライカの職業は?』


おっ、次もボーナス問題か。


「間違える訳がないわね」

「いけるいける」

「はーい!解答オープンです!」


『左遷使』

『ウィザード』

『ウィザード』

『ウィザード』

『類まれなるバカ』


「あの」

「すごい!またもや全問正解です!!」

「何でですかー!?えっ、ちょっとマジで何でですか!?」


うん。簡単だったね!ライカは左遷使、これ常識。


「因みに『クソバカ』『爆弾魔』『探偵(笑)』も正解でした!」

「ナナさん!?私に対する悪意しか感じないんですけど!?」

「あ、この問題だけわたくしがつくりました」

「悪意!悪意がこもってます!」


容赦ない言葉がナナさんからライカに放たれる。…………左遷使って答えた俺も悪いけど、ナナさんも大概だよな…………。流石暗黒パセリ。


「事実ですし諦めてくださいライカさん見苦しいですよ☆」

「うわーん!腹黒精霊が虐めてきますルーちゃぁぁぁん!!」


耐えられなくなったライカがルミネに泣きついた。


「よしよし、今後はバカって言われないように更生しようね」

「ぐすん…………意外と辛辣…………」


ライカが泣き止んだ所で、勝負再開。今のところ、イーブン。これは勝てるのでは…………!?


………………でも、勝って宇宙旅行を手にした所でズッカを討伐出来た事になるんだろうか?…………深く考えるのはやめよう。


「では、次の問題!」


『閲覧出来ません』


「…………エラー吐いてるわよ」

「…………あ、これロッシェさん制作の問題ですね。確か『ドルチェさんの今日の下着はどれでしょう』みたいな問題だったはずです」

「最悪極まりない」


検閲がかかったと言う事は、ドルチェにバレたのだろうか…………。お仕置されてるだろうけど、同情の念は1ミリも湧いてこない。 自業自得だ。


「まぁ、気を取り直して、次です!」


『ナナの本名は?』


「いきなり難しいわね…………」

「えーっと、何だったっけ。えっと…………」

「フハハハハ!余裕!余裕である!」


えっと…………これで合ってたっけか?


「はい!解答終了!皆さんの答えはコチラ!」


『パセリーノ・パセボイルイタメテーゼ・パセ・パセンクル・プレッツェーモロ・コクトゥーラ・パセリパセランド・パセニンファ』

『クソパセリ』

『パセーナパセパセパセリーゼパセリ・パセリーノパセリッパ』

『パセリちゃん』

『パセリーノ・パセボイルイタメテーゼ・パセ・パセンクル・プレッツェーモロ・コクトゥーラ・パセリパセランド・パセニンファ』


「凄いです!レイさんとズッカさん、正解でーす!」

「良かった…………合ってた」

「当然であるな」

「あー、そっちかぁ…………」

「なお、リヴィさんはムカつくので退場です」

「ひどいわ」


ナナさん、『公正に』って言ってなかった?横暴の限りを尽くしてない?


リヴィは続ける気満々だったが、突如現れた黒服の男に連れていかれ…………その後どうなったかは、分からない。心配だな…………黒服の人が。


「それではクイズ続行です☆」


その後、実に沢山のクイズが繰り広げられた。『便利屋メンバー以外で4章まで皆勤賞のキャラは?(ただし、セリフがあったキャラのみとする)』、『七賢者の酢豚の本名は?』『リヴィの魔法端末の着信音は?』など、非常にマニアックなクイズが…………。正解は後ほどって、作者が言ってた。


ともかく、一進一退の攻防を繰り広げて。俺、ルミネ、ライカ、ズッカの得点はそれぞれ12、14、11、10。接戦のまま、勝負はラスト問題へと…………。


「ラストの問題は、コチラ!正解したら5ポイントあげちゃいます!」

「逆転のチャンスであるな」

「その通り、では、問題でーす!」


『今日、わたくしは何回「です」と言ったでしょうか』


「いや難しくない!?えっ、わたしそんなの覚えてないよ!?」

「ふっふっふ、ライカちゃんの圧倒的記憶力を持ってすれば…………」

ズル(別タブ確認)は禁止ですよ☆」

「うっ!や、やるわけないじゃないですか!まったく!」


そうだぞ!…………と言いながら、記憶(過去話)のリンクにかけた手を話した。未然なので、セーフ。…………多分。


記憶を本当に呼び起こして…………勘でしかないけど、答える!


『では、解答オープン!』


『20回』

『17回』

『33回』

『18回』


「果たして、正解者は居るのでしょうか!?」


その言葉に、息を呑む。勝ったのは…………誰。


「正解はー…………!」


場に満ちた緊張の後、ナナさんが示した答えは…………


「18回です!!おめでとうございます、ズッカさん!!」


カボチャ王の勝利だった…………!


クソッ…………。ってことは、コイツは世界を永遠にハロウィンのままにするって事じゃねぇか…………。阻止出来なかった…………。便利屋的に言えば、依頼失敗だな…………。


『商品の宇宙旅行はすぐ行ってもらいます!では、魔法陣で転送させて頂きますね!』

「あい頼む」


ナナさんが展開した魔法陣に包まれ、ズッカが姿を消す。


「…………はい!これであのバカボチャは永遠に宇宙から帰って来れません!この世界の季節行事は守られました!」

「いやそれが目的だったの!?」


…………ちなみに、この後はみんなでクリスマスパーティーをしましたとさ。


…………本当に何だったんだこの回…………。

ハロウィンの件はリアルのゴタゴタで完全に頭から吹っ飛んでました…………ごめんなさい…………。続きの要望があれば純ハロウィン後編を出します。


ちなみに、クイズの答えは「ディアブロ、ドルチェ、ロッシェ」、「マハネール」、「オクラ殺しのミキサーマン」です。全問正解した人がいたら、作者以上です。だって、ミキサーマンの存在すら忘れていたんですから…………!(読み返して思い出した)


年内の更新はあと一回です。

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