表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/10

第7話

はい、暫く放置(以下略)。

豪華客船の事件から一週間後の朝。



ドォォォォォォォン!!!



三式・飛龍(白)こと白龍から、爆発音が響いた。




=========


???

「ほら、遅いよー?頑張れ頑張れー。」


爆発の原因は、腰にトンファーを下げ、腰まで長い髪をポニーテールでまとめた女性を第3班の生徒達が、武装、技、訓練用機動装甲を使って彼女を追いかけ、攻撃を当てようとしていた。


ホムラ

「くっそ!やっぱ飛鳥あさひ大尉速えー!」

カブト

「飛龍隊隊員は伊達じゃ無いという事だ。」


彼女、飛鳥あさひに向けて火球を乱発しながら悪態をつくホムラに、訓練用機動装甲を着けて追いかけるカブトが現実を言い放つ。



=========

飛龍隊。

白龍を拠点に、大島ライガの息子、大島タイガが率いるガーディアン日本支部の一部隊。彼らの実力は、総力で一つの地方の半分は奪還できるほど。


飛鳥あさひ。

飛龍隊所属の戦闘隊員。階級は大尉。トンファーと己の脚で、速さを重視の格闘を得意とするEFエヴォルファイター


=========


GTSでは、彼女のような隊員や隊長が講師になり、丸一日の特別授業がある。

そして今日がその日であり、授業内容は、「今日一日私は逃げるから、皆はそれを追って攻撃を当てる。ただそれだけ。」というものだった。

しかも当てた者には、「次の週の月曜を休日扱いとする。」という褒美まで出す始末。お陰で生徒達はやる気を上げたが、結果は上の通り。


ホムラ

「ええい!これじゃあ丸一日、技出しながらマラソンしてるようなもんだぞ!!」

カブト

「その心配は無い。」


イラつき始めたホムラを落ち着かせるようカブトがそう言うと、


カブト

「ウチには彼女に追いつけるのがいるからな。」



=========


同時刻。あさひが逃げ回っていると後ろから気配を感じとり、咄嗟に横へ跳んだ。

瞬間、あさひがいた所に槍が突き出していた。

そして彼女は後ろに振り向き、槍の持ち主に言い放つ。


あさひ

「来ると分かってたよ、ツキヨ。」

ツキヨ

「第3班、3年A組飛鳥ツキヨ。姉さん、今日こそ勝ちに行きます!」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ