表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/15

⒈ 気づいたら見知らぬところに立っていました

初投稿です!

見切り発車感がすごいですが、なんとか完成まで頑張ります。

不備な点も多々あると思いますが、暖かい目で見守ってください!

夜露死苦お願いします!

その日は平日だった。


いつものように退屈な授業を終えて、友達とどうでもいいおしゃべりをしてから帰途につく。連れ立っていた何人かの友達とも別れて、ひとり家までの道を歩いていたときだ。


夕焼け空が一際明るくなったと思ったら、次の瞬間には全く景色が変わっていた。


家の近くの住宅街を歩いていたはずなのに、目の前に広がっていたのは抜けるような青い空と緑あふれる森。一瞬の静寂の後、誰かが息をのむような音が聞こえてきた。


音のする方を確認しようと首をめぐらすと、僕はどうやら少し高い台のようなものの上に立っているようだった。下の方にはこちらを見つめる人々の顔が並んでいる。


「えっと・・・」


思わず呟くと、居並ぶ人々の中から一人のおじいさんが立ち上がり、台のすぐ下まで進み出た。


「ようこそおいでくださいました、神子さま」


その人は穏やかな笑顔でそういうと跪いて頭を下げる。彼にならうように、他の居並ぶ人々にも同様に頭を下げられた。


「みこ?」


僕は状況が飲み込めず、ただ困惑して一歩後ずさると、右肩にかけていた通学カバンの肩紐を両手で縋るように握りしめてその場に立ちすくんだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ