日仏自動車連合問題の真実
信じるか信じないかはあなた次第です――
自動車にも経済にも国際問題にも全く興味の無い私が、全て妄想だけで日仏の自動車メーカーについて語りたいと思います。
まず日本産自動車、略して日産についてですが、日本で製造される自動車は全て日産です。大手メーカーとしてはトヨタ、ホンダ、ニッサンなどがあります。皆さんのご家庭にも一台ぐらいはトヨタさんがいらっしゃるのではないでしょうか?トヨタ、ホンダ、ニッサンは御三家と呼ばれており、徳川御三家の流れを汲む歴史ある家名です。
最近では、自動運転と称してニッサンさんがロボットダンスを踊る姿が展示会で見られるようになりました。世界中の自動車メーカーがロボットダンスの拡充に勤しんでおります。特に日本の大手では福利厚生や社内研修が充実しており、新入社員には研修でロボットダンスを教え業務の自動化を図っているようです。そのため、ロボットダンスを習うためだけに自動車メーカーへの就職を希望する若者も多く、就職人気ランキングでは上位をキープしています。しかしながら、若者のロボット化を憂う識者からは懸念の声も挙がっております。
また、自動運転と同時に電気自動車化が推し進められています。産業革命以降、自動車は長らく蒸気機関が主流でありました。これは蒸気を発生させることで、部屋が加湿されるというメリットがあり、乾燥するこの季節には欠かせません。そのため自動車は冬の季語となっております。真冬の朝、雪をかき分け蒸気を挙げながら走る自動車は大変風情があり、望郷の念を覚えますね。部屋を加湿できると言う点、冬の風情を感じさせるという点、この2点から日本産自動車は蒸気機関が使われてきたのです。四季を大事にする日本人にとって自動車は切り離せないない関係となっておりました。しかしながら時代の流れとしまして、電気化が進められています。こちらのメリットは電気で駆動することから、よりハイテクな感じがしてカッコいいという点が挙げられます。若者はカッコいいハイテクには勝てないのです。言うなれば、従来式の蒸気式は演歌、電気式はPOPSと考えてもらって構いません。最近の若者が和歌や俳句を嗜まないことも関係しているかもしれません。これを読んでいる若い方の中には、自動車が冬の季語であることをご存じなかった方も多いのでは無いでしょうか?日本文化の継承者として積極的に周囲に啓蒙して行って貰えればと思います。
一方、フランスのルノーですが。これはルノワールの親戚です。皆さんご存知の画家でありながら喫茶店としても活躍しているルノワールです。ちなみにシロノワールも遠縁にあたります。ルノワールが画家から喫茶店に転身した経緯は皆さんご存知だと思いますので、本文では割愛させていただきます。
それでは何故、有名な喫茶店の家系に生まれたルノーが日本産自動車を支配することになったのでしょうか?察しの良い読者の方は、もうお分かりだと思います。これには日本人のお茶文化が深くかかわっております。日本人はお茶が大好きです。お茶を道にまで高めてしまうほど大好きです。愛してやみません。私もお茶が大好きです。そんな日本人と喫茶店の関係について考えたことはありますでしょうか?喫茶店とは読んで字のごとく、お茶を飲むことのできる飲食店です。そんな夢のような店をあなたが街中で見かけたらどうしますか?誘蛾灯に吸い寄せられる夏の虫の様に、ふらふらと迷い込んでしまい、まんまと一杯飲まされてしまいますよね。お茶を愛する日本人ならば、抗いがたい感覚です。恥じることはありません。日本人ならば当然の事です。しかしながら、喫茶店で供されるお茶を通して、カルロスへ畏敬の念を抱くように誘導されているとしたら……。
ところで、みなさんサブリミナル効果というものについてご存知でしょうか?人が認識できないような極小の情報が、潜在意識に影響を及ぼす効果の事を言います。有名なところでは、映像にメッセージを1コマだけ挿入して、繰り返し流すことで視聴者の潜在意識に働きかけるというものがあります。なぜ、ここで急にサブリミナル効果について話し始めたかと言いますと、私は喫茶店でサブリミナル効果による潜在意識への刷り込みが行われているという事に気づいてしまったからです。
先日、私はいつものように平日の昼間から街をふらついておりました。すると、喫茶店の看板が目に入ってきたのです。お茶が飲めるとなれば、日本人である私といたしましては、据え膳食わぬは男の恥とばかりに入店してしまいました。そして、すかさずアイスティーを頼んだわけです。お茶を愛するだけに愛すティーです。愛すティーです。重要な事なので2回言いました。注文を待っている間に店内を見回すと、備えつけの液晶ディスプレイにカルロスが何度も何度も映っておりました。チャンネルが変わってもカルロスは出てきます。どのワイドショーもカルロスです。カルロスでV字回復やねんからの東京地検です。この巧みなコンビネーションが何度も繰り返されていました。これです。これがサブリミナルです。
日本人は喫茶店を見かけると否が応でも入店してしまいます。そして、入店したが最後、カルロスを刷り込まれてしまうのです。そして、徐々にカルロス無しでは生きてはいけない身体にされてしまうのです。私も既にノーカルロス ノーライフです。食欲、性欲、睡眠欲に+αしてカルロス欲が芽生えています。こうやって、日本人のお茶を愛するという文化的な特徴を利用して、ルノーは日本産自動車を支配してきたのです。
そして、そのルノーをフランス政府が支援しているのです。もうわかりますね。これはフランス政府による日本への侵略です。
これは、喫茶店だけではありません。フランス政府は電気自動車化を進めています。若者のハイテクでカッコいいのが好きであると言う習性を利用した戦略です。ヨーロッパで電気自動車なのです。ハイテクでカッコいい上に、おしゃれ感が出てきます。もう日本人の若者は骨抜きです。
上述のような、卑劣なフランスによる『ノーカルロス ノーライフ戦略』に官僚たちも気づいてしまったのでしょう。そこで慌てて、私たちのカルロス様を拘留してしまったのです。
これが私の知っている日仏の自動車問題の真実です。
信じるか信じないかはあなた次第です。
カルロス分が不足してきたから喫茶店行ってきます。
ところで、これって冗談で済みますかね?私、消されますか?