表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMORPG 光猫と闇犬のマジックランド  作者: かけ蕎麦一杯100万円
プロローグ[システム&設定説明]
2/14

プロローグ-2

=光猫と闇犬のマジックランド=は何と言っても、NPCと会話ができる事である。

類を見ない、かなりの自由度とやりこみ要素の多さも人気の理由である。


最初は糞ゲー扱いされていた、『死=キャラクター消去と言う、一度きりのプレイヤーキャラクター』もこのゲームの狙いや遊び方を開拓できたプレイヤーからは「死んでも、今まで一緒に冒険してきたペットとの突然の別れや、ギルドの仲間との別れが、もう一度キャラクターを作り直すことのめんどくさいという感情を超え、自分とは別のもう一つの人生を生きていたようで、涙が出ました」

「ギルドと何かあった時、引退のきっかけ、初心に戻りたい時などに役立ちました」

などなどのプレイヤーの声がある。

--涙を流すのはやりすぎだと思うが



サクリュウは、このゲームのランカーギルドである<テルミット>のギルドリーダーをしている。

テルミットには、全員で100人超のメンバーがいる--が、その大半が誰かのサブキャラだったりする。

このゲームは有料であり、出たばかりのVRということもあり、プレイヤーは社会人が大半だ。

自由度の高さから、このゲームは公式の方である程度のマクロの使用も認めている。

なので、大半のプレイヤーは自分の私利私欲のため、サブキャラをマクロを組んで操作している。

--マクロを組んでも、周りのプレイヤーもやっているため差はつかないのだが


この世界には職というものが定められていない。

クラスというものをいくつも取っていき、それらを組み合わせて職にする。

クラス1つは100Lvが上限で、職の上限は300Lvになる。

ちなみに、職の上限300Lvは1Lvのクラスを300個取ってもいいし、100Lvのクラスを3個取ってもいい、プレイヤーの自由である。

一般的には、自分のメインで使いたいクラス一つを100Lvまで育て、そのほかは、自分のプレイスタイルによってとるクラスを変えていく。

ソロプレイを目指しているプレイヤーは自己回復や自己強化ができるクラスを数個取り、メインのクラスと相性のいいクラスをとったり、パーティプレイを目指しているプレイヤーは味方の支援に頼り、攻撃特化の脳筋職を作ったりする。

中には、農民プレイなんてプレイスタイルを開拓したプレイヤーもいる。

そんなプレイヤーために農家スキルや鍛治スキルなどが取れるクラスが最近のアップデートで入った。

遊び方は無限大なのである。


もう一つの醍醐味は、動物好きにはたまらない、ペットシステムである。

ワールドを散策しているとそこら中にネコ科とイヌ科の動物がいる。

この動物たちにエサやスキンシップ、たまには戦闘をして仲間にすることができる。

その後、レベルアップでもらえる首輪をつけると、そのペットの言葉がわかるようになり、会話できるようになる。

他のプレイヤーからは「ニャー」や「ワンワン」と鳴いているようにしか聞こえないが、自分の首輪をつけたペットの言葉だけはわかるようになる。

これだけではないのだ。

ペットには特殊能力がある。回復魔法や攻撃魔法を使える者、時のは武器を持って一緒に戦うなんてことができる者までいる。

ペットには学習アルゴリズムがあり、人間のように練習を重ねることによって、立ち回り方や攻撃のタイミング、中には戦略を立てられる者もいる。

--言葉遣いが主人によって変わることもある。


このように光猫と闇犬のマジックランドの世界にはまって行く者が増えていったのである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ