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風間拓也編

今回は予告通り、他の勇者編です。

俺は刺激がほしかった。


異世界のように魔物がいたり、魔法が使えたりするような。

日本は平和だ。でも、学校にいって帰ってきて、ご飯を食べて寝る。ただそれだけだ。

そんな日常が、退屈に感じるようになったのはいつからだったかな?もう覚えてない。



だから、足元に魔法陣が展開されてるのに気付いたとき、初めはビックリしたが『異世界に召喚される?』と思ったらめっちゃ興奮した。

今まで生きてきて、ここまで興奮したのは初めてかもしれない。


これから異世界に召喚され、勇者として冒険して、ハーレムを作って行ける!!そう思うといてもたってもいられなかった。


自分の姿が消えた後、周りが光だした時誰かが「眩しいんだけど!」と叫んだ声が聞こえた後、異世界の女性の声が聞こえた。ついつい興奮してしまい急かすように言ってしまった。


そして、異世界に召喚されたあと、5人も同じ召喚された人がいたことに少しショックだったが、うち3人は少女で、1人ドストライクの子がいた。長い黒髪のポニーテールの子だ。桜ノ宮雫というらしい。なんとか話してみようと思ったが、そんな空気じゃないし、他の人もいる。それに王女様もめっちゃ可愛いし、とりあえず話の流れに合わせるか。まだ始まったばかりだし!


にしても、高橋葵だっけか?女みたいな名前だから笑っちゃったけど。あいつマジでいらねぇなぁ…………異世界といったら召喚された勇者(俺)が美少女達と一緒に旅したりしてハーレムを作る展開だろ普通。

まあ、こればっかりは仕方ないか……ハーレムは諦めるけど、恋愛はあきらめないけどな!!とりあえず今の狙いはもちろん桜ノ宮雫と王女様だ!!!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



っと思ってた時期が俺にもありました。なんと高橋葵の魔法属性がこの世界に存在しないものだったらしい。ステータスが全部俺よりも高いのはかなりうざいけど、あっちは年上だからか?わからん…………。

まあ、いいや。これで城を追放とかになったら俺のハーレムを実現できる!!!ヒャッハー!!!!これは何としてと高橋葵を追放する方向にしなければ……たぶん、国王達は高橋葵を追放するだろうから(話の流れに的に)、今のうちにどうやって追放するのに賛成するか考えとくか。

てか、高橋葵。何桜ノ宮雫と話してんだよ!!しかも楽しそうに……

っ!!何あの桜ノ宮雫の照れた笑い方!!!可愛えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

くっそ……高橋葵め……マジで気に入らない。桜ノ宮雫に話しかけられて、俺よりもステータスが高くて、おまけに顔もそこそこいいとか……。

たが、もう少しの辛抱だ。もうすぐ、こいつは国王達から追放されるだろう……たぶん…………。あとはそれに便乗すればいいだけ!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



案の定、高橋葵は追放されることになった。国王ナイス!!

けど、やっぱり高橋葵は拒否するよな……当然か。それに何で桜ノ宮雫は高橋葵と一緒に行くっていってんだ…………お前は俺のハーレムに必要不可欠だからどっか行かれると困るんだよ。

だからそれらしいことをいって桜ノ宮雫を引き留めることにしたけど、なんか俺の話を聞いた二人が絶句している。フフン、俺の正当な言葉に驚いているのか。国王も、桜ノ宮雫にその通りって言ってるしな。

それでも桜ノ宮雫はずっと高橋葵と一緒に行くと言い続ける。なんなんだよ、くそ。俺と一緒にいた方がいいに決まってるじゃんか。

お、高橋葵が桜ノ宮雫をここに残るように説得してる!今だけはナイス!


結果、桜ノ宮雫が残ることになったのだが、桜ノ宮雫は最後に「ある程度強くなったらあなたのもとにいくからね!」と真剣な表情でいいやがった。そいつの何がいいんだ!!!俺の方がいいだろう!!!ステータスは俺の方が低いが、すぐに追い抜いてやる!!!

桜ノ宮雫に気に入られて、マジで気に入らない。いつか、お前のステータスを越えて、桜ノ宮雫は俺の物にするからな!!!!!

そして俺はハーレムを築き上げる!!!!!!

なかなか風間拓也をゲスな感じにできたかなーと思ってます。これからもこいつはこんな感じで行くと思います。


内容に、高橋葵のそこそこ顔がいいと書いてましたが、次回、ちょんとした高橋葵の顔や髪などを書くつもりなので、よろしくです。

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