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第1話 ここはどこ?異世界です!

プロローグを少し編集しました。


展開を考えてたら、ごちゃごちゃしてきたので、ちゃんと物語になってるか心配。


※活動報告に投稿についての説明を書いたので、また見てください。よろしくですm(__)m

葵は自分の身体が透けていき消えていくのに気づいたあと、なんとも言えない感情でそれをただただ眺めていた。そして目の前が真っ暗になった直後、突然恐怖が吹き出してきたが声が出ず、ビクビクしていた。



まあ、無理もないだろう。帰宅途中に当然動けなくなり身体が透けていき、消えたのだから。

ビクビクしていたおかげで、当然光が目の前に現れたとき、葵は「ヒッ!!」と声を出してしまった。しかし、その時に自分以外の声が聞こえた。「きゃっ!」「キタキタキター!!!!」と。その声を聞いた葵は、1人ではないことに安堵した。




よかったー!!俺1人じゃなかった!!高校2年生が「ヒッ!!」って光ごときに驚いちゃったけど、「きゃっ!」って聞こえたから、大丈夫だろう、うん。けど、誰か「キタキタキター!!!!」って言ってたけど、頭おかしいのかな?それともこの状況を知ってるのか……?にしても、この光は何?なんか魔法陣?の光と似てるな…………



そう考えていると、魔法陣?のときのように、また光が強くなり、輝きだした。その現象に、つい葵は突っ込んでしまった



「またかよ!!!眩しいんだけど!!!!!!」と。



すると、それに対する返事が返ってきた。



「す、すいません勇者様方!今、魔法陣に間違いが発覚しましたので、魔法陣を再構築しております。ですが、もう少しで完成して、確実にこちらに召喚できますので、申し訳ありませんがもう少しそのままお待ちください。」



返事が返ってきたのにビックリした葵だが、本当に申し訳なさそうな声に「あ、すいません」と返事しそうになった。が、相手が言ったことが気になってその言葉を飲み込んだ。



ん?ちょっとまて…………今何て言った?勇者様方…………?それに召喚??どうい「やっぱりほら!!異世界に召喚された勇者ってことだよな!!キターー!!!!!」「その通りです。何がきたのかはわかりかねますが、もう少しそのままお待ちください。」…………あ、さようですか、説明ありがとうございます…………なんか人が一生懸命考えてるのに、横からあっさり答え言いやがって……しかもこいつさっきのキタキタキター!!!!野郎と同じ声じゃねぇか。あ、でも納得。こいつは今回のこの現象が異世界に召喚されたと予想して興奮してたのか。突然のことだったからまったくそんなの考えられなかったわ………キタキタキター!!!!野郎のことは肝が座ったやつか馬鹿か「ねぇまだ?!!周りは光が眩しくてわかんないんだけど!!!」うん、馬鹿で子供だ。少しはおとなしくできないんだろうか。



「もうできーーーーっました!お待たせしました、勇者様方。魔法陣が完成しましたので、再度魔術を行使します。」



了解で「まってましたー!!」……俺の心の中の声を見事邪魔してきやがる………なんかちょーっとだけイラッてしちゃったなー俺。まあ、しゃあないか、気持ちはわかるし。俺も転生とか召喚の小説を中学の時にめっちゃ読んだからなぁ。



すると魔術が行使されたのか、突然、変な浮遊感を感じた。それはすぐにおさまったが、光が更に強烈に輝きだした。思わず目を閉じ、手で目をかばってしまった。だんだんと光が収まり、少し目を開け前を見ると、自分はどうやら魔法陣の中心に立っているみたいだ。円柱型の白い建物みたいで、周りには何もなく広いけだが、床には魔法陣があった。魔法陣の外に目をやると、鎧をきた騎士達と黒い長めのローブのようなものを着た魔法使いのような人達と、白いがどこか水色に煌めいているような綺麗なドレスを着た金髪の女性がお辞儀をしていた。そして金髪の女性が顔をあけながら話始めた。



「大変お待たせして申し訳ありませんでした、4人の勇者さ…ま……が………た…………?あら…………?5人……………………??」



顔をあげて召喚された勇者達を見た金髪の女性が驚いたような、不思議に思ったような顔を浮かべた。周りの騎士達や魔法使い達も困惑している。さっそく問題発生。葵はなんか嫌な予感を感じた。



俺は横を見てみた。すると俺の他にも4人の人達がいた。4人共に少年・少女といったような年で若い。たぶん俺が一番年上なんじゃないかな?具体的には男がもう1人。女が3人だ。少年はめっちゃわくわくしてる。少女達は1人は不安そうで、1人は冷静に事の成り行きを見ていて、もう1人はこいつもわくわくしてるが、それを我慢しようとして顔が少しピクピクしてる。まあ、そんなことはさておき、なんか金髪の女性の話を聞く限り、1人多いらしいな。なら帰ってもいいかな?俺。嫌な予感するし。………たぶん無理だよねー、うん。それに帰すなら不安そうな少女からだな(帰りたそうだし)。



そんなことを葵が考えていると困惑していた金髪の女性が我にかえり、咳払いを1つしてから話始めた。



「すいません勇者様方、ここはウルフィストア大陸のグラド・ティーゼ。私はグラド・ティーゼの第1王女、フィー・グラド・ティーゼと申します。勇者様方はこれから私の父であるこの国の国王と謁見していただきます。そこでいろいろ説明がありますので、すいませんがご足労お願います。」



ここはウルフィストア大陸のグラド・ティーゼという国らしい。うん、よくわからん。まあ、それは仕方ないからおいといて、国王との謁見だけど、他の4人と視線を合わせたが、話を聞かないとわからないとみんなが思っていたようで、みんなが頷き、国王と謁見することに決まった。



「では、国王のところにご案内します。すいませんが、お先にお名前をお伺いしても?」



名前は一番端から準に言うことになった。ちなみに俺は一番最後だ。



「俺は風間拓弥!」

「私は桜ノ宮雫。」

「あ、あの…小林千尋…です。」

「私は林明日香よ!」



ちなみに上からキタキタキター!!!!野郎、冷静少女、不安少女、ピクピク少女だ。では、俺も名乗ろう。女みたいな名前なのに男だから驚かれるかな?



「高橋葵です。」



「女みたいな名前だな……プッ」



…笑われたんですけど

召喚されたらこんな感じの流れだよね?

なんかアドバイスもらえると嬉しいです。


次回、主人公の嫌な予感が的中。

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