表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雨天決行  作者: えび
1/1

スクランブル交差点 雨天

雨が降っていた。雨といってもぱらぱらと降る小雨で、肩が少し濡れる程度の。黒い艶の無い髪の毛をうなじの辺りまで伸ばした少女は人のごった返すスクランブル交差点の中で突っ立っていた。口を半開きにしてフードを深く被っている。その少女の肩に1人の少女の肩がぶつかった。

「ご、ごめんなさい」

少女は律儀にも謝罪の意を示す。が、フードの少女は聞こえているふうでも無かった。

謝罪をした少女は茶色い髪の毛を肩までのばして、何処かの高校の半袖セーラー服を来ている。茶髪の少女は紙の束を抱えていた。

茶髪の少女は束の中から一枚紙を抜き取ると、フードの少女に手渡して

「あ、あの、こういう女の子を見かけませんでしたか?」

と聞いた。フードの少女は渡された紙を舐め回すように見つめ、首を横に振った。

「そうですか…、この子、私の友達なんです。先月から行方不明で…」

見かけたら教えてくださいね、と茶髪の少女は言い残して人混みの中に消えた。

フードの少女は茶髪の少女の背中が見えなくなるまでじっと、見つめていた。

雨が降っていた。雨といってもぱらぱらと降る小雨。

はじめまして。えびです。なんだか初っ端からよくわからない話になって来ましたね笑

これからも投稿していくのでよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ