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幼児から始めるゆるゆる無双学園生活  作者: 蒼野湊
第3章 アステル魔術学園編

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第27話 アステル入都――受験受付と“魔力測定”へ


 アステル都市の巨大な白い城壁。

 その門は、魔力で浮き上がった文様が絶えず輝いていた。


門兵「次の受験者、進めー!」


ティオ「ついにだな……!」

ミーナ「はぁぁ……緊張する……」

ルカ「私たちなら大丈夫!」

シオン「ユ、ユウト……ぼくの魔力……変じゃないかな……?」


(いや一番変なのは俺だから安心しろ)


 


■ 受験受付所


門をくぐると、そこは“試験前受付”用の大広場になっていた。


・受験生の列

・案内の魔導板

・試験官らしき職員

・魔力測定台が何十台も並んでいる


(うわぁ……本格的だ……

 魔導都市ってこういうの毎年やってんのか)


受付の女性「受験番号を配布します。

 あなたたちは……五名のグループですね?」


俺「はい、ユウト・ミナトの一行です」


女性「では――

 受験番号:F-117〜F-121 をお渡しします」


ティオ「番号だぁぁ! なんか大会みたい!」

ルカ「首からぶら下げるやつかわいいね!」

シオン「ぼく……F-119……なんか緊張する……」

ミーナ「ゆ、ユウトは……F-118……」


(よし、全員連番)


 


■ 最初の関門:“魔力測定”


職員「次! F-117〜F-121、魔力測定ブースへ!」


ティオ「よしきた!!」

ルカ「楽しみ〜!」

ミーナ「ど、どうなるのかな……」

シオン「ぼく……数値、低すぎたらどうしよう……」


職員「安心して、魔力量は合否には直結しません。

 ただし、“特異魔力がある場合のみ別対応”となります」


(特異……俺のことじゃん!!!)


黒衣の少女の言葉がよぎる。


《あなたは、中心になる》


(これ、絶対フラグじゃん……)


 


■ ティオから測定開始


職員「F-117、ティオ・バルクくん。台の上に手を置いて」


ティオ「おう!」


魔導台が薄く光る。


《魔力属性:無》

《魔力量:D+》

《脚力増幅適性:高》


職員「優秀ですね、初級では上位の脚力です」


ティオ「やった!!」


(さすがティオ、脚力バカだけど強い)


 


■ ミーナ


ミーナ「ひ、ひぃ……こわい……」


《魔力属性:水》

《魔力量:C-》

《治癒適性:中〜高》


職員「治癒の素質が非常に高いです。素晴らしい」


ミーナ「え……わ、私……高い……?

 よ、よかったぁぁ……!」


(ミーナは支援型の才能が抜けてるな……)


 


■ ルカ


《魔力属性:土》

《魔力量:B-》

《身体強化適性:“非常に高い”》


職員「え!? あなた、この年で“強化適性S寄り”……?」


ルカ「えっへん!」


(お前ほんと怪物か……)


 


■ シオン


《魔力属性:光(A)》

《魔力量:A》

《暴走率:高》

《安定化履歴:外部補助あり》


職員「光A!? すごい……!

 ただし暴走率が高いですね……」


シオン「は、はい……」


俺「大丈夫。調整すれば落ち着きます」


職員「調整? 君が……?

 後で詳しく聞きますね」


(うわ、俺にフラグ立った……)


 


■ ついに俺の番


職員「では最後、F-118 ユウト・ミナトくん」


(来る……!

 これが学園初の“俺の評価”……!)


魔導台へ手を置く。


ぎゅるるるる……


光が台の内部を走り――

突然、


――パァァァァン!!!


(!?)


台が一瞬だけ強く光り、職員が後ずさった。


職員「な……!?」

ティオ「うおっ!?光った!!」

ミーナ「ま、まぶしい……!」

ルカ「ユウト、すごっ!」

シオン「これは……“未分類系”の反応……!」


魔導台に文字が浮かぶ。


《魔力属性:未分類》

《魔力量:……測定不能》

《特異反応:有》

《補足記録:未知の“欠片反応”検出》

《学園上位部へ報告》

《指定:要観察対象(★)》


(……おい。なんで星ついてんの……?)


職員は目を見開いたまま、

俺をじっと見つめる。


職員「……君……

 “欠片反応”が……出ています……」


(欠片……!

 昨日の“声”も欠片って言ってた……!)


ティオ「ユウトなんかヤベェって!!」

ルカ「すごいすごいすごい!!」

ミーナ「ユウト……だ、大丈夫……?」

シオン「……やっぱり……ユウトは、ただの天才じゃない……」


職員は震えた声で言った。


「……あなたは後ほど“特例面談”があります。

 アステル学園の上層部が直接話をしたいと……」


(うわ、もう面談確定!?

 普通こんなに速攻呼ばれる!?

 俺、何した!?)


黒衣の少女の言葉が頭をかすめる。


《あなたは――“中心”になる》


(いやだとしても、もう少し静かに暮らしたい!!!)


 


■ その瞬間、背後で別の測定器が光った


バシュウウウ!!


別の台から眩い光が上がる。


受験生たち「うわっ!?」「なんだ!?」


測定板《光属性:A+》

《魔力量:A+超過》

《特異光質:高純度》


職員「り、リリア嬢……!?」


(……リリア!!

 あの子も測定してる……!

 俺と同時に……!)


混雑で姿はまだ見えない。

でも、確かに――リリアが来ている。


胸がまたドクンと鳴った。


(再会は……すぐだ……)


 

本話もお読みいただき、ありがとうございました!


少しでも続きが気になる、と感じていただけましたら、

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これからもどうぞよろしくお願いします!

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