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幼児から始めるゆるゆる無双学園生活  作者: 蒼野湊
第2章 学園への道と最初の仲間たち

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第18話 推薦状を手に、俺たちは村を出る(そして最初の魔獣が現れる)

 俺たち4人は、村長から推薦状を受け取り、

 ついに村の東門へ向かって歩き始めた。


(5歳での旅立ち……この世界じゃ普通みたいだけど、やっぱドキドキするな)


父さんと母さんは見送りに来てくれていた。


父さん「ユウト……気をつけてな」

母さん「困ったらすぐ帰ってきてもいいのよ?」

(母さん、それはそれで旅にならないから……)


 そしてバルド師匠は、

 いつものドヤ顔で俺に“石”を差し出した。


「ユウトよ、これを持っていけ」


(またなんかくれるのか)


「これは“簡易魔力鑑定石”じゃ。

 拾った魔物の素材が価値あるかどうか、光れば分かる」


(おいそれ普通に便利だな!?)


バルド「道中で稼ぎたいなら必須じゃ。

 魔物を倒すと“魔石ませき”が落ちる。金になるぞ」


(よし、これは経済的にもありがたい)


ティオ「よーし! ぼく、いっぱい稼ぐ!!」

ミーナ「魔石って……きれいなのかな……?」

ルカ「重たいのなら私が全部持つよ!」


(なんだこの頼もしさ)


 


■ そして――出発


「行ってきます!!」


 4人で声を揃え、村を出た。


(これが……俺たちの冒険の第一歩……!)


目的地は隣国にある大規模都市、

オズレア魔術学園のある“アステル街”。


距離にして徒歩で1週間ほど。

途中には森や丘、小さな街がある。


(油断はできない。でも仲間がいる……!)


 


■ 森道に入ってすぐ、魔獣が現れる


 道なりに進んですぐ、

 森の影がざわっと揺れた。


ティオ「来る!!」


 出てきたのは――


*《パフィラ》*


・体長30cm

・茶色もふもふ

・弱い魔獣

・単体なら脅威はない

・倒すと“魔石(小)”を落とす


(よし……初戦闘だ)


 


■ 幼年パーティの初戦闘!


パフィラ「ギュゥッ!!」


ミーナ「ひぃっ……!」


ルカ「ミーナ、後ろに隠れて!」


 俺は即座に魔力を展開する。


(まずは防御。展開型!)


「“透明防壁シールド”!」


パシィッ!


 パフィラの跳びかかりが弾かれ、地面に転がる。


ティオ「今だぁぁ!!」


 ティオが素早く横から回り込む。

 幼少ながら脚力は村一番。


ルカ「ユウト、どうする!?」


(攻撃は軽く。魔石を壊さない程度に……)


「“光弾ルーメンショット”・弱!」


ポフッ!


 小さな光弾が直撃し、パフィラはその場で気絶した。


 


■ 初めての“魔石”


 倒れたパフィラの身体がほのかに光り――


 ポロンッ、と“石”が出現した。


「これが……魔石……!」


 手のひらに乗るサイズの

 淡い茶色の小さな結晶。


鑑定石に近づけると――


ポワッ……


(おお、光った!)


◆ 鑑定結果:パフィラ魔石(小)

・売値:5シル

・属性:無

・用途:薬作り、燃料、学生の練習用


ティオ「やった!! 金になる!!」


ミーナ「きれい……!」


ルカ「この大きさなら、いっぱい運べそうだね!」


(いいぞ……

 旅の資金が手に入る仕組み、最高かよ)


 


■ 初戦闘を終えて


 ミーナは緊張で手が震えていたが、

 俺が笑って言った。


「大丈夫だよミーナ。

 みんなでいれば怖くない」


ミーナ「う、うん……!」


ティオ「次は俺がもっと活躍するからな!」


ルカ「ミーナ、後ろは私が守るよ!」


(うん……悪くないパーティだ)


 そのとき、成長ログが動いた。


◆ 戦闘ログ ◆

《ユウト:小型魔獣の討伐に成功》

《パーティ協調度 +5》

《魔石収集スキル Lv1 解放》


▼ 新機能:

・倒した魔物の“魔石のランク”が分かる

・鑑定石と併用すると効率上昇


(これは経済的にも超助かる……!

 旅の途中でしっかり稼げる……!)


 


■ 村の先の森の奥で――


 再び草が揺れた。


しかし今度は魔獣の気配ではなく、

“魔力の残り香”のようなもの。


(……誰か、魔法を使った……?)


ティオ「ユウト、どうした?」


「この先……魔法を使った人がいるみたい」


ミーナ「ま、魔法使い……怖くない?」


ルカ「強い人だったらどうしよう……」


(大丈夫。

 これは魔獣の魔力じゃない、人の魔力……

 しかも“光に近い波長”――)


リリアは旅から離れたはず。


だが――なんとなく胸がざわついた。


(……いや、リリアではない。

 けど、“光属性”の気配に似てる)


 このあたり、誰がこんな魔力を?


(気になる……!)


 俺たちは魔力痕の方向へ歩き始めた。

本話もお読みいただき、ありがとうございました!


少しでも続きが気になる、と感じていただけましたら、

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これからもどうぞよろしくお願いします!

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