表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宇宙(そら)の女神~転生先は異世界ではなく 異星でした~  作者: 三毛猫乃観魂


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

59/59

第五十六章 富士山へ

 エリスくんたちが出張します。

 地球に滞在中のエリスとダイアナとケイシーに仕事の話が来た。すなわち、エイリアン案件。

 密入星してきたエイリアンが犯罪組織と取引をするとの情報を掴んだのである。犯罪組織は出来るだけ、生きたまま確保、エイリアンは生死は問わない。

 取引場所は富士の青木ヶ原樹海。

 丁度、他のエージェントが別件で動いて手が足りず、エリスたちに仕事が回ってきたのである。

 早速、富永の運転するワンボックスカーで山梨県へ向かう。

 今回も助手席には炭田、後部座席にはエリスとダイアナとケイシーが並んで座る。


 ワンボックスカーで高速道路を走り、途中でサービスエリアでの休憩を挟んて山梨県入り。

 高速道路を降り、腹ごしらえをするためにほうとうのお店へ。

「五人ですが開いているでしょうか」

 炭田が丁寧に女性店員に聞くと、

「はい、開いております、こちらへどうぞ」

 女性店員も丁寧に席に案内してくれた。外国人に見えるエリスとダイアナとケイシーにも変わらない接客態度。

 店の中には外国人の姿がチラホラ見える。富士山目当ての海外からの観光客も多く、接客に慣れている。

 やがて運ばれてきたほうとう。味噌仕立ての汁で平打ち麺と野菜が煮込まれている。

 麺類は熱々が美味しい。みんなで手を合わせていただきます。

「かぼちゃが物凄く美味しい」

 ダイアナの表情がぱあっと明るくなる。

「麺の食感と汁が合っているじゃないか」

 飲むがごとく、ほうとうを食べるケイシー。

 エリスは前世でほうとうを食べたことがある。あの時に食べた懐かしい味と変わらない美味しさ。

『また、ほうとうが食べられるなんて』

 心の中で呟きながら、涙が出そうになるのを堪える。


 静岡県に入って富士山へ。

 ワンボックスカーを駐車場に止めて外に出た途端、ダイアナとケイシーは富士山を仰ぎ見た。

 しばし、二人とも見とれて何も言葉が出てこなくなる。

 前世でエリスは富士山を見たことがあるが、何度見ても見とれてしまう。

 富永も炭田も気を利かせて、声をかけないでいてくれた。


「大きいというより、神秘的」

「僕も同じこと思ったよ」

 ダイアナと同じ思い。今回だけではない、以前に見た時も神秘性を感じた。

「てっぺんまで登ってみたいな」

 見とれただけではなく、登ってみたいと思いをケイシーは持った。神秘性を感じなかったわけではなく、感じたからこそ登ってみたいと思った。

「まずは任務を優先してくださいね」

 炭田は遭難の心配はしていない、何せ三人はスペリオル。生身で宇宙空間に出ても平気なのだ。迷ったところで確実に生還する。

 ケイシーはタイタンと融合しており、流石に富士山程大きくはなれないが、巨人化できるのは遭難時には有利に働く。遠くまで見渡せることができ、障害物を乗り越えることができる。

 その分、目立つからMIBの仕事が大変になるけど。

「解っている、そのためにここに来たんだ。登るとしても任務の後でだ」

 まかりなりにもプロ、自分勝手な行動はしない。







 山梨県から入ったのはほうとうを出したかったから。

 ほうとうは美味しかった、特にかぼちゃ。

 本当に富士山は奇麗で見とれてしまいます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ