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エッセイ

昭和ウルトラシリーズの想い出~タイラントとお母さんは凄いよ~

作者: HOT-T

 さて、私HOT-Tは何を隠そう特撮シリーズの大ファンです。

 ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊と私の中のヒーロー観はこれらが下地になっていますね。

 連載作品『光の戦士デュランダル』はウルトラシリーズのエピソードを軽くですがオマージュしていますしね。


 それで、ふと今回は昭和ウルトラシリーズ『ウルトラマンタロウ』から暴君怪獣タイラントについて紹介しようかと思います。

 このタイラント君が出てくるエピソード、怪獣の強さもさることながら随所随所で『何でやねん』となって面白いおすすめエピソードです。


 まずこのタイラント君ですが様々な怪獣の強い部分が合体した合体怪獣です。

 合体系は過去にもいるのですが合体怪獣と言えばこいつってくらい有名ですね。

 デザインも『ああ、こいつは強いわ』って一発でわかるくらいかっこいいです。

 

 こいつは地球を目指して宇宙を進行中、行く手を阻んで来たウルトラ兄弟たちを『5人抜き』してしまうというとんでもない猛者です。

 どうしても主役でなくなるとかませになってしまうゲスト戦士達ですが今回は豪華にも5人ともかませ扱いになってしまいます。

 しかも他の戦士への連絡手段として放ったウルトラサインを妨害したり中々の頭脳派です。


 そんなとんでもない奴が地球目掛け侵攻しているんです。さぁ、主役のタロウはどうするって感じですが……まあ、有名な話ですがこの時、タロウの人間態は『正月を満喫』していました。

 何なら防衛チームの『通信機を置いて』出た結果、緊急時に連絡が付かないとかいう軽く処分ものな事をしています。

 一応、自転車に乗れない少年の練習に付き合ったりしているのですが、まあ、何というかそれに熱中するあまりせっかく地球に届いたウルトラサインのひとつを『見逃す』というやらかしまでしています。


 とまあ、シリアスと『何でやねん』がいい塩梅で入り混じった本話。

 最終的には少年は自転車に乗れるようになり、タロウも決死の覚悟でタイラントを撃退するという熱い内容になっています。

 ですがここでエッセイのタイトル回収です。

 

 怪獣が降り立ち大暴れ、人々が逃げ惑う事態になった本話ですが同日の夕方であるラストシーンでは少年のお母さんが『ごはんよー』と『何もなかったみたいに』彼を迎えに来るのです。

 よくラストシーンだけ後日でちょっと落ち着いてからって話はよくあるのですが今話は間違いなくほんの少し前まで怪獣が街で大暴れして巨大なウルトラ戦士が戦っていた状態。

 そんな中、のんびりと『ごはんよー』とやってくるお母さんに最後全部持っていかれる感じです。

 多分、怪獣が暴れる中でも普通にご飯の支度をしていたのでしょう。

 昭和のお母さんはやはり強い……いや、違うかな?


 いかがだったでしょうか?

 昭和シリーズは単話で完結するエピソードが多く時間も短い為か割とご都合主義な所があるのですがそういう所を楽しむのもまた、昭和ウルトラシリーズの醍醐味では無いかと思います。

 

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― 新着の感想 ―
[一言] 戦後復興を担った世代がまだ現役だった頃かな? 多くの人が焼け野原になった日本を知っているので、怪獣が暴れまわったくらいでなんだって思っていたのかもしれませんね。 子どもたちはともかくとして、…
[良い点] ヤプールやメフィラス星人などがタイラントを操っていてウルトラ兄弟を倒すのを支援していたと思います。 お兄さんたち各惑星にしていたのは、偽のウルトラサインで各惑星におびき寄せられていたかも。…
[良い点] ゼットンとかキングジョーに並ぶくらい強いんだろうとは思ってたけど、五人抜きはすげぇなぁ。
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