表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
森で暮らしていたらゾンビ騎士と住むことになりました  作者: こーぎー犬
1章 意思疎通スキル
5/6

5.幼馴染との試合 2

正直に言いますとサボっておりました、ごめんなさい(真顔)


今回はノエル視点でお送り致します

私は、ロイスとの模擬戦の後

遠くでこちらを見ているアークを笑顔で誘ったわ、でもなぜかしら…2人とも引きつった顔で此方をみていたけど…何か顔についてるかしら…?


まぁ、結果的に言うと私はアークに勝ったわ…ええ、圧勝と言っていいほどでしょう、ロイスに比べたらね。


でも、おかしな事が…何個かあるのよね……。


それは、私が模擬戦を開始した時のこと


「アーク!速めに終わらせてあげるから覚悟しなさい!」


と私はアークを挑発させるように自信満々に言ったわ

でも、アークはいつものように噛み付くように返事をせず

アークらしくない返事で


「お手柔らかに頼むよ」


ってロイスみたいなことを言い出したの…この時、私は少しアークを不思議に思った…でも、たまにはこういうこともあるか…と私は自分で納得した


いつもなら、先手はアークが走ってくるのだが

今日は何故か来ない…多分スキルを警戒してるのかしら…。

じゃあ、先手必勝って事で私はスキルの『神速』を使い

右から横に剣を降った…。


普通ならこれで終わるはずだった、でもアークはこれだけじゃ、終わらなかった。


アークは見えるはずのない剣を弾いてみせたのだ

私は弾かれたことにびっくりして、後ろに引いた。

相手もなぜかびっくりした表情で此方を見ていた


(私がびっくりしてるのに…なんでアークもびっくりしてるのよ)

と思いつつ…わたしは次の攻めに転じていた


そこからは、何発か受け止められたが…スタミナが切れたのか、アークは負けを認めた。

負けを認めたのに、アークは悔しがってはなく訝しげな表情で悩んでる様子だった…。


何故、私が剣を受け止めたことに驚いたかって言うとね


『剣術』スキル持ちと『剣術』スキルを持たない人は、明らかに差が出る筈なのよ


例えば、『剣術』スキル持ちが横に軽く剣を振るだけで、風切り音が鳴ったり、木を切ってしまったりできるらしいわ


しかし、『剣術』スキルを持たない人が軽く降っただけじゃ、逆に剣に振られるので、見てわかる素人ぽさが出てしまうよ


でも、例外があり、剣に人生を費やした人、剣と共に生きた人は『剣術』スキルを持たなくてもスキル持ちに勝つことがあるというわ


じゃぁ、別に『剣術』スキルを貰わなくてもいいじゃない?って思うかしら…?

思わないわよね…だって、若いうちから剣の振り方、剣の持ち方、冴えやキレがこのスキルを授かるだけで分かってしまうのだから、あとは場数を踏んでいくだけで、立派な剣士になってしまうのだから…どれだけスキル持ちが優秀なのか分かってしまうのよね


でも、今回アークは私の『剣術』スキルに頼った攻撃を持たない彼が受けてしまった…たまたまならまだ悩む事なんて無かったわ

でも、彼は2回、3回と私の攻撃を躱したり弾いたりしたの、有り得るはずがないわ

それこそ、アークはまだスキルを隠してるって思った方が納得できるわ


(本当に…隠してる…?でも神父様は1つって言っていたものね…ありえないわ)


あと、1つ気がかりな事があったわね

アークの奴、試合中キョロキョロしてるのが印象的だったわ…初めは挑発してるのかなって思ったけど…ちゃんとこちらの動きを分かっているのよね

弾いたり躱したり…それが不思議すぎて思わずこっちが怖くなったわ…。


試合が終わって、アークは佇んでいるだけだったけど…はっと顔をあげ

一言二言私たちに言葉をつげ、先に帰っていったわ


でも、あの方向は森に向かう方向……なのよね。

最近、あの森によからぬ噂を聞いてしまったが故に心配してしまうけど、アークなら大丈夫よね。


(謎はアークに聞きそびれてしまったけど…また聞く機会があるわよね)


さ、残っているロイスを誘って『スキル』の研究でもしましょうか

アークもいたら良かったのに…先に行ってしまうなんて、連れないわね…。


あっ、まだ詳しくアークのスキル聞いてなかったわ、重要な事なのに

また会ったら聴いておかないとね。


だって、アークが私たちに「3人で騎士団に入ろうなって」言ってたんだもんね。

それぞれのスキルを合わせたら強くなること間違いなしね

もし、アークのスキルが使えなくても私たちが守ればいいの

だって、幼なじみだしね

次はアークに戻ります。

更新切らしてごめんなさい…

それと夏休みが終わってしまう…だがしかし私はまだペンを握ってはいない…ドヤ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ