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【登場人物紹介】

・龍神と仲間達


月華げっか 龍神りゅうじん


主人公。私立星陽高校に通う、高校2年生の少年。母親が魔女であり、同時に魔女の家系であっても本来ならば女性しか持たない筈の魔法を操る力を持って生まれたイレギュラーな存在。しかし何故男性である龍神が魔法を操ることができるのかという理由は今のところ不明。

魔女にだけ扱うことのできる魔法のスマートフォン【マジックフォン】を用いて戦う。戦闘時にはスマホにインストールされた魔法を使い、身体の一部を龍に変化させる、ストラップを剣に変えるなどして【恐魔】に立ち向かっていく。

特技は剣道。中学時代は都大会で3度、更に関東大会では2度優勝し全国大会にも出る程の腕前であったが、恐魔との戦いが激しくなった影響で辞めてしまった。しかしその腕前は今なお健在で、戦いにおいても見事な剣術を披露する。趣味はテレビゲームで、様々なジャンルのゲームを嗜んでおり高校生ながら割とヘビーなゲーマーでもある。



◆アルタイス


龍神の相棒のドラゴンで、愛称はアル。一人称は“ボク”で、性別はオス。魔女の力によって作り出された魔法生物の一種であり、普段は龍神のスマホの中で生活している。人語を話す事も可能だが、基本的に魔女以外には聞こえない。

匂いで恐魔を探知する能力があり、発見するとその都度スマホを通して龍神に伝える。必要に応じてスマホの外に出る事も可能で、時には龍神たちを背に乗せて長距離の移動手段としても使われる。

恐魔とは逆に、喜びや感動といった人間の正の感情を食べて生きている。それ故に食事を摂る必要は無いのだが、味覚自体はあるのでしょっちゅう色々な物を食べたがる。ちなみに好物はメロンパン。



瀬能せのう 真奈まな


今年から星陽高校に入学した1年生。魔女であるが、マジックフォンは高校入学と同時に与えられた(買ってもらった)ばかりであり、本人も龍神に会うまでは一度も魔法を使ったことが無かった。

元々はマジックフォンの使い方も母親から教えてもらう予定だったが、当の母親が教え下手なあげく機械音痴であった為に途方に暮れていたところ、偶然にも龍神がマジックフォンを使って恐魔と戦っているところに遭遇し、それ以降彼に教えを請うようになる。

素直で真面目だが、その反面やや天然で融通のきかないところがあり、若干思い込みが激しい。また、母親譲りなのか自身もパソコンなど機械類の操作が割と苦手。



九条くじょう 美鈴みすず


星陽高校3年生で、同時に生徒会長も務めている少女。実家は日本舞踊の家元であり、また代々伝わる魔女の家系でもある。幼い頃から日本舞踊を習っているが、それ以外にも趣味で和洋問わず様々なダンスを嗜んでおり、リズム感覚は抜群に良い。

普段から扇子を持ち歩いており、戦闘ではそれをマジックフォンの力で武器にしたり、巨大化させて戦う。突風を起こして敵を切り裂く他、熱風や吹雪、砂嵐など様々な風を操ることが可能。

成績優秀かつ容姿端麗といういわゆる才色兼備であり、生徒会長であるが故に教師陣からも頼られる程の真面目なしっかり者であるが、自分の思い通りにならない事があると子供っぽい口調で駄々をこねるという面倒くさい一面がある。



・魔女の関係者


月華げっか 夏美なつみ


龍神の母親で魔女。専業主婦。かなりの童顔で見た目は20歳前後の女子そのものだが、魔女は老化スピードが人間の約1/5である為、実年齢は龍神すら教えてもらっていない。

夫とは非常に仲が良く、非番の日には毎度のようにデートに行き、SNSのプロフィール写真もアプリで盛った夫とのツーショット写真にする程。息子である龍神からは完全にドン引きされており、最近は小4の小春ですら嫌悪している。

魔女故にマジックフォン自体は所有しているが、運動音痴と体力不足故に戦闘には不参加。その代わりに治癒魔法が得意である為、恐魔との戦いで傷付いたメンバーの治療を一手に引き受けている。



月華げっか 轟龍ごうりゅう


龍神の父親。刑事であり、役職は警部。剣道の有段者であり、息子である龍神に戦い方の基本を教えたのは彼。警察署内では剣道の指導を担当しており、そのしごきと言動から部下達からは鬼刑事と恐れられている。

年齢は44歳で妻の夏美よりも若いのだが、魔女である彼女の外見が20歳前後の女子である為に側から見たら父娘にしか見えない。

署に設置された不可能犯罪対策班(恐魔によるもの)の班長を務めているが、人間には到底解決できるものではないことを知っており、同時に息子の龍神に任せきりにしてしまっていることを歯痒く思っている。



月華げっか 小春こはる


龍神の妹で小学4年生。魔女ではあるものの魔法のコントロール能力がまだ未成熟である為にマジックフォンはまだ与えられていない。しかし本人はそれを自覚しており「高校まで我慢する」と自分から言える偉い子。

別にブラコンというわけではないが、兄である龍神とは一緒にゲームをしたり宿題を教えてもらう程度には仲が良い。また兄の影響からかゲームが大好き。

最近物心が付いたようで、自分達の両親の仲の良さが異常なレベルであるということに気付き始めた。それ故に家庭内での両親のイチャつきに対しては非常にドライ。



舞城まいしろ 十樹子ときこ


日本にいる魔女のリーダー的存在。星陽高校生を除く他の魔女達からは、大ババ様と呼ばれ慕われている。かつて中世ヨーロッパでの魔女狩りを逃れ、当時の日本に逃げ延びた数名の魔女の最後の生き残り。現在は星陽高校の理事長を務めており、陰ながら龍神達に協力する立場にある。

フランス出身らしく、今の名前は日本で生活する為の偽名であり本名は不明。同時に年齢不詳でもあるが、彼女が子供の頃に関ヶ原の戦いがあったと言っているので少なくとも400年以上は生きている模様。



草薙くさなぎ 源次げんじ


星陽高校の近くにある電器屋、クサナギ電器店の店員兼システムエンジニア。その正体は日本でも数少ないマジックフォンのエンジニアであり、龍神たちのマジックフォンの調整は全て彼が一手に引き受けている。

魔女の息子ではあるものの、自身は普通の人間であるため恐魔や魔法そのものは一切見ることができない。その為、魔法をデータ化するのは彼の母親が担当、データ化された魔法を各マジックフォンにインストールするのを彼が担当している。



・その他、魔女とは無関係な人物


小日向こひなた 甚太郎じんたろう


星陽高校2年生で、龍神のクラスメイト。彼とは1年生の時も同じクラスで、その頃からの付き合い。お調子者でやや頼りない面があるものの、人付き合いが良く友達思いなので何だかんだで彼の周りに集まる人間は多い。勉強はあまり得意ではなく、テスト前にはしょっちゅう龍神をはじめとした友人達の世話になっている。

野球部に所属しており、野球に対する情熱は本物。星陽高校は決して強豪と呼べるレベルではなく、甲子園に出たりプロ野球選手になるつもりなどはないが、それでも一生に一度の高校生活は野球に打ち込みたいと語る熱い男。



明石あかし 千景ちかげ


星陽高校1年生で、真奈とは小学校の頃からの親友。世話好きで社交的な性格をしているが、一方で影響されやすくミーハーな一面がある。小学校4年生から中学3年生の夏まで剣道をしており、体捌きは中々のもの。尚、高校では剣道部には入らず、後に軽音楽部へと入部する。

実は中学2年生の頃の剣道の都大会にて、当時3年生であった龍神が圧倒的な強さで試合を勝ち進むのを目撃したことがある。それ以来彼に対して密かに憧れを抱いており、高校に入って初めて会話を交わしたことでその憧れが再燃する。

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