09話、失ったもの、得たもの
今日は三話を投稿できました
明日も頑張って最低一話投稿します
「んぅ……ぅん?……」
寝てたのか……意識がはっきりしない
「パパっイヴが起きたよ!」
「ふぁ〜ぁ……ふ〜、どうしたの〜?フリム?……」
「イヴちゃん……ッ……ごめんッ……イヴちゃん」
何を謝っているのだろう……
「ごめん〜……うぅ……」
フリムが僕を抱きしめてきた、よくわからないが抱きしめ返したばずだった
「あれ……?腕が……」
ああ、そうか、意識がはっきりしてきた魔族の男に右手と左足を…………思い出した
「ごめん……イヴ、手と足が……」
「ううん、無事で良かった……」
「すまんッイヴ……将来の可能性に障害を与えてしまって……!……本当にすまん……そしてフリムを助けてくれてありがとう……」
フリムのお父さんが謝って感謝してくれた
「大丈夫、腕と足はなんとかなるの、気にしないで、それに僕がフリムを助けたかっただけだから……」
「ありがとう……イヴ、ありがとう……!!」
「イヴ、本当に大丈夫なのか……?」
ヨーデとレイラが泣きながら聞いてくる
「多分…………とーさま」
「なんだい?」
「木材を持ってきてください」
「木材か……?何に使うんだ?……まぁいいか、すぐに持ってくる」タタッ
僕のステータスはかなり上がっている
Sランク魔物2体にAランク魔物20体を倒したのだ
上がってない方がおかしい
名前 イヴ・セブンス LV18 5歳
次のレベルまで13
HP 4600
MP 7100
POW 1400
DFE 1350
DEX 1200
AGL 1450
LUK 1500
[身体強化][魔力強化][無詠唱][精霊魔法:雷][思考加速][並列思考]「言語理解」[武器扱い][new重力魔法][new飛行魔法][new幻影魔法][new付与魔法][new錬金術]
HP、MPはレベルに付き200上昇、各ステータスはレベルに付き50上昇、LVが三上昇ごとに新しい魔法などを手に入れられるようだ
「【フライ】」
ベッドの上から浮かび上がり地面に降りて重力魔法で重心を安定させる
皆、驚愕の表情を浮かべている
暫くしてヨーデが入ってきた僕が立っているのに気づいてさっとお姫様抱っこでベッドへ戻す
「危ないだろう?腕と足がなくてバランスが不安定なんだから」
「重力魔法と飛行魔法で立てるように補助を行ったのだから大丈夫だよ?」
「は?……え、あ、そうなのか……??」
「とーさま、木材下さい」
「ああ、すまん、ほれ」
木材を錬金術で義手、義足に替えて腕と足に馴染ませる問題がないのを確認して義足と義足に付加魔法でタダの魔力を込め壊れないように強化する
「よし、これでいいかな……」
「イヴ、ちょっとお前のステータス見せてくれないか?」
部屋の端に座っていたライデさんが話しかけてきた
「うん、いいよ、はい」
ステータスを書き写した紙を渡した
「これは……凄いな、成程全てなっとくがいった」
ライデさんがみんなに今やったことの説明をしてくれた
「ちょっと違和感あるけど生活にも戦いにも影響はないと思う」
「ヨーデ、お前の娘はとんでもない子だぞSランク2体とAランク20体を瞬殺し魔族も追い詰めてたからな」
「そうか……そんなに……」
「イヴ……!!!」
レイラがぎゅっと抱きしめてくれる
胸で窒息しそうだ
「ん!んーん〜」(し〜ぬ〜)
「ごめんねイヴ……」
その夜、僕の好物ばかりの食事をして風呂でレイラに体と頭を洗ってもらって一緒の布団で抱きしめられて一緒に寝た……至れり尽せりである。
はぁ……いい気持ち……お休み…………
設定考えるの難しい……初めての小説だとこんなものなのかな……
読んで下さりありがとうございます