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魔法の世界の冒険碑  作者: 奈良 依吹
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06話、幼馴染みと兄弟達

今回はグロイ表現てんこ盛りです注意してください

あれからいぶは行方不明になり、落ちていたというイブの携帯の発信履歴から失踪予想時刻に近かったことから取り調べなどを受けた。

「いぶ……どこにいるの……」


「香織、行こう。」


「かおりん……」


私たちといぶの妹の、昴の弟も入れて5人で個人的にいぶを探している。

小百合の斉藤財閥のコネも使い、全力でいぶを探している。行方不明から2週間ほど経っている、

近場はあらかた搜索し終えた。今日は少し遠くにある山の廃校に行ってみることにした


「いぶ兄ちゃんいないね……」


昴の弟、坂城 駿来[さかき かける]昔から良くかまってくれていた依吹が居なくなり友達ほっぽいて捜索に手を貸している。


「いぶにぃどこいったんだよ〜……」


依吹の妹、奈良 明日香

明日香もいぶのことを探している


「とりあえず、今日はあの廃校にいって、周辺も調べよう」


流石昴、リーダーシップを発揮してまとめてくれる、ありがたい


「うん、早く行こう!」



~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~~~~~




「着いたな、よし、2人と三人に別れよう」


昴が即座に支持する私たちはそれに従い昴と小百合、香織と明日香と駿来に分かれて捜索した。




~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~~~〜~




1時間後、私たちは廃校の屋上で待ち合わせていた、


「あ、きたきた、昴!小百合!遅い!」


「どうせイチャイチャしてたんでしょ?」


「やめなよ、黙っててやるのが優しさってもんだ」


明日香と駿来が冷やかす、でもホントに遅かったな、


「いやな、小百合が怖がったもんで……」


そういうことが廃校だから心霊スポットって事か小百合、怖いの苦手だからなぁ


「今昼間じゃん怖がる要素はない!」


「出るわけないよねぇお化けのせいにしてだきついてたんでしょ?」


駿来と明日香の追い打ち、容赦がない。


「だ、だた、だがらちがうって!」


否定しながら後ろの壁の方へ下がる


ガタン!!


「!?」


なに!?貯水タンクが入ってた場所の壁が抜けて小百合が後ろに倒れた


「大丈夫か!?」


昴が急いで駆け寄るそして手を差し出そうとして固まった


「おま……え?」


小百合の制服は床に出来ていた血だまりに突っ込んで血まみれだ、異臭も凄い


「な、なんだよ……これ……」


私はとっさに明日香と駿来の視界をふさいだ


「お願い、ちょっと向こうで待ってて」


明日香と駿来が頷く


硬直から解けた昴が小百合を起こす、

3人で血だまりの跡をたどっていく、するとそこには包丁が刺さった肉の塊があった。


「ひぃいいいいい!!!」


「ほんとに何なんだよこれ……」


怖がる小百合を守るように昴が抱きしめる

取り敢えず冷静になって斉藤財閥と警察に通報し、少し肉の塊を恐る恐る見てみた


「………………は?」


落ちている“腕”に持たれているものに見覚えがある


「ぇ、……うそ……そん……な……」ガクッ


その腕が握っているものは……昔、私がいぶのために作ってあげた安全祈願のお守りだった


「うそ、……嘘よ、そんな筈は……うわぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」


「「香織!?」」


「どうしたの!?香織!何なの!?」


その叫び声に待つよう言われていた明日香と駿来が入ってくる


「あれは……いぶにぃが……大事に持ってた……香織ねぇがくれた……お守り……」ポロッ……ポロ……


次に明日香が泣き崩れたそれからの事はよく覚えていない小百合と昴が警察に事情を説明してくれた

嘘だ嘘だ嘘だ嘘だうそだウソだウソダ!!!

いぶが……しんだ……そ、うか、私はいぶのことが……………………“好き”だったんだ……失って初めて気づくなんて…………



~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~~~〜~



あの日から数日、私の家に昴と小百合と駿来と明日香が来てくれた

私のいぶが好きだって気づいた気持ちをみんなに打ち明け泣いた

みんなはきちんと聞いてくれた後、昴が私に言った


「香織悲しいが今はこんなことしている場合じゃない」


「何を言ってるの!?この状況で!」


ふざけないで私の気持ちも知らないくせに!


「俺達が今するべき事は悲しみ、嘆き、塞ぎ込むことじゃない、犯人を捕まえることだ!たとえ警察に止められても俺達も……いや……“俺達が”依吹を殺したやつを見つけるんだ!」


そ、うなのかな?……うん、そうだ見つけるんだ……絶対に!……いぶを殺したヤツを!


「ごめん……みんな……」グスッ


ひどいことを思ってしまったことを謝った


「いいんだ、犯人を見つけなきゃいけないが、今は少し気持ちをリフレッシュするために少しみんなで出かけよう」


「うん……わかった」


私たちは気分転換のため出かけることにした




~~〜~~~〜~~~~〜~~~〜~~~~~~




みんな、駅前に集まった


「さて、何しようか」


「そうだね……」


みんなで歩いていると前方から女性が歩いてきた避けようと真ん中から分裂するとその女性はスタンガンを取り出し近くの昴と小百合と駿来に電撃を浴びせた


「なに!?」


そのままスタンガンを片方踏み潰した女性は高鬱とした表情を浮かべ切りかかってきたかわせずに腹へ刺さるその隙にスタンガンを撃たれる


「止めろー!!」


明日香が止めにかかる、逃げて……明日香ちゃん…………!!!!


その女はニィと下卑た笑顔を浮かべスタンガンを捨て、明日香の腹にパンチを決めそのまま首の頚動脈を掻っ切った……即死だ


明日香が死んだ……私も血液が大量に流れ意識が朦朧としてきた


「うふふ、殺す殺す殺す♡」


不意に女のポケットから財布が落ちて私の前で財布が開く


私は目を見開いた


「!?」


それは……いぶの生徒証の入った財布だった

こいつがいぶを……フツフツとした怒りが頂点にまで登る、動け!身体!動いてよ!!


あいつを見るすると無抵抗の3人をめった刺しにして頚動脈まで掻っ切った。


「うふふあなたも殺してあげる♡」


わたしはいぶの敵を取る一心で麻痺から回復して

アイツの不意をつきナイフを取って心臓に突き刺した。サイレンの音が聞こえる、私はそこで意識を手放した


「ごふっ……なんで動け……」ドプッ


心臓からナイフを抜いたアイツはしっかりと最後の1人の頚動脈も掻っ切ったがそこで息絶えた






3人の幼馴染みとその兄弟2人が殺されてしまいました。今後の展開に期待してください

明日、一話は更新します

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