04話、雷の精霊!?
僕は目を覚ました。知ってる天井だ。なんてね、何があったのだろう、体に特に変化はない。こう言う時こそ神様だ。念話するため強く念じる。
≪神様~僕の体の異変について教えていただけませんか?≫
<フム、お主、ラッキーじゃったのお主が見たあの女性の正体は雷の精霊じゃ、その精霊に適性のある者しか見えんことになっておる。つまりお主は雷の精霊と契約し、雷の精霊魔法がつかえるようになったのじゃ>
おお!ということは雷魔法は魔力なしで、しかも能力を引き出さなくても使えるようになったってことか。……そうか僕はバカだなこんなことに気が付かないなんて、最初に魔法を使った人は多分精霊魔法使いだったんだろうなぁ
≪ありがとう神様、助かった≫
<気にするでないすっかり精霊魔法の説明を忘れておったわい>
それは忘れちゃあかん奴なんじゃ……
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「あ、レイラ、イヴが起きたぞ」
「ほんと!?大丈夫!?痛いとこない??」
正直言って痛くもなんともないからじゃまである、だがレイラに心配させてはならないと思いスマイルを作ってレイラに見せてみた
「……」ニコッ
「はうっ」バタン
後ろにいたヨーデが倒れたイヴは5の経験値を得た……なーんてね
「かわいいわね!さすが私たちの娘!」
ん?娘?ああそうか女だった……くそう、
カーン、カーン、 カーン、カーン
昼の鐘が鳴る。お昼なのでレイラから母乳をもらうヨーデは倒れたまま放置されている。ひどい扱いだな頑張れ、ヨーデ
レイラは見た目高校生か中学3年といっても納得できるくらいだ年はいくつなんだろうこんな死ぬ前の同級生と同じ見た目の母親に母乳をもらってると考えると何かいけないことのような気がしてならない。
ヨーデは一見細そうに見えるが筋肉はすごい細マッチョというやつだ、すごいなどうやったらあんなに筋肉つけられるんだろうか
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それから数か月移動手段は転がる、からハイハイを超えて立てるように、早すぎるとは思うが、それは神様の与えてくれた[身体強化][ステータスの底上げ]のためだ
現在のステータス
名前イヴ・セブンス LV1 0歳
HP 1000(体力)
MP 3500(魔力)
POW 500(力)
DFE 450(守り)
DEX 300(器用)
AGL 550(素早さ)
LUK 600(幸運)
[身体強化][魔力強化][無詠唱][精霊魔法:雷][思考加速][並列思考][言語理解][武器扱い]
残りの魔法やらはLV UPにより習得が確定している
これがどれだけ異常かというと実際LV1の赤ん坊はだいたい
HP 50
MP 20
POW 5
DFE 10
DEX 3
AGL 8
LUK 12
もあればいいくらいスキルなんてほとんど持たないまま生まれてくる
これはものすごく異常だすでにDかCランク相当を倒せるかもしれない
※ランクの話や登場人物まとめで次の5話で説明します
立って歩いたことに驚いた両親は僕のステータスを調べようとして教会に連れてかれた
神父は他の人のステータスを読み取り紙に写し取る魔法を覚えているそうだ
僕のステータスを見た両親は僕を恐れ……なんてことはなく前日倒れた理由として精霊魔法を見て納得した。
剣士派のヨーデと魔法派レイラはどちらに育てるか口論してうるさかったのでこれを泣きまねで回避
なんでも二人とも生まれた時から僕ほどでもないがステータスが高かったらしい、二人の会話を聞いて驚かなかった理由を知った
結局イヴがやりたい方をやらせるらしい
今日で何話投稿できるかなぁ