18話、イヴは情緒不安定!?
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もう僕はダメかもしれない……国王様がラークと寝かせたのはラークが誰かと寝ると抱きつく癖があるのを知ってて、ラークは僕のことを好きらしいからその為にすこしでも親密度を上げようという魂胆だったらしい。でも実際は違う……
抱き着かれて、耳に寝息を吹きかけられ、追い打ちとばかりに念話の腕輪によるラークの好意の感情
効果は倍以上である。
トロンとした目の僕を香織が風呂場へ連れていく。「汗やら何やらを流す為に仕方なく一緒に入ってあげる」ということらしい
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「大丈夫?イヴ、ねぇ……」
「香織ぃ……もう僕ダメかもしれない……幼馴染みとは言え同年代の女の子の裸体を見ても何とも思えない……」
く……ラークはそんなに危険な人物だと言うの……!?私のいぶをこんなのにして……!許さない!ラーク!
私は手早くイヴの体を洗い、体を拭いて新しい服を着せた
「ごめん……香織……立てなくて……」
「ううん、いいの大丈夫」
立てなくなるほど何をしたっていうの……!?
「ねぇいぶ、何をされたの?」
「……」
「教えて」
「…………えっとね……寝てるラークが抱きついてきてね、力づくで剥がしたら怪我するかもしれないから剥がせなくて……寝息が耳にあたって、あと昨日あげた念話の腕輪のせいでラークの好意の感情が頭に流れ込んできてね、なんかね、力 入んなくてね、もうね、ダメかも」
なんてこと……いぶの会話能力が低下している……!?
「そ、そうなの……まぁいいよ、取り敢えず朝食食べましょ」
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「お、来たか……む?イヴはどうしたんだ?」
「あ、いえちょっと……」
「まぁいいか、では頂こう」
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「いただきます!」
ラークが朝から元気いい……
「……」ボー
「イヴ?」
「っは!な、なに?」
「ボーっとしてご飯に手がついてないよ?」
「あ、あぁうん食べるよ」
明らかにラークを見てぼーっとしている
これは早々に対処しなくては
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「どうしよう……ラーク見てると……カァ~///」
おかしい……僕の体はこんなんじゃ……
「イヴ、私の腕輪にも念話魔法付与して」
いや、でも体は女だからもうしょうがないと諦めてこの感情に身を任せるか…
「いぶ!」
「は、はい!」
「腕輪に!念話!つけて!」
「あぁ!うんごめん!今付けるよ!」
香織に気づかないほど……もう頭がパンクしそう……はぅ~
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「今回はお世話になりました。また来ます。」
香織が僕の代わりに挨拶をしてくれる
「うむ、また来るといい」
「イヴ!またね、」
「あ、う、うん!ま、また、ね!」
「どうしたの?イヴ、顔赤いよ?」
下からラークがのぞき込んでくる……うぁああああああ!
「ダダダダだ、大丈夫、ままま、た来るね!バイバイ!」
「うん!またね!」
はぅ……自分自信がどうなっているのかわからない……怖いなぁ……
僕達はテレポーテーションで家に帰った
今回の話は少し短かったのであと1話か2話あげようかな……暇があれば……
読んでいただきありがとうございます