10話、衝撃事実!?
今日一話目投稿です
もともと、レイラとヨーデは、可愛がってくれてあまあまだったのだが、今回、手と足を失ったことによって、より優しくなり、行き過ぎた優しさは少し面倒くさいものだなぁと思う今日この頃、
「おはよう、服着な……」
「おはようイヴ、服着させてあげるね」
「……」
「いただきます」
箸に手を伸ばす
「はい、あ〜ん」
箸を取られて食事を取らせられる
「……」
「ごちそうさま、歯磨きしてく……」
「はい歯ブラシ持ってきたよ膝枕に頭乗っけて?」
「」
「ちょっとトイレに……」
「よし任せろ」
ヨーデが即座に反応する、取り敢えず重力魔法でその場を動けないようにヨーデを固定してトイレにいかなくてはならない始末、
このように何事も自分でやらせてもらえないのである風呂もレイラが洗ってくれるし、お昼も夕飯も食べさせてくれるし、夜はふくよかな胸に抱かれて眠りにつく、本当に至れり尽せりだ
僕はもう我慢の限界だいくら何でも限度というものがある!
「うぁああああ!もういい加減自分でやらせてください!」
「駄目だ」
「そうよ?イヴはもっと私たちに甘えるべきだわ」
僕は押しに弱く、文化祭の女装大会のエントリーも香織に半ば無理矢理登録されたりしていた
「う……」
言い返せない、強く言われると竦んでしまい反論ができなくなる……
「あ〜ん」
「……」
ぷくっと頬を膨らませて抗議の視線を向けるが、そんなもの逆に御褒美だと言うかのようにニコニコ微笑みながら卵焼きを口元に運び食べるのを催促してくる。
「…………あむ……」
「うむ、よろしい」
レイラが嬉しそうに頷く
ちなみにファースト家がここに来たのは魔族とその魔物を潰す事だったらしくそれは僕とライデさんがやってしまったのでれお礼をして、帰ってしまった
そう言えば最近神さまと話してないな〜
テレポーテーションで念じ、精神だけを神界へと飛ばし神界に行った
「神様〜」
「久しいぶりじゃな、イヴよ今日はどうしたんじゃ?」
「あのさ、時間あるから香織たちのことを聞こうと思って、思えば4年たってるからみんな社会に出て仕事してんのかな……」
「いいや、この世界の時間の流れとお主の元いた世界の時間の流れはちがくてのうお主の元いた世界ではお主が死んでから数週間しか経っておらん」
「まじで?という事はまだみんな高校生か、僕を殺したやつは誰かわかったの?」
「それがの、お主を殺したやつの正体がわかったのじゃ、邪神と言って神の天敵と言われるやつでの、世界神……わしの権限がなければ地上に降りた時能力が制限されてるのじゃ、そして邪神の場合は負の感情を持つものに取り付くことでしか地上に降りることは出来ん」
「えっとつまりそれは、僕は邪神が取り付いた人間に殺されたってことですか」
「そういうことになる。……してな、チョイとばかしいいずらいのじゃが……」
「なんですか?神さま」
「それが……その邪神がお主の幼馴染みと兄弟5人を殺してしまったのじゃ、最後香織という者が邪神の乗り移った人間を殺して相打ちみたくなったのじゃが」
「え……みんな……死んだんですか……」
「そうじゃ、だがの邪神に対処できなかった私の責任でもある。なので5人をお主の今いる世界に転移してやろうと思うのじゃ」
「転移……?転生じゃ無くて……?」
「あぁ、お主を殺した時はまだ邪神が完全に乗り移って無かったのもあり、お主は転生と言う形をとったが、今回は完全に邪神に乗っ取られておったので神の権限のもう一段階上の力を使い、体、性別、全て元のまま転移させることが出来るのじゃ」
「そうなのか……なら香織達に転移する時僕の事を伝えておいてくれませんか?」
「うむ、そのつもりじゃ」
「ありがとうございます神さまではまた来ます」
「うむ、気をつけるのじゃぞ」
僕は意識をテレポーテーションで転移して元の体に戻った、神界にいる間外の時間が止まるので何事も無かったかのように動き出す
夕飯を食べ終わり今日も何事も無くベッドに入り心地の良い眠りにつくーー
読んで下さりありがとうございます