『自己紹介する』ということ
予告通り、かなり遅い更新だぜ!
そして誤字脱字指摘まってるぜ!
感想を書いてくれると、更新が早くなるかもだぜ!
ふぅ、疲れた(;´Д`)
メインヒロインはまだ決めてないから、展開は俺にもわかりません。
ただ、ハッピーエンドにはしますので応援よろしく。
ジリリリリと目覚まし時計が鳴り響き、俺は徐々に目を覚ましていった。
「………んぁ?」
呻き声が喉からこぼれる。
所謂、寝ぼけている状態だ。
最高に気持ちいい瞬間でもある。
しかしいつまでも寝ぼけていられる訳は無いので、ベッドから起き上がり顔を洗いに洗面所まで行った。
「起きたの?清太」
洗面所へ行く途中、母さんが台所で料理をしていた。
「起きてないけど、起きにいく……」
「……?」
首をかしげている。
どうやら母さんには僕の気持ちが理解出来なかったようだ。
そんな母さんはスルーして洗面所まで向かう。
そして念入りに顔を洗った。普段使わない、洗顔クリームまで使った。
なぜなら今日は
『入学式』だ。
「行ってくるよー」
朝ごはんを食べ、持ち物を2度確認し制服に着替え玄関へ向かった。
「後から私達も行くからね」
母さんがネクタイやら寝癖やらの最終確認をしてくれた。
「ハンカチとティッシュは?」
「持った」
「学校の持ち物は?」
「完璧だよ」
「定期持ったの?」
「……やっべ、忘れてた!」
急いで部屋に取りにもどる。
カーテンが半分開いて、そこから日の光が差し込む。
一般的な高校生の部屋だと思うが、ひとつだけ、変わったところがあった。
勉強机の脇。
倒れている写真たて。
もう見たくないのに、捨てられない。
いや見たくない訳ではないのだろう。
ただ見るのが辛いだけ。
机の上にある財布を取り、それを一瞥して、再度玄関に向かった。
何故か緊張した母さんと眠そうな父さんが俺をお見送り。
「気をつけてなぁ、清太」
「分かってるよ、父さん」
「無理だけはしないでくれよ?」
父さんの眠そうな顔が真剣な顔になった
「…うん。俺はもう平気だから」
父さんは心配し過ぎだ。
玄関で両親とハイタッチして家を出た。
「行ってきます」
「「行ってらっしゃい」」
本当に暖かい両親だ。
聖柳学園は電車で20分ほどの距離だ。
まだ式の始まる時間まで40分あるので、余裕で間に合うだろう。
電車には聖柳学園の生徒と思われる生徒が何人かいた。
皆一様に興奮と不安が混じったような複雑な顔をしている。
対して俺はどうだろう?
窓に移る自分の顔を見る。
とてもじゃないが新入生には見えない。
爺くさいとかではなく、緊張しなさすぎのゆるゆる顔であった。
雰囲気的には二年生かそれ以上だ。
少し気を引きしめねば。
暫くして、電車が目的の駅に着く。
改札へ向かうと、そこには同じ制服を着た生徒がたくさんいた。
友達を待ってる人や、親と一緒に来ている人。
様々であった。
そんな中、俺は1人でその集団の流れに沿って流されていった。
誰についていくでもなく、ただ適当に。
1人列から離れて歩くと、変な目で見られないか不安だったのだ。
言い訳に過ぎないのだが。
~~聖柳学園校門前~~
流れについていくと案の定、昨日のアレの場所が見えてきた。
俺の中では既に黒歴史となろうとしている、あの『意思表明』である。
誰もそんなことは知らないはずだ。
なのに俺1人がそんなことを気にしているのは馬鹿らしい。
そう考えたがやはり、そこを通る時には内心ドキドキだった。
そのまま進むと、玄関が見えてきた。
同時にその奥の人だかりも。
「なんだアレ?」
人だかりの中心では新入生と思われる2人の女子が何やら口論をしているようだった。
「だ~か~ら!あんたみたいな暗い女が相馬君と一緒に歩いてると相馬君まで暗くなるじゃない!」
茶髪の女子が黒髪の女子に怒鳴っている。
「私が誰と一緒に居ようと勝手でしょうに。それにヒロとは近所だから一緒に来ただけよ?」
黒髪は無表情で茶髪を一蹴した。
この黒髪はどうやら感情の起伏が小さいようだ。
そして、朝から修羅場とは、噂の相馬君は大変だなぁと思った。
どうにもめんどくさそうなので、俺はスリッパを履き、横を素通りしようとしたが、
「うるさい!!あんたみたいな女はそこの眠そうな奴がお似合いよ!」
茶髪がビシッとこちらを指差す。
というか、俺を指差している?
周囲の視線がこちらに集まった。
数秒の沈黙の後
「………俺?」
一応確認をとる。
「そう!」
茶髪がキレぎみに頷く。
何故だか巻き込まれたようだ。
「あなた無関係の人を巻き込むなんて、良い性格してるわねぇ」
無表情だった黒髪もさすがに驚いた顔をしている。
いちばん驚いているのは俺だが。
黒髪は続けて
「そこの眠そうな人。あなたはもう先に行って良いわよ。面倒事に巻き込んでごめんなさい」
と言った。
どうやら俺は『眠そうな人』と周囲に認定されたようだ。
「はぁ…そうですか」
黒髪に言われた通り、俺は体育館へ向かった。
途中後ろから
「無視すんなよ眠そうな人ー!」
と茶髪が叫んでいたが、きっちり無視させて頂いた。
~~~体育館~~~
体育館ではパイプ椅子が綺麗に列を作って並べられていた。
自由に席をとって良さそうだ。
俺は視力が良い方なので最後列のいちばん端に座った。
数分後、隣に1人の男子が座ってきた。
入学式なのにやけに疲れてきった顔をしている。
「………大丈夫か?」
心配になったので声をかける。
「ん?あぁ。たぶんひどい顔してるだろうけど、大丈夫だ。朝から女子の喧嘩を止めてきたから疲れたんだ」
「あの玄関でやってたやつか!?よく止めようと思ったな」
「まぁね。原因は俺らしいから止めない訳にはいかないさ」
……原因?
「もしかして、噂の相馬君?」
「……なんで名前知ってんの?」
若干顔がひきつってる。
「そりゃ、あんなに怒鳴ってたらねぇ」
疲れきった顔が、さらに青白くなる。
「最悪だぁ~、高校生活初日で滑ったぁ~」
とても悲しそうだ。
「ドンマイ。俺も変な名前つけられたし、お互いこれから頑張ろう」
「変な名前?もしかして…『眠そうな人』?」
無言で頷く俺。
そして俺たちは無言で握手をした。
「俺の名前は壱岐清太。よろしくな」
「俺は相馬尋嵩。こちらこそよろしく」
高校生活で最初の友人は、かなりのイケメンで面白いやつだった。
そしてこいつが俺の高校生活でいちばんの親友になり、いちばんのライバルとなったのはもう少し先のことである。
~~~入学式~~~
入学式なんて呼ばれているが、中身はただの学園生活での注意事項と保護者への挨拶であった。
その後、保護者は保護者用の説明会を。
生徒は自分のクラスへ。
幸いなことに相馬が同じクラスだ。
だが相馬はクラス分けプリントを見て青ざめていた。
察しはつくが、何も言わなかった。
言えなかったというのが正しいかも知れない。
そしてクラス、1年C組へ。
席順はやっぱり名前順で相馬とは少し離れたが、隣の席に見たことのある顔があった。
というか今朝の黒髪だった。
「………」
無言で本を読んでいる。
離れた席には茶髪もいた。
そしてそのちょうど黒髪と茶髪の間の真ん中ぐらいに相馬がいる。
なんというか……。
ドンマイだった。
今朝の口論を最初から最後まで見た人が結構いたらしく、俺を含めた4人は好奇の目で見られた。
「………」
なんだか気まずい。
トイレにでも行こうかと思った時、教室のドアが開いた。
廊下からまだ二十歳を過ぎたばかりのような、若い男の先生が入ってきた。
そして無言で黒板に
『城崎大成』
と書き、重圧感のある声で
「城崎大成だ。よろしく」
と言った。
その後、軽く自己紹介をした。
俺は
「壱岐清太です。よろしく」
とシンプルに。
黒髪も
「小野寺鈴です。趣味は読者です。よろしくお願いします」
とシンプルだったが
相馬は
「相馬尋嵩だ。ヒロと呼んでくれ。彼女はいない、募集もしていない。中学はサッカーをやっていた。よろしく」
と、なかなか大胆に。
茶髪に至っては
「皆川流華です。彼氏はいませんが、好きな人はこのクラスの中にいます。今学期中に告白します」
という、謎の犯行予告のようなものをした。
しかし、この自己紹介でヒロの周囲の人間関係はうっすら分かってきた。
とりあえず皆川はヒロが好きというのは確定のようだ。
他の人も、たぶん何人かは分かっただろう。
ヒロはこの先大変そうだ。
自己紹介が終わり、配布物を配り、今日は解散となった。
次学園に来るのは休日を挟んで2日後となる。
高校生活初日はまずまずだ。
俺はヒロと席が近い男子とメアドを交換して、家に帰宅した。
はい
登場人物の身体的特徴書いてませんでした(;´Д`)
なので今書きますΣ(゜ロ、゜;)
主人公、壱岐清太
黒髪の普通少年
身長は170
次、相馬尋嵩
髪は黒というより紺
で、結構逆立ってます
ワックスガンガンです
身長は174
小野寺鈴
黒髪ロング
身長は155
スリーサイズは秘密で
皆川流華
茶髪でショートで襟元でカールしてます
ゆるふわというやつですね
身長は156
スリーサイズはやっぱり秘密
性格はそのうちわかります
また更新は遅れるかもだけど、感想があれば早くなるかもだよ(`∇´ゞ
それではまた今度




