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秘密警察実行部

作者: Morton•Popper
掲載日:2026/02/21

やあ、オレはコードネーム:セイテイセブン

鈴木蒼、この世界の汚れ役、

秘密警察実行部選ばれたエージェントだ!


今オレは初任務中、オレのやるべき事は

ただ一つ、悪いやつをぶっ倒して世界を守る!

それができるのはオレ等エージェントだけ!

く〜!!!


え…あの子泣いてる?よし、オレが!


「やあ、そこの君、どうしたん?」

オレは裏路地でうずくまってシクシク泣いていた、同い年くらいの女の子に声をかける。


「…私、酷いことしちゃった…」

?酷いこと…なんだろう…

エージェントのガット(かん)かな、

嫌な予感がした。


「食べるものがなくて…パン…盗んじゃったの…」

おえつ?ってやつ?女は啜り泣きながらそんな事を言った。


そこでオレは気づいたんだ。


「今井さやかさんだな…?」

オレはゆっくりと確認する。


「えぇ…」

女はゆっくり肯定する。


「今井さやか…東京匿名裁判所の命により、お前を射殺する!」

オレは令状を見せて、デザートコンドルという黒い自動拳銃を構える。


「...いいわ、」

女…今井さんは、

大人しく両手を挙げてそういう。


よし、やるぞ、うん、人の物を盗む奴は

悪い奴……


僕は今井さんの顔を見る、全てを諦めたような、そんな表情をしていた、


お腹空くの…誰でも辛いよな…


僕の思ってた悪い奴は…


オレが倒したいのは…


僕は銃を下ろす

「オレの敵は悪い奴だ…君は、悪い奴には見えない…!」

今井さんはびっくりしたような表情をして

泣き崩れる。





「ここにいて」

オレは自分の部屋に今井さんを案内する。


「……射殺権の「令状の執行」でしょ?

従わなくていいの?」

今井さんは静かにそう尋ねる。


「しゃさつけん…?」

なんだろう…それ?


「…わからずにやってたんだ貴方、」

呆れたようなジト目を僕に向けてくる。


「わりぃかよ」

ちょっと恥ずかしくて乱暴に返してしまう。


「射殺権で射殺が許される状況は三つ、

正当防衛、犯罪容疑者逃亡時、そして令状の執行…どうやらこの三つ目が貴方等のお仕事みたいね」

今井さんは淀みなくそういう。


「詳しいね、」

僕は思わず素直に感心してそういう。


「常識よ…射殺権を復活させた馬鹿は結構話題になったし」

当然というようにそう言う。


「ねえ、僕を手伝ってくれない?」

オレが無知だからとか言いたくないけど…


「助けられたもの、協力するわ」







Bang! Bang!Bang!Bang!Bang!

オレは一心不乱に的に向かってビームピストルを撃つ、ビームピストルはビームを照射する

安全な銃で的を撃つ訓練器具。

銃撃ってるオレかっけ〜って思ってたら、

少しずつスコアも上がって来て

ちょっと楽しくなって来てる。


「精が出るねぇ」

振り返ってみると課長がいた。


「はい!なんか楽しくなっちゃって!」

ビームピストルをクルクル回して、

僕は本心を笑顔で答える。


「そうかそうか、所で君ね、昨日の任務の事

なんだけどねぇ」

穏やかに課長はそう切り出す。


!?まさか匿ったのがバレた!?


「ききき昨日の任務がどどうかししましたたか?」

あー終わった…怪しさ満点の解答して

しまった。


「あはは、隠さなくてもいい…もしかしたら…

何か変えてくれるかもしれん…」

課長は真剣な含みのある言い方をする。


変える…?とりあえず平気そう?


「そんなに射撃訓練が好きなら…実銃での訓練もするといい」

そう言って課長は片目を瞑り、

オレに大量のマガジンが入ったケースを渡して歩き去る。


マガジンの中身はゴム弾だった。


どう言う意味だろう…?エージェントのガットで裏の意図がある事を直感したが、

詳細はわからなかった。








その後

オレは任務の為現場に急行していた

ニンジャ750という黒いバイクを走らせながらオレは出掛けに今井さんに言われた事を

思い出す。


「今回のターゲット、殺すの?」

今井さんが悲しそうな表情でそう尋ねる。


「暴れてるんだ、オレが倒さねーと!」

ひょいひょいとそう返して来たけど、


今井さんのあの表情がどーしても

忘れられない。


現場に行くと真っ赤な顔したターゲットが

暴れていた…怒ってんのか?


「後藤英三…東京匿名裁判所の命により、お前を射殺する!」

決まった〜!かっけ!

オレはデザートコンドルを構える。


しかし、英三は意に返さず暴れ回る

動じてねぇ!?むかつくヤローだな!


オレが引き金を引こうとしたその時、

「やめてお兄ちゃん!」

そんなソプラノの声が聞こえて来たと思うと、

女の子が、英三を羽交締めにして、

止めようとする。


オレは慌てて引き金から手を離す。


「弾道横切んじゃねぇ死ぬぞ」

僕はちょっとイラッとしてヤクザみたいな

言い方をしてしまう。


「やめて!撃たないで!!」

女の子は金切り声をあげる。


「はーなーせ!」

女の子は英三に投げ飛ばされてしまう。


僕は女の子の元に駆けつける。


「オーライ?」

ニコって笑って女の子にそういう。


血出てる…止血ってどうやるんだっけ…

まあいいか、絆創膏を貼っておこう。


「あ゛?んだてめぇ?」

英三が拳を振り上げる。


こいつは悪人…でも…女の子は首を振る。


でも…僕は、でも…チッ、


女の子を連れて物陰に隠れる。


カチャカチャ Bang!

実弾を抜いてゴム弾を装填して金的に撃ってみる。


効いてない?なんでだろう?


「…おさけ、飲んでるから、」

お酒…えーなんだっけ?大昔にはやった

液体ドラッグだっけ?えーとこのドラッグで

可笑しくなってる事をめーてーじょーたいって言うんだっけ?



だったら…!痛みとか関係なく意識を奪う!


オレは英三の懐に飛び込む。


Bang!Bang!Bang!


英三の顎に三発ゴム弾を撃ちこんでみる。


ふーけーおー!

「ミッションコンプリート…かな」


そっか部長の裏の意図って…だったら…


うん、アイム オン イット 課長!




英三を背負う。


くっさ…


「ありがとうございます!」

女の子は涙目で頭を下げる。


「うん、オレは鈴木蒼!」

ニコッと笑って気障にそう名乗る。


「後藤英美です、兄はこれからどうなるんですか?」

女の子英美は心配そうに尋ねる

それは僕も悩んでた問題で。


「保護したい所だけどスペースがなぁ」

そう、僕の部屋は一人用で、今井さんと二人で過ごすだけでも狭いくらいだった。


「でしたら、良い場所があります」

僕たちは英美さんに案内されるままに

ある住宅に向かった。


「ここは元々ウチの屋敷でした、今は国の土地ですけど」

とっても広い和風建築で、すごく大量の部屋がある。

現代、すべての土地は政府が管理していて、

住居も政府が決める。


英美さんについて行くと、飾ってあったツボに手を入れる、そして、その台の引き戸を開けて中に入る。


僕もそれに続く。


そこには暗い広い畳が敷かれた牢屋があって。


「ご先祖様が使っていた地下牢のようなもの

でしょう」

英美がそう言う。


「ありがとう、使わせてもらうよ」

オレは英三を牢の中に入れる、


英美さんは嬉しそうに牢屋を掃除する。

今井さんも呼んで、

二人で暮らしてもらうことになった。



次の日

オレはある暴漢を抹殺するミッションを受けて

ニンジャ750を走らせていた。


現場に着くと男は金属バットを振り回して

暴れていた。


さーて今日も華麗に保護して行きますか!


「島野剛斗…東京匿名裁判所の命により、お前を射殺する!」

まあ一応形式上ね。

さーて

撃って行きますか!


「あぁ?」

ドンッ

乾いた音がして右手に激痛が走り、

デザートコンドルを取り落としてしまう。


ドスッ

バッドでお腹や胸を殴られる。


「オェ」

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い


ゴン

今度は胸、幸いにもダイラタンシーの

防弾チョッキをつけているので平気だった、

しかし、


ゴン

今度は頭を殴られ、地面に叩きつけられる。

「はぁはぁはぁはぁ」

意識が…



Bang!


男の頭から血飛沫が上がる。

ワルサーを構えた男を見て僕は意識を失った。





目を覚ますと僕は病院にいた、


課長に島野剛斗はパンタファイブという

エージェントが抹殺した事を聞かされた。



何日か入院した後、

頭や腕に包帯を巻かれた状態で退院する。


地下牢に行ってみると、


「おかえりなさい」

今井さんが声をかけてくれる。


「ただいま…」


「よぉ!少年!」

英三さんが明るく声をかける。

あ、今日は臭くない、

顔色も前は赤鬼みたいだったのに…


「鈴木さんに変なことしないでよお兄ちゃん?」

英美さんが入ってきてそういう。


「あ゛ぁ?してねぇよ!」


「もぉ」


二人とも笑顔で語らう。


僕は英三さんを見てると島野剛斗の最期、

そして彼に殴られた記憶がフラッシュバック

する。


「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ」



今井さんはそっと僕の背中を摩ってくれる。


え…


「大丈夫よ、ここには君に助けられた人間しか

いないわ」

落ち着く…たすけた人…島野剛斗の最期を再び思い出して、優しく撫でてくれる今井さんや

笑顔で語り合う後藤兄妹も見比べる。


なんか…殺すより助ける方が気持ちいいな、

笑ってくれるし…支えてくれるし…



次の日

指令が届く

よし…よし…


…手が震えてる?僕は怖いのか?戦いが?


「お、少年、ミッションか?」

英三さん。


「頑張ってくださね!」

英美さん。


「任せたわよ、私たちの…

最高のエージェントさん!」

今井さんがそう言う。




「藤咲怜斗、東京匿名裁判所の命により、お前を射殺する」

藤咲は銃を向けてくる。


バッドで殴られた痛みを思い出す。


また、やられる恐怖で震えてしまう。


僕は物陰に隠れる。

手は震えてる、

オレはセイテイセブン、

オレはセイテイセブン、

オレはセイテイセブン、

オレはセイテイセブン


僕はオレのコードネームを連呼する。


「うぉぁああああああ」

オレは実弾を装填して藤咲に向かって撃つ。


Bang!Bang!Bang!Bang!Bang!Bang!


藤咲の銃は吹っ飛び、

オレは藤咲を押し倒す。


「消えろ!」

オレは藤咲のこめかみにデザートコンドル

を突きつける。


引き金を引こうとしたその時、ふと、

今まで出会ってきた人のことが頭をよぎる。


「オレの敵は悪い奴だ…君は、悪い奴には見えない…!」今井さんと初めて会った僕。


「何か変えてくれるかもしれん…」

部長。


「ありがとうございます!」

英美さん。


「よぉ!少年!」

英三さんの笑顔。


「任せたわよ、私たちの…

最高のエージェントさん!」

今井さん。


みんなの言葉が想いが、頭をよぎる。


やっぱり、殺したくない…!


「ぐぁ!」

僕は藤咲に殴り飛ばされる。



痛い…痛いけど…!


みんなの想いに応えたい…

この人の想いも聞いてみたい!


僕はみんなの最高のエージェント!


「オレはエージェント:セイテイセブン、

みんなの希望の為に…お前の「悪」を

射殺する!」

ゴム弾のマガジンを装填する。


「やってみろよぉ!」

藤咲も銃を拾う。


緊張が走る。


僕が早ければ悪を撃てる、藤咲が早ければ、

僕は死ぬ。


Bang!


刹那、藤咲の銃は宙を舞っていた。


僕は藤咲に接近して、顎を撃つ。


「ミッ…任務完了!お前は今日から、

真っ当な人間に生まれ変わる!」

僕はそう宣言した。





数年後

「いってらっしゃい!」

英美さんが笑顔でそう言う。


「ぷはっ!帰りにジンジャーエール買ってきてくれ!」

英三さんがジンジャーエールを飲みながら

笑ってそう言う。


「頑張れ、エージェントさん」

今井さんがそう言って微笑む。


「行こう、セイテイセブン、」

藤咲が真剣なでも明るい表情でそう言う。


「ああ、フォクスツロット!」

僕は頷く。


「Arrest The Bomber 」

僕がミッション名を呟く。


「秘密警察実行部”特命班“」

藤咲がそう言う、


「正義の代理人、Agent:Setteseven及び

Foxtrot 」

僕はそう言う。


「「Mission Start!」」

僕たちはそう宣言して希望を守りに駆け出す。


参考文献

NATOフォネティックコード - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/NATO%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%8D%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89


【3.再販売車輌】 RCM-350 Ninjaスポーツパッケージ NewTYPE-R 2016年Ver. | AC サンクチュアリー | AC SANCTUARY

https://www.ac-sanctuary.co.jp/%E3%80%903%EF%BC%8E%E5%86%8D%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E8%BB%8A%E8%BC%8C%E3%80%91-rcm-350-ninja%EF%BD%BD%EF%BE%8E%EF%BE%9F%EF%BD%B0%EF%BE%82%EF%BE%8A%EF%BE%9F%EF%BD%AF%EF%BD%B9%EF%BD%B0%EF%BD%BC%EF%BE%9E-ne/


デザートイーグル - Wikipedia


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%AB


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