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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

万が一の時

作者: なびぃ

高齢タクシードライバー鈴木良吉は実直な男である。



鈴木良吉85才は、タクシードライバーである。

何故、民間人の自分達がこのような指令を与えられたのか、全く理解していなかった。

だが、同僚の最高齢ドライバー斎藤市郎87才と共にこの使命を与えられ、ただただその事だけを呪文のように唱えながら過ごしていた。


異次元からの侵略者との戦いは、数年に及んでいた。

軍人や警官だけでなく、動ける物は皆、何らかの形で参戦していたので、単なる民間人であり、タクシードライバーである良吉達も移動車両のパトカーを1台、運転手として二人で担当していた。

旧式の廃車寸前のパトカーは、若い運転手には手に終えず、やむ無く二人にお鉢が回ってきたのだった。


二人は与えられた車両を大切に手入れし、毎日、あの指令を頭の中で繰り返し唱えていた。

『万が一の時は、このカードを持ってスイッチを押せ!』

二人に戦場での運転手としての使命を与えた人からのたった一つの指令だ。


戦いの中、怒号が飛び交い、慌て走り回る人々。

二人は、『万が一の時』の指令を受け、カードを胸に抱え、自分達の車両へと向かった。

力も無さそうな、二人の老人は人々の目を掻い潜り、旧式のオンボロパトカーの扉を開けスイッチを押した。


人類を守るためのスイッチ。


異世界人に乗っ取られた国のトップ達が、一瞬にして消えた。


老人二人は、自分達が何をなし得たかを知らなかったが、無事にスイッチを押せた事に満足したのだった。



と言う夢を見た。



夢を見たので、うっかり書いてみました。

結局、なんの事なのか良くわからないです。

すみません。


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