着信。
※注意
勢いとノリで作ったため先の展開がまったく分かりません!
ついでにカテゴリも分かりません!
なので多分続かないです!
もしかしたら続くかも
プルルルルルルル・・・
携帯が鳴る。
「はい」
「オメデトウゴザイマス!!あなたは選ばれし十名の英雄です!」
これが悲劇の始まりだった。
「え・・・どういうことですか?」
「あなた、人生をつまらないと思っているでしょう?なので私たちからささやかなプレゼントをと思いまして・・・人生が楽しくなりますよ?」
「言っている意味がわかりませんg・・・!?」
目線の先に一人。
あれは・・・銃?
なぜこちらに向けているんだ?
「・・・さようなら」
自分に向かって銃弾が2つ。
的確に頭、心臓を抉り―――
―――痛みがない。確かに貫通したはず。俺は死んだのか?
プルルルルル・・・
電話だ。
「はい」
「オメデトウゴザイマス!!あなたは選ばれし10名の英雄です!」
・・・!?
これは・・・時が巻き戻っている!?
ということは・・・
前に視線をやる。
同じように銃を構える姿が一つ。
さっきと同じなら銃弾が俺の身体を抉るが、なぜか先の行動が分かる為、俺の行動は一つだった。
逃げるッ!
「!」
向こうも気付いたようだ。あの人が何者か、凄く気になるがとりあえず今は追っ手を振り切る!
ビルの合間を縫い、全速力で駆ける。
駆けている途中気がついたが、人がいない。全くだ。
ここは都市部だぞ?人一人いないってのはありえないはず・・・
俺の知らない何かが起きている・・・?
まさかこれが【プレゼント】って奴か?
疑問が絶えない。
が、様々なことを考えている余裕はない。
後ろからまだ足音は聞こえているし、こっちのスタミナも切れてきた。
どうする・・・?
走る。
走る。
足が止まる。
目の前は。
行き止まり。
逃げ場は無い。
後ろに足音。
隠れるしかない。
どうやって?
隠れる所なんてない。
もう終わり・・・!?
―――――――――
行き止まり。
標的はどこへ行った?
障害物は一つ。
ここ以外に身を隠す場所なんて無い。
銃を構える、トリガーを三回引く。
これで奴は終わりだ。
しかし、一応確認しておこうと近づく。
「誰もいない!?馬鹿な!?」
どこから逃げた・・・?
「クソ!」
――――――――――
「大丈夫?」
「ああ、助かったよ、ありがとう」
ここはビルの裏口。まさかあんな所に隠し扉があったなんて・・・
本当に助かった。
「それで・・・」
「?」
「君は誰だい?」
「私は 紗希。朝野 由佳。あなたは?」
「俺は 三代 拓斗。よろしく、朝野さん」
「由佳でいいよ!だからたっくんって呼ばせて?」
「いきなり愛称かよ・・・いいけどさ・・・で」
「なぁに?たっくん」
「由佳宛にへんな電話来なかったか?10人のなんとか~っていう」
「来たよ?」
「やっぱり?」
「えっとねー、それについては話すと長くなるんだけど・・・いいかな?」
「OK」
「今私たちがやっているのはゲームなの。悪魔のゲーム。名前は、【愚者が十人、英雄は一人】っていってね?簡潔に言うと、十人による殺し合い。それで一人やられたら外からまた一人連れてくるの。終わらない戦い。誰もここから出られない。外っていうのは、ここが現実とは違う空間で、現実が外。人がいないのはそのためね。私達を合わせて【十人しかいない】。本当はここから出るための【何か】があるらしいんだけど・・・最初につれて来られた人達は一生懸命探した。でも見つからなかった。そのうちこんな噂が出てきたの。」
「その噂って?」
「・・・千人殺せば英雄になれる」
・・・!?
「英雄になれば自由の身、外にも出られる、ってね。そのせいで今はデスゲーム。」
「・・・怖くないのか?」
「怖いに決まってるじゃない。でも全員が全員殺し屋じゃあないの。穏健派だっているのよ。今から連れて行ってあげる。」
凄いことに巻き込まれてしまったみたいだな。
だが、元の世界に帰るためには生きるしかないようだ・・・
正直に言うとこの世界観で俺の文章力で書ききれる気がしない・・・