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No.002 始まり

琴音:前回、第1話「終わり」までのあらすじ!

   学校内にイケメンの不審者が⁉︎

   裏山でのんびりしていたら、なんか◯んでた。

  目を覚ますと、木々の間から青空が見える。

 う、うーん。

「あれ?ここどこだっけ?」

 いつの間に地面に寝転んでいたんだっけ?

 えーっと、下校中に裏山にいて…。

 あぁ、裏山の崖下かな?

『いや、ちげーよ。』

 じゃあどこだよ。

『ここは〈迷いの森〉だ。』

 あぁ、なるほどね。ありがとう。

 …………。

 ……。

 どこ!?

『お前、裏山の崖から押されて、異世界に来たんだろ。』

 あぁ、そうだったね。

 …………。

 ……。

 え、そうなん?

『まぁ、実際におきてるんだから、そうなんだろ。』

 へ〜。

  私はどうやら転生してしまったようです。

 ってか、なんで裏山にいたとか、異世界から来たとか知ってんの?

『え、記憶読んだ。』

 勝手に読むな!

 …………。

 ……。

 ってか、誰? どこにもいないし。

『その台詞、そのままお返しするよ……と言いたいところだけど、記憶読んだから分かるんだよな……。』

 だから、勝手に読むな!

『名前、雨月琴音。15歳。誕生日2月20日。で、前回の定期考査、学期毎テストの事か? の記録が……え……。全教科赤……。』

 勝手にそれ以上話すな!

『まぁまぁ、歩きながら話すぞ。』

  と言われるがまま、地面から起き上がり、

『右へ進んで。』

  と言われるがまま、歩き始める。

  なんでこんな得体の知れないやつの言いなりになるかって?

  答えは単純、この世界のことを全く知らないからだ!

  なんてったって、転生したことを知ったのは2分前だからね。

 で、誰なの?

『あぁ、俺は、元S級の魔法使いの、えっと……。』

 え? 何? 自分の名前忘れたの?

『んなわけねーだろ。……まあ、〈ノア〉とでも……。』

 ねえ、このさ、頭から声が聞こえるって、どんな原理なの?

『人の話聞け。』

「ノア」って言うんでしょ。しっかり話聞いてます。

 ってかさ、さっき言ってた「S級」ってなんなの?

『それは……。』

 あー。なるほどね。転生あるある「魔法使いにランク分けがある」っていうことでしょ。

『人の話聞けって言いたいところだが、合ってるんだよな。』

 よっしゃー!正解!

 ねえ、景品は?ねぇ?

『ねぇよ。』

 ……。

 なんかさぁ、もうちょい…ノってくれてもいいじゃんか……。

 で、私はどうなったわけ?

『んー。まぁ、簡潔に言うと、お前は異世界にやって来た。』

 うん、さっき聞いた。

『そんでもって、なぜかお前は元勇者である俺の精神を体内に取り込んでいて、まあまあの魔法使いになったわけだ。』

 え? そうなん?

  えぇ〜。この、なんか生意気そうなやつが? なんか地味ぃにイケボなんだけどさぁ。

『……なんか言ったか。』

 いやいやいやいや、なんも言ってないけど?

  何でこいつに勘付かれてんのさ。話しかけようと思ってないのに。

 ……。じゃあ、なんか、「サンダーブレス!!」とか、「ドラゴニックファイヤー!!」とか、かっこいい魔法が使えるようになったってこと?

『中二病か。』

 うっさいわ!

  いちいちムカつくやつだな。

『お前は何かスキルを持っているのか? レベルは?』

 ん?ナニソレオイシイノ?

『……。要するに、MPマジックポイントを消費して使う魔法のことだ。』

 あぁ、それならそうと言ってくれればいいのに。

『……。』

  で、どんなスキルをもっているんだろう……。

《んー? 所持スキルは、〔瞬間移動〕〔地形操作〕〔時空移動〕とかっぽいねー》

 ……なんか喋った!

『え、お前急にどした?』

(あ、もしかしてこれって、ノアには聞こえてない系のやつ?)

《うん、系のやつ。》

(それならそうと言ってくれよ最初に〜)

『おい、どうしたんだ?おい、返事しろ。』

(名前は何て言うの? 女子?)

《んー、〝セレナ〟とでも呼んでよ。性別? ないよそんなの。》

 あとさ、返事してくれたのはいいんだけど、なんかスキルの名前、ぱっとしなくない?

《……。》

『おーい? 急に黙りこくってどしたー。』

 ああ、なんか、〔瞬間移動〕とか〔地形操作〕とかいうのがあるっぽいよ。

 で、「レベル」ってどんなの?

《そのスキルの強さの度合いのことだよ。》

『SからFまで7段階ある。』

《各スキルのレベルによりMPの消費量は変化するんだよ。》

『ただ、魔法実用技能検定で獲得できる「ランク」とは違うから注意しろ。』

  なんか息ぴったりじゃん。ノアはセレナの声は聞こえてないみたいだけど。

  ていうか、このセレナ?だっけ、一体誰なんだろ……。

琴音:次回、第3話「迷子の迷子の魔法使い」!

ノア:なんか、題名からして嫌な予感しかしないんだが……。(チラッと琴音の方を見る)

琴音:は? 何で私の方を見るのさ。私にお任せあれ!

ノア:はぁ……。(カメラの方を向いて)次回もよろしく頼む。

セレ:よろしく〜! あなたのお家はどこですか〜♪


作者からの一言

琴音の心の声が複雑になってしまっているので、ここで説明しておきます!

1マス空白→1番表側での思考 ノアとセレナに聞こえる

カッコ()→1段階奥での思考 セレナに聞こえる

2マス空白→1番奥での思考 琴音のみ

日本語って難しいね。通じるかわかんないけど、こういうことです。

ひきつづきよろしく!

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