No.001 終わり
あぁ〜、何か特別なことでも起きないかなぁ。
何も特別なものを持っていないただの15歳の女子中学生。勉強はダメダメで、運動神経も人並み。彼氏いない歴15年。
公立中学校に入学して、かっこいい男子いないかなぁ、とか思っていた時期もあったけど、もちろん公立中にそんなことを求めてはいけなかったのだ。
うん。後悔している。もっと勉強して、イケメンのたくさんいる名門共学中学校に入っておけば良かったなぁ、と思っている。
だけど、後悔しても、後の祭りだよね。
今は共学高校を目指して入試に向けて勉強中。あんまし実感湧かないけど、もう入試まで近いんだよね。
今日は12月25日、終業式。
ん? くりすます? ナニソレオイシイノ?
はいはい、どーせクリぼっちですよーだ。
「琴音? 一緒に帰ろ〜。」
おっと、そろそろ下校時刻過ぎちゃうな。
「あぁ、結衣。そーしよー!」
私の友人、天野結衣。彼女は勉強もスポーツもできるので羨ましい。
いいなぁ〜、私もせめて勉強だけでももっとできたらなぁ〜。
ん?
えっ! なにあのイケメン! かっこよ!
「えぇ、…………。……。……です。はい、……。」
イケボ! え、めっちゃタイプ!
てか誰? 先生と話しているけど、学校関係者じゃないよな……。
「…………。……。……ました。」
あぁ、どっか行っちゃった。結衣も行っちゃうし、ここは断念するか……。
それにしても、一体誰だったんだろ、あのイケメン……?
***
「じゃあ、またね〜」
「バイバイ」
結衣と別れた後、私はいつも行くあそこへ向かう。
この学校の近くには、裏山があるんだよね。どこぞの国民的アニメじゃないけど。
そこで誰にも邪魔されずゆったりするのが趣味なんだよね〜。どこぞのののつく国民的アニメキャラじゃないけど。
親も放任主義だから、あまり気にしないし。
受験のことは一回忘れて休むかぁ。
***
ドンッ
***
………………。
…………。
……。
ここは、どこ?
なに、してたんだっけ?
んー。
なんか眠いな…。
もう、夜?
あれ、今、家にいるんだっけ?
ベットの中?
ま、いいや。
何も考えたくない。
今は、ただただ寝ていたい…。
◇◆◇◆◇◆◇◆
「任務、終わったよ。」
「ありがとう。」
琴音:次回、第2話「始まり」!
見てね〜!




