心臓の音...聞こえる...
ガシャン...(お風呂場の扉が開いた音)
ふぅーあち〜焼き鳥にならぬ焼き幽霊になっちまうぜ〜
.....早く先でなさいよ(ムカッ)
お風呂場で随分長いこと《《何か》》してた2人。
(体を拭く紅葉)
ふっふっふ...(いやらしい目つき)
紅葉さんやい?
お風呂も出たことだし...
これ☆(日焼け止めの薬)
塗りましょうかぁ?(いつもの通り紅葉をからかう青葉)
そうね(ハッキリ)
ちょうど服も脱いでるところだしお願いするわ。
・・・ほぇ?(言われたことが理解できない青葉)
...(青葉は考えた。紅葉がこんなこと快く受け入れるはずがない...
ってことはこれは「罠」!?
なんて凄い...魅力的な物を...
だが私、幼なじみの感が告げている...これは乗っては行けないと!!)
...なに黙り込んでるのよ
まさか今更嫌っていうの?
ぴちゃ〜
(紅葉が髪を後ろに流し水滴と立派な《《ナニ》》が露出する)
...ふっ馬鹿な事を言うな紅葉?
もちろん。いいに決まってるだろ?(イケメン風に)
(もちろん青葉は色々考えているが断ることなどできない、
馬から人参をぶら下げたらそれをずーと追いかけるのと同じだ)
カチャ...ビジリリリ...ミシッ...ミシッ...(風呂から出て買った袋を持ち2階へ)
カチャ...(紅葉の部屋を開ける)
ピッピ...(エアコンを付ける)
あぢーーー
溶けるぅ...(実際少し溶けてる青葉)
部屋が涼しくなったらおねがいするわ...
(溶けてる青葉に衝撃を受ける)
んー?どったのぉ〜?(今も尚溶けてる)
いやーそれにしても幽霊になっても暑さを感じるものなんだねぇ〜
全く幽霊さん達は溶けないのかなぁ〜
……(アホな子を見る目の紅葉。だが何も言わないでおく。)
ブオーーン(エアコンが回る音)
ふっふっふ...我復活!
シャキーン!(決めポーズ)
そうね、涼しくなったし初めて頂戴。
……はい。(ポーズを無視された青葉)
では〜お背中お塗しますねぇ〜?
うへへへへ...(よだれを垂らして見せられな顔してる青葉)
...ん?
(振り向く紅葉)
ん?どうしたの?前向いて〜?(清楚顔青葉)
……うん。(何か嫌な予感がしたが従う紅葉)
ニュル...ニュル...
では行きますよ〜?
ええ、お願い。
でも痛くしたら許さないから。
当たり前じゃないか〜私が紅葉にそんなことする訳ないない〜
じゃあ塗るよ〜
ぬりぬり...(背中を塗ってる)
どんな感じ〜?
...そうね触られると少し突っ張って痛いわね。
でも平気よ遠慮なく塗ってちょうだい。
了解よ〜紅葉のお肌、隅から隅まで塗りたくるからね〜
それにしても紅葉の体熱いなぁ〜
お風呂のせいか日焼けで熱持ってるのか...
これ塗って治んなかったら病院行かないとだね〜
そうね...けど貴方が隅々まで塗ってくれるんでしょ?
なら治るわよ
ほ、ほう?
それは背中だけじゃなくて前も色んなところも塗っていいと解釈してしまいますが?
いいのですかな?(にやにや)
...好きにしたら
私がやめろって言っても絶対やめないだろうし
それが嫌なら貴方に頼まないわ
!!??
ま、ままま、まじかよ!!
紅葉の体好きにできる権利キタコレ!!
ちょっと?そんなこと言ってな((
ふおぉぉぉおぉぉぉ!!!(1人でむちゃくちゃ盛り上がってる)
...ク...クチュ...(くしゃみ)
おおおぉぉぉ...(急に静か)
青葉...盛り上がってるとこ悪いけど早く塗ってくれないかしら
そうじゃないと私風邪ひくんだけど?
あ、わかりましたすぐ塗ります...(切り替え)
はいじゃあ腕上げて〜ぬりぬり〜
はい立って〜?それじゃあお尻から膝裏まで〜?ぬりぬり〜
次は前足からどんどん上がってって〜?
・・・あがっ...てく.....
さ、さすがに前は自分でしてね///(照れながら言う)
さすがの貴方でもそんな感情あったのね...
(自分でぬりぬり)
うん!体はOKだよ〜?
後はメガネ外して顔塗りな〜?
わかったわ
カチャ(メガネ外す)
顔ぬりぬり...(目を閉じる)
青葉?濡れタオル取って?
手が薬だらけだから
.......(反応がない)
ん?青葉?なにしてるの?
.......(反応なし)
はぁ...(いつものイタズラだと思ってる)
(薬まみれのままメガネをかける)
ちょっと青葉?
なにしてる.....
(ベットの上で寝転んでる青葉)
ごめーん紅葉〜
私今ゴロゴロするので忙しいんだァ〜(煽り顔)
.....そう...
ミシッ...トコトコ...(立ち上がってタオルを手に取る)
ふきふき...カチャ...ふきふき...(手を拭いてメガネも拭いた)
ふぅ.....青葉?(低い声で)
ん?何もみじっ.....(明らか怒ってる顔の紅葉と手にはタオルが)
ん?紅葉?その手に持ってるもので何する気だい?
ミシッ...(少しずつ近づく紅葉)
い、いやぁー?
私も意地悪したくて渡さなかった訳じゃなくてぇ?(超絶テンパってる)
ミシッ...ミシ...(青葉の前に立つ紅葉)
あ、あの...許して!(目をつぶる青葉)
ミシィィッ...
・・・?(何も起きない...?)
(少しずつ目を開ける青葉)
.......何してますの紅葉さん?
何って見て分からない?ベットに寝転んでるのよ
ま、まぁ...それはそうだけど...(困惑する青葉)
それより...もっと壁に寄ってくれない?狭いんだけど
あ、はい。すみません。(素直に従う青葉)
.......チックタック...(時計の音)
あ、あの〜紅葉さん?
今なんのお時間...?(恐る恐る聞く)
ん?見ての通り寝るの。
私疲れたの。だから早く電気消しなさい。命令よ。
あ、はい。ピッ...(電気を消した)
.........
ん、...ミシッ(寝返り)
.......紅葉さん起きてます?
(数秒間無言)
.......紅葉さん起きてます?(2回目)
(数秒間無言)
.........紅葉さん...
起きてるわよ!!(怒ってる声)
んで、なんの用(冷静な声)
.......パフっ...
(紅葉の左胸に顔を乗せてくっつく)
ちょ、重いんだけど...
それに熱...
(紅葉が最後まで言う前に青葉が喋る)
【心臓の音聞こえるね...】
.....なんでそれを今言ったの。
.....なんとなく。
.....そう。.....
カチッ...カチッ...(時計の音)
(それからどれぐらいの時間がたったのか...しばらくしてから紅葉が口を開く)
...今日だけ...今日だけ私が寝てる時あんたのすきにさせてあげる。
それじゃ私寝るから。
...うん。ありがとう...(ドクッ...ドクッ...)
おやすみ...紅葉...
(その言葉を言って私は紅葉の心音を聴きながら眠りに落ちた...)




