言い表せない想い
(屋上で1人空を見ている青葉)
.......(目を閉じて動かない青葉)
………
……ッ!(目を開く)
とう!(仰向けの状態から1回転した)
フォルムチェーンジ!青葉お魚モード!
ジャキンジャギーン!(自分で言うセルフ効果音)
(腕を頭の上に上げて両手を合わせる)
私は今産卵時に川を昇るサーモン!いざゆかん!
(空に浮いて魚の真似をする青葉)
ぐるぐるぐるぐる...
これはいいや...(飽きた)
次は...死んだ魚!ヒラメの開き!海の中の昆布!(その他色々試した)
はぁ...何やってるんだ私
ドサッ(寝転んだ)
はぁあ〜紅葉が居たらこんなことでも楽しめるのになぁ〜
(青葉は目を閉じて昔のことを思い出す。それがどれだけの時間だったか...ほんの少しの時間
...ただ青葉にとってはとても長いで紅葉との思い出)
私と紅葉はいつも一緒に居た。小学校に上がる前からの友達でほぼ毎日会っては遊んでいた。
小学校に入ってからますます私たちは仲良くなって毎日おしゃべりしてた。
私は紅葉以外の友達もいたけど紅葉は私にとって1番の...親友...
高校に入ってからは色々できることも増えた。
初めての化粧でお互い下手で笑いあったりしたなぁ...
紅葉ママに見せたらものすごく笑われたっけ...
街中で一緒にクレープだべたこともあったな...
目的地も決めないで電車に乗って知らない街に行ったこともあったなぁ...
むちゃくちゃ紅葉に怒られたけどそれもいい思い出...
あぁ...もっと紅葉と一緒に居たいよ...
最近紅葉は私以外の友達が出来た。
隣の席のいちごさん。
彼女は紅葉の事が好きらしい?友達になりたいとかそれっぽい事言って誤魔化してたが
あいつは危険だ。
.......違うこれは嫉妬だ。
私には時間が残されてないのにあいつは紅葉と...これからも居られる...
ずーと紅葉の隣には私が居たけど、これからはあいつが...
なんで...なんでなんでなんで...私が1番紅葉のそばに居たのに...
紅葉に新しい友達が出来て嬉しいはずなのに...
貴方なに...してるの...
うぇ!?も、紅葉さん!?
い、いつから見てたの!?
ずーと見てたわ...
正直私の頭がおかしくなったのかと思ったんだけど
いやん///見てたな言ってよも〜恥ずかしいじゃん!
・・・で何の用?
なんの用ってあなたの貴方ねぇ...
いつまでもふてくされてないで私のそばにいて
ずーと一緒に居てくれるんでしょ?
(手をのばす)
も...紅葉...
(紅葉の手を握った)
早く行きましょ次の授業が始ま...
ねぇ紅葉(言葉を遮り話し出す青葉)
紅葉は私とずーと一緒にいて欲しいんだよね?
そうだけどそれが何?
それじゃあさ...
いちごさんと友達になるのやめてよ
.....何言ってるの貴方
私はさ...紅葉が1番好きなの
世界一愛してるの...
だから私紅葉がほかの人と話したり私以外の人の事を考えてたりするのが嫌なの
青葉...冗談を言うのはやめて
冗談?どこが?
紅葉は私が冗談を言ってるように見えるの?
.......(冗談じゃない事を分かってるから何も言えない紅葉)
ねぇ紅葉?
私前に言ったよね?
死んだからには私を縛るものは何も無い
欲望のままに私は生きるってさ...
私の欲望...望みは貴方
紅葉を私だけのものに...誰にも見られない場所で2人だけで生きるの
紅葉...あなたを独り占めする為に
紅葉...一緒に行こ?私たちだけの...
青葉...
場所はどこがいいかな?
やっぱり誰にも見つからない場所ってなると山奥?だけど虫苦手だしなぁ...
青葉!
うーん...いっその事海外でも言っちゃう?
なーんて...私たちだけじゃ厳しいよね〜
青葉!!
な、何...そんな大声出して...(聞いたことない大声をだした紅葉に驚いた)
ギュッ...(青葉に抱きついた紅葉)
え!?ちょ紅葉!?
青葉...私も貴方が好きよ
けど貴方の考えに乗ることは出来ないわ
.......そっか
まぁ当たり前だよね〜.....
じょ、冗談だってーやだなぁ
紅葉ったら本気にしちゃって〜
ほら行こ!授業間に合わなくなっちゃうよ...
ポタ...ポタ...
青葉...教えて...
貴方が不安な事
どうすれば貴方の涙を止めることが出来るのか...
ごめん紅葉.....
いいのよ謝らないで
ご...ごめん...
いいのよ気にしないで
ガクッ(膝から崩れ落ちる泣く青葉)
大丈夫...何があっても私は貴方のそばに居るわ
(青葉の頭を撫でる紅葉)
キーンコンカーンコーン
.....グスッ...
授業始まっちゃったよ...
そうね...
行かなくていいの...
逆に聞くけど貴方より授業を優先した方がいい?
.....だめ...(紅葉の肩に寄りかかる青葉)
ええ...わかったわ...(優しく手を握る紅葉)




