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スターチス  作者: 愛姫
11/30

駄犬と飼い犬

ふんふ...(固まる)

...わ、私のじゃがバタ...(泣きそうな顔で紅葉を見る青葉)


そ、そんな目で見ても何も...


(青葉の泣きそうな顔)


.....仕方ないわね

隙を見て上手いこと食べさせてあげるから

待ってなさい(青葉に甘い紅葉である)


!!

紅葉ぃ〜

ありがとぉぉぉ(顔すりすり)


ちょ、わかったから離れなさいよ...


(すりすり)

いいじゃないか〜ほれほれ〜


ガタゴト...バタン!(紅葉母が料理を運んでくる)

ふぅ〜完成〜

夏にキッチンは暑いわね〜


先食べてて〜私はエアコンの下で涼んでるから〜


は〜い

じゃあ早速いただきま...


へっへっへ!!(しっぽブンブン!)


.....気のせいかしら貴方からしっぽのようなものが

生えてる気がするのだけど...


へっへ...!!

そんな事いいから早く!!

(しっぽブンブン!)


.....犬かな...?

まぁいいわ...ほら食べなさい

駄犬


(スプーンで駄犬に食べさせる飼い主)


わお〜ん!!

あっふぃ...はふはふ...

ん〜〜!!

おいひぃ!(幸せそうな顔)


そう...なら良かった

それじゃ私も...

パクっ...うん。美味しい

たまに食べたくなる味ね


パカ...サッサ...パクっ...(次は塩をかけて食べる)

うん、塩はやっぱり安定の美味しさね...

貴方も食べ.....(ドン引きしてる顔)


ハッハッ...!!(よだれを垂らしてる青葉)

(しっぽブンブン)


.....というかお母さん見てないんだから座って食べなさいよ...


ハッハッ.....(犬状態)

分かっていなぁ〜飼い主よ(急に人に戻る)

それではノンノン

犬は主人が食べてる物を食べたくなるもの

そして主人は自分の手で飼い犬に食事をあげるものなのよー?

だから早く!!

ハッハッ...!!(しっぽブンブン)


.....自分の手で.....

そう?それじゃあ...

ふーふーふー...(じゃがいもを冷まして)

あちっ...ふーふー...(手に持ち)

パカ...サッサ...(塩をかけて)

ほら駄犬?飼い主の手で食べさせてあげる

早く食べなさい?


!?!?

も、もも、紅葉さん!

一体何を!?


あら、青葉に戻っちゃったのね

それじゃあこれは上げられないわね...

せっかく作ったけど...私が食べてしまいましょうか.....


!!

ハッハッハ...ワン!!


...ふふ...(不敵な笑み)

いい子なわんちゃんだ事...

ほら食べていいわよ?


ハッハッハ...わおーーん!

ムシャムシャ...むちゃうまだワン!!


あらそう?ならよかっ.....


ハッハ.....ぺろぺろ...(紅葉の手を舐める青葉)


ちょ、ちょなにやってんのやめなさいよバカ犬...


何言ってるのワン

犬の役目は飼い主を舐め回す事だワン

だから飼い主の手を舐めてるだけワン


ちょ...だからってそんな...


ふーー涼んだぜ〜

紅葉食べてるか〜?

(お皿を見ながら)

うんうん食べてるな〜

ん...紅葉...とうもろこしも食べろ〜?

今の時期は美味しいんだぞ〜?


ん.....わ、わかっ.....た.....(青葉に手を舐められながら答える)


(それをみて興奮する青葉...これ...むちゃくちゃえっっ...じゃん!)

ぺろぺろ...ガブ...(紅葉の手を軽く噛む)


んっ//...(思わず声が出る紅葉)


ほああぁぁ...(あくびする紅葉母)

ん?何か言ったか?


な、何...も...//


そうか〜?なら私は寝るな〜

疲れたから〜おやすみ〜

あ、食べ終わったら冷蔵庫にしまっといてな〜

そんじゃ〜

ガタン...(とうもろこしを手に取って出ていった紅葉母)


...あ、青葉貴方ねぇ.....(青葉を睨む紅葉)


へへーん

そっちが始めたんだからお互い様でしょー?


それにさ...ガブ...(指を噛む)


ん...ちょっと...//


気持ちいいならいいじゃんか?


そ、そんな訳ないでしょ!!

フン!(青葉から手を離した紅葉)


あーー...残念...

もっと紅葉にイタズラしたかったのに...(残念そうな声だが...)


(声とは裏腹にとても笑顔で紅葉を狙い澄ました目で見ている)


ッ...!!(その姿を見て後ろを向く紅葉)

.....(青葉に舐められたり噛まれた手を見る)

(青葉の唾液や少しだが歯型も付いていてまるで、紅葉の身体に印を付けたような...)

あ、洗わないと...(か細い声で言う)


トコトコトコ...(台所に行き、手を洗おうとする紅葉)


(手を伸ばして水を出そうとした時)


なーにしてるの(青葉に後ろから両手を捕まれ、青葉の体に密着するまで後ろに抱き寄せられた。


.......なにするの離しなさいよ


えー?だってせっかくマーキングしたのにそれ洗い流そうとしたでしょ〜?


.....当たり前じゃない。貴方のせいで手が汚れたんだし。だから早く離しなさ...

んあ...ちょ...貴方何して...


(紅葉の耳を噛む青葉)


まったく...紅葉も酷いよね〜

犬になれって言われたからなったのに〜


カプ...ジューー...(耳を噛んで耳たぶを吸う)


や...お願い...離して...


嫌だよ〜せっかく紅葉の体好きに出来る状況なんだから...

それに...嫌って言う割には本気で思ってないでしょ?

ほんとに嫌だったら全力で逃げるはずだし?


ハァ.....(紅葉の耳に息を吹きかける)


ん.....あ.....////(声が出る紅葉)


紅葉は...ほんとにやめて欲しいの?

本気で嫌だったら辞めるけど.....

もし...そんなに嫌じゃなかったら...


(耳元で)《《もっとすごい事》》...してあげるけど?


ガタン!!(膝から崩れ落ちた紅葉)


.....あははw

腰抜けちゃった?紅葉にはまだ早かったかな...

ほら紅葉...立ちなよ?立てないなら手を貸すけど?


.....(無言でしたから睨みつける紅葉)


.....ふふっ.....(ものすごい笑顔で)

紅葉...今の姿...私から見たら君が犬見たいだよ。

ほら、紅葉わんちゃん?(頭を撫でる)


.....青葉...お前覚えとけよ...(青葉の目を見て言う)


ふふっ...これが負け犬の遠吠えてやつ?

いつも強気のくせに...責められたら弱い...

そんな紅葉が私は好きだよ?


.....私は...今のお前が嫌いだ...(歯を食いしばって言う)



(にやりと笑って)

いいよ〜今は嫌いでも...

だって紅葉は私を本気で嫌いになんてなれないんだから。

ほら紅葉いつまで座ってるの?そろそろ花火しにいこう?

それとも.....首輪付けて外で散歩でもする?

私はそれでもいいけど.....


ガタン!!(立ち上がる紅葉)


外出ろ...絶対泣かしてやるから...


(目を丸く見開く青葉)

!!

そっか...それは楽しみだな♡



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