こんなS級美女は嫌だ。
何度も改良した作品なので、少しでも読んでくれたら嬉しいです。
『摩耶西 深雪は、全てにおいて優秀である。成績面では、常に学年1位。物理...何とかで金賞を取ったりしている。
スポーツ面では、主にバスケで活躍しており一年でレギュラーになったって。
大会で、優勝してインハイにも出場するとか。
なのでスポーツをメインにしている大学から狙われていると言う噂もあるぐらい。
そして何より顔がとにかく可愛い。よく雑誌に出てくれと勧誘されるらしいよ。よく言われているあだ名は聖女だって。それから...』
「普通ちょっと質問しただけで、ここまで答えれるか?」
、俺はその文章量に若干引きながら、
俺が摩耶西 深雪について、質問した所、えげつない量の文章が送られてきたのだ。
俺は基本的に女子のことに興味は無いのだが、摩耶西 深雪については、調べる必要があった。
なぜなら、俺は摩耶西 深雪に脅されているからだ。
なので、こちらも弱みを握って対抗をしないといけなのでる。
「あん時見つからなければなぁ~」
俺はため息をつきながら、今日のことを思い返していた。
「うーん...」机に伏せていた顔を上げる。めを擦りながら、スマホで時刻を確認してみると、19時を回っていた。HRで寝た時からずっと寝ていたままだったのだろう。
まあ、特に学校でやることも無いので、家に帰る準備を始めた。
あらかた準備終わった後、なにやら「はー」と吐息のような声が後ろの席から聞こえた。
誰も居ない時間帯にがしたので不気味に思いながらも、気になってしまい後ろにゆっくりと顔を向ける。
そこにはある意味不気味な光景が広がっていた
「はっあぁ~徳見くんの匂い最高!!。」
超完璧と言われている、摩耶西 深雪がひどい顔になってにやけながらよだれを垂らしているのである。
嗅いでいるのは、俺知人である徳見 氷希のジャージである。知合いの物を嗅いでいると言うこともあり、だいぶ引いてしまった。
しばらくゴミを見るような目で摩耶西 深雪を見ていたが、気づかれたら色々面倒だと思い俺はばれないよう、しゃがみながら逃げようとしたのだが...
「ちょっと待ちなさい。」
案の定ばれてしまった。まあ仕方無いとは思うが、逆になんで今まで気づかなかったのかと言う疑問を抱だきつつ、摩耶西 深雪の言う通り大人しく足を止めることにした。
もちろん、呼び掛けに対し抵抗や、逃走も考えてはいたがどうせ何をしても捕まるので、諦めることにした。
徳見情報だと摩耶西 深雪は優しいらしいから、許してくれるとは思うけど。
摩耶西 深雪が少し考えるそぶりを見せた後、軽くため息をつき、喋り始めた。
「仕方無いけどあんたには私の恋愛サポートをしてもらうから。言っとくけど、断ったら社会的に殺すから。よろしく。」
噂に聞いてる雰囲気がだいぶ違ったため驚いていると、いつの間にかに摩耶西は居なくなっていた。
最初にしては良くできた方だと自分では思っています。この後も続編を書いていくつもりなのでご期待に添えれば嬉しいです。