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奥田達矢

僕が奥田達矢くんと友達になった経緯

作者: 弥生はじめ

 県立高校山奥分校で友達はできるか?

 ドキドキしている。

 アイツはどんな人かな?

 

「俺は奥田達矢よろしく」

と、ニヤニヤ顔を伏せ恥ずかしそうに声をかけられた僕。

 「僕は後藤田義弘ごとうだよしひろって言うんだ。よろしくな」

と、達矢に軽く自己紹介をした。

「後藤田は、釣りする?」

達矢は釣りが趣味のようだ。

「僕は釣りしたこと無いな」

「釣り道具は貸すから今度釣りしよう」 

と、言うわけで日曜日に僕の家の近くの公園の沼で釣りをする事になった。


 約束の日曜日。

 僕の家から近くの瑞木坂みずきざかのアルプス公園で待ち合わせ。

 達矢は釣り竿を持って自転車を漕いでやって来た。

「後藤田!遅くなった。わりぃわりぃ」

 僕は達矢と、ここの公園の沼で釣りをする事になった。

 

 奥田達矢は、隣の広戸市ひろとし渡鍋わたなべ地区に住んでいる。スケコマシ。


 そろそろ帰る時間になった。

「僕は、一匹釣っただけ、達矢は10匹は釣ってたよな」

「釣り楽しかっただろ?」

「楽しかったなー」

「明日学校でな!」

と、達矢は釣り竿を持って自転車に乗って帰って行くのである。

 僕も家路に付いた。


 今週は、やたらと達矢は消防車や救急車の話になる。

「なんで今週は、消防車や救急車の話になるんだ?」

僕は、達矢に聞いた。よくぞ聞いてくれたと言わんばかりに、

「俺ような、消防士になりたい」

ドヤ顔で達矢は答えた。

「そうなんだ〜。すごいな。それで、それで?」

僕は尊敬し始めた。

「そしてような、俺は救急救命士の資格も取る」

「僕は、まだ将来どうするか決めていないのに」

それを聞いてフンッと、ドヤる達矢。

「そして、スカイラインGT-Rを買うんだ」

それを聞いた僕は、コイツはしっかりしているなぁ。と、思いとりあえず友達になったのである。


 


奥田達矢くんと友達になった経緯2へ続く…


 




 


 





 

  

読んでいただきありがとうございます。

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