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僕は天使に守られている。  作者: 嵐鳥夢花
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雑魚悪魔の狙い

時が流れるのは早く、あれから3ヶ月が経って、もう2月中旬になっていた。


優斗と快とは仲良くなったと思っている。

優斗は少し言葉遣いが悪いだけで嫌な奴ではなかった。

一生懸命で褒める時は褒めてくれるし、

ダメだった事はちゃんと指摘してくれる。

レーナが言っていたが、今までの継承者で1番戦闘センスがあるみたいだ。

だけど、努力が凄く毎日必ず3時間以上の自主練をしている。

たまに、僕も混ぜてもらうがマジで強かった。

剣を振るスピードが速く、盾を剥がさせてしまったら作り出す前に胸元に剣を当てられている。だから、僕は盾を作り出すスピードを上げた。最近では、まあまあ互角に戦えていると思っている。


快は本当に優しかった。

たまに、相談に乗ってもらったりして心のケアもしてくれた。

それに、優斗が指摘してくれてことの改善点や練習法なども一緒に考えてくれた。

自主練中も怪我などした場合は、天具の能力で回復してくれた。

快がいなかったら、僕はもう死んでいたかもしれない……


そして、今、まさに、死にかけた。


「大丈夫??派手に斬られたけど…??」

「空、大丈夫ですか??一応、斬られた箇所は治しておきましたよ。」

「おい、空!!!!何ぼーっとしてんだよ、マジで斬ったじゃねーか!!気をつけろよ!!」

「いや、優斗も優斗ですよ??ちゃんと寸止めしなきゃダメでしょ。」

快にそう言われて、優斗は目を晒していた。

慶次は僕の方を見て心配そうにしてた。


「みんなごめん…つい考え事してたら……快、ありがとうね。助かった…。慶次もありがとうね。」

「戦闘中に何考え事してんだよ!!!!

女のことでも考えてたんか!?」

「いや、違うよ。優斗の剣撃でたまに優斗の腕をすり抜けて攻撃が飛んで来る時があるなと思って考えてたんだよね。」

「なんだ、そんなことかよ。つまんな。

まあ、天具は自分自身を傷付けないようになってんだよ!!」

そう言うと、優斗は剣を出して自分の腕に振り下ろした。すると、剣の刃は、腕をすり抜けていった。

「そうだったのか…だから、あり得ない所から剣撃が来るのね…不思議だったんだよね……」

「そんなこと、早く聞けよ!!教えてやったのに。」

「慶次は知ってた??」

「うんうん、知らなかった。」

「優斗も、たまたまこの事は知りましたからね。」

「快、うるせーよ!!よし、次は、慶次やろうぜ!!」

「うん、いいよ!!」

と慶次が答えた瞬間、レーナから通信が来た。


「みんな!!!!至急、廃墟に向かって欲しい!!!!凄い悪魔の数なの!!場所は送るから。みんな同時に向かって!!お願いね!!」


通信が終わったと同時に場所が送られてきた。


「じゃあ、行きましょうか。」

「俺が即終わらす!!」

「慎重にね、援護はするから!!」

「よし、今日も無事に帰って来よう!!」

僕たちは、すぐさま飛び立ってた。


目的地に着いた時、目を疑った。

そこには、夥しい数の悪魔がいた。

多いと聞いていたが、こんなにいるとは思ってもいなかった。


「気持ち悪っ」

「こんなに多いのは初めてですね…」

「でも、雑魚悪魔しかいないから早く終わりそうじゃない??」

「でも、油断は禁物だよ空!!」

「よっしゃ!!行くぞー!!!!」


基本的な戦術は、僕と優斗が前に行く。

優斗の盾としてまた、鎧モードで悪魔を殴る。

優斗は、気にせず斬り込む。

そして、遠距離から慶次の攻撃。

その後ろに快が待機している。

怪我やダメージを負ったら快から回復を受ける。

大抵はこの戦術でなんとかなる。

今も問題なく、悪魔を減らしまくっている。

ただ何かおかしい。

なんでこいつらはこんなにここにいるのか。


考えていたら油断してしまった。

目の前に悪魔が現れて、僕を食べようとしていた。

判断が遅れたせいで、盾が間に合わない。


悪魔は一瞬で真っ二つになっていた。


「空!!ぼーっとするな!!今は練習じゃねーんだぞ!!!!」

「ごめん!!ありがとう!!」


そして、ものの数分で全滅させた。

優斗は余裕だったなと話していた。

慶次も快も思ったより楽勝だったねって感じで話していた。


でも、やっぱりおかしいと思った。


「みんな、なんかおかしいと思わない??

あんなに悪魔が集まっていることがおかしいし、

しかも、こんな簡単に終わるのもおかしいと思うんだよね。

誰かが意図して僕たちをここに集める為にやったんじゃないかと思うんだよね。

それに、どうやってあんなに悪魔を集めたんだろう…」

「確かに、空の言う通り、今までにない悪魔の数ですね。

しかも、こんなに群れていることも無いですね。」

「アンの座学で聞いたことあったっけ??

悪魔を産み出す悪魔がいるみたいな話??」

「いや、私は聞いたことないですね。

もし、そんなのがいるならヤバいですが…」


その瞬間、優斗が声を上げた。


「おい!!!!悪魔がまた、また、現れてんぞ!!!!」


振り返るとまた、夥しい数の悪魔が一瞬にして現れていた。

そして、廃墟が崩れ始めていた。


僕たちはすぐさま空に飛び、回避した。


そして崩れた廃墟から巨大な亀みたいな見た目の悪魔が現れた。

一軒家ぐらいの大きさだった。

そして、亀の悪魔から大量の悪魔が噴出されていた。

こいつが原因で悪魔が大量に発生していた。


優斗は真っ先に亀の悪魔に向かって飛んで行き、攻撃をした。

剣が飛んで行き、剣が割れてしまい、消滅していった。

優斗の剣撃が全く効かなかった。


こっちに優斗が戻ってきたと同時に、

亀の悪魔がこっちを向き、口を大きく開け何かを溜めていた。


「みんな、僕の後ろに、早く!!!!」

全開で盾を展開した。


亀の悪魔から黒い光線が飛んで来た。

盾に当たった瞬間、大きくひびが入る。


ヤバい、このままだと壊れる…


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