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僕は天使に守られている。  作者: 嵐鳥夢花
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絶望の光

全ての鎧が一瞬で破壊された。

(やばい、腕折れたかも)

早く鎧を作らなきゃと思って集中をした。

けど、遅かった。目の前にガザンドルバスが立っていた。

「意外と耐えたんだ!!凄い!!!!

でも、もう無理でしょ??ボロボロだもんね〜!!次、またやったら死んじゃうね??(笑)ぶはははは」

僕を挑発しているのは分かっている。

それでも、その挑発に乗って殴りかかりたかった。

でも、確かにこいつの言う通りギリギリの状態だった。今飛んでいるだけでやっとだ。

「まあ、もうあれはやらないよ!!

そう簡単に殺してもつまらないじゃん??

やるなら苦しめたいからさ!!

それが俺の殺し方だよ!!!!!」


「……昨日の人たち…も、苦しめたのか…」

「それはね!!!!お前たちが帰った後にゆっくりゆっくーりと苦しめて殺したよ。」

「・・・ふざけんなあぁぁぁぁぁ!!」

殴り掛かってしまった。殺されると思った。

が、ガザンドルバスに1本の矢が飛んで行くのが見えた。

ガザンドルバスがニヤっと笑いながら矢を掴んだ。

「危ない危ない!!凄いな!!その距離からピンポイントでここを狙うなんて!!!!」

腹を差しながら笑っていた。


「お前の核はそこなんだろ??」

「分からないようにしてるのに、なぜ気付いたの????(笑)」

「そこから悍ましいオーラを感じた。

それに話している時も腹を抱えていたし、何か守っている感じがしたから」

「素晴らしい!!!!素晴らしい、観察眼だよ!!!!凄い!!!!凄いよ!!!!!

狙撃手として素晴らしい!!!!

そして、殺したい!!!!お前に興味が湧いた!!

先に、殺してやろう(笑)」

「お前に殺される気はない!!」

慶次は、その瞬間僕を抱え、猛スピードで飛び上がった。

そして、急転回し飛んで行った。


「逃げるよ、空!!!!あいつはやばい…」

「…ごめん……」

「空が謝ることじゃないよ……それより…足が……」

「いや、逆に足一本で済んで良かったと思ってるよ。

あれは本当に死んでてもおかしくなかった…」

「…うん、分かった。一応レーナやアンに話しかけてるんだけど反応がないんだよね……」

「僕もやっているけど…なんでだろう……

ひとまず神殿に行ってみよう…」

「そうだね…」

「いやいや、行かせませんよ??」


僕と慶次は衝撃過ぎて言葉を失った。

ガザンドルバスが隣で笑いながら飛んでいた。

「じゃあ、戻りましょうか!!」

そう言うと、慶次の胸ぐらを掴んで逆方向に飛んで行った。

僕も慶次も何もすることが出来なかった。

僕たちよりも物凄いパワーとスピードで抵抗することもできなかった。

公園に近づくと僕たちを思いっきり投げ捨て、

地面に叩きつけられた。

「ぐはっ」

「いきなり、逃げるのでびっくりしましたよ!!まあ何となくそんなことをするんじゃないかと、気が付いてましたけど!!俺から逃げるとか無理だよ!!(笑)」

僕は何とか慶次だけでも助けられないか考えた。

けど、何も思い付かなかった。

さっきのパワーとスピードにどうすることもできないと思ってしまった。


あの時1人で立ち向かわなければ少しは変わっていたかもしれない。

ちゃんと慶次と作戦を立てて行動すれば良かった。

後悔しかなかった。


「では、弓の継承者から殺しますね。

盾の継承者は見ててくださいね。あなたのせいで彼は死にますから。絶望感に浸ってください。そして、その後にあなたを殺しますから!!

じゃあ、何か最後に言うことはありますか??(笑)」

「……空、ありがとうね!!」

慶次は、にこっと笑い目を閉じた。

「けいじー!!!!!!!!!!!」

ガザンドルバスは笑いながら慶次に手を向けた。


腕が宙に舞った。

ガザンドルバスの腕だった。

ガザンドルバス自体も何が起きたか理解していなかった。


「何、勝手に諦めてんだ??お前ら弱過ぎるだろ??」


そこには、両手に剣を持った男が立っていた。

その後ろに杖を持った男が飛んでいた。


「快、そいつの足治せるか??」

「うん、幸い、そこに足が落ちてるから治せると思うよ!!優斗は悪魔を宜しくね」

「言われなくても、こんな雑魚瞬殺だわ!!」

余裕の表情で答えた。


「危ない…そいつは…」

僕が喋ろうとした時に口を塞がれた。

「優斗なら心配ないですよ!!多分本当に余裕だと思いますよ。それより足を持ってて下さい。治します。杖の継承者は治癒に長けていますから大丈夫ですよ!!」


快と言う通りに自分の足を持って、切口同士を合わせた。

「じゃあ、始めます!![大地に生まれし、この命。再び主人の為に力を貸したまえ。再び歩め]」

男が何か唱えて杖を向けた瞬間、僕の足が光だし切口同士がどんどんと繋がっていく。

そして、光が消えた。

信じてなかった訳ではないが、正直驚いた。

元通りになっていた。

「うん、大丈夫そうだね!!」

「嘘だろ。本当にありがとう。」

「いいよ、別に!!それより優斗の方はどうなったかな??」


ガザンドルバスと戦っている方を見てみた。


そこには、あんなに強いと思っていた

ガザンドルバスがボコボコにやられていた。


手足が斬られた状態で地面に倒れていた。


「馬鹿な…そんな…なぜなぜだ……俺はあんなに人を殺して強くなっているのに!?!?!?

なぜだ!!!!!!!!!なぜ攻撃が当たらない…

なぜなんだ!!!!!!お前を殺してやる殺してやるぞくそくそくそくそくそくそ」

「知るか、そんなこと。言うてそんな強くねーぞ、

お前??じゃあな、クズ」


核に一撃を喰らわせた。

ガザンドルバスが叫びながら灰のように塵となり消えていった。


「優斗、お疲れ様〜!!」

「ん?おう!!そっちは治せたか??」

「当たり前だろ!!さすがだね!!」

「いや、あんな奴全然弱かったぞ!!!!

レーナが死にそうな顔で来たからどんなもんかと思ったら。でも、もう少しあいつが人を殺してたら、やばかったかもな」

「あの…ありがとう」

会話中だったがお礼を言いたくてお礼を言いに行った。


その瞬間、優斗に殴られた。


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