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僕は天使に守られている。  作者: 嵐鳥夢花
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怒り後悔

裏路地にある公園にいる悪魔を見て指を差した。

「慶次、そこからあいつ狙えるか??」

「うん、任せて!!」

「じゃあ、囮になるから宜しく!!」

僕は悪魔の方に向かってスピードを上げた。

悪魔は、下級クラスの奴だった。

見た目は、狼みたいで顔が4つあった。

悪魔は僕を見つけるともうスピードで向かってきた。

僕は、盾を頭の前に構えそのまま体当たりをした。

思ったよりパワーがあり、僕は吹っ飛ばされてしまった。

悪魔も飛ばされたがすぐに起き上がり、僕の方に向かってきた。やばいと思った。

その瞬間、矢が悪魔の核を撃ち抜いた。

悪魔は消えていった。

1発だった。慶次が放った矢は1発だけだった。

それで、核を撃ち抜いた。

本当に凄いと思った。前にレーナが天才かもしれないって言ってた意味が最近本当に分かってきた。

「空!!大丈夫だった??」

「うん、ありがとうね!!思ったよりあいつのパワーがあって飛ばされたよ…」

「見てたよ、でも、間に合って良かった。

いつも囮みたいなことさせてごめんね…」

「いやいや、その方が良いでしょ!!」

最近、僕と慶次は2人で悪魔退治をしている。

きっかけは、大地の死だった。

元々は1人で悪魔退治をすることになっていたが、

「何が起こるか分からない、継承者同士2人ペアになって悪魔と戦闘を行うように」と神様が言ったことにより、慶次とやることになった。正直、それは嬉しかった。

1人でやるより2人でやる方が安心できる。

一応、レーナやアンには、空は1人で戦えるでしょと言われているが不安だった。

「今日の所はこんなもんかな??そろそろ帰る??」

「そうだね、帰ろうか」

翼を広げた瞬間に物陰から何かが動く気配がした。

「空??何かあった??」

「うんん、気のせいだと思う。

そうだ、家までどっちが早く帰れるか勝負しよう!!」

「負けないよ!!」

「よし、じゃあ、よーい、スタート!!」

2人とも猛スピードで飛んで行った。


あの時に物陰を確認しておけば良かったと次の日に後悔することになる。


朝、ニュースを見て言葉を失った。

公園で人の死体が5人見つかったのだ。

その公園が昨日悪魔を倒した場所だった。

物陰に違和感があった。

もしかすると、あの時にまだ悪魔がいたのかもしれない。

そう思うと、自分に怒りが湧いて来た。

僕は居ても立っても居られなくて神殿に行くことにした。


アンが出迎えてくれた。

そして、すぐに質問をしてきた。

「空さん、悪魔のことですね??」

僕は頷いた。

アンに連れられていつも座学をしている部屋とは少し違う部屋に着いた。

「ここは??いつもと違うみたいだけど??」

「はい、ここは上級悪魔に関する情報だけを集めた部屋です」

「じゃあ、あれは上級の仕業ってこと??じゃあ、まさか…大地をやった奴??」

「いいえ、前に重要な5体をお教えしたと思いますが、そいつらではありません。

ですが、厄介な奴なのは確かです。

そいつは、人と契約することで強くなる悪魔たちとは違い、人を殺すことで強くなっていきます。《虐殺の悪魔 ガザンドルバス》です。

昨日で5人殺してます。その前から何人殺しているか分かりません。

正直言いますと、今の空さんと慶次さんが力を合わせても勝てないかと思います。

今、助っ人を呼んでいる所です。

なので、自分のせいだと思わず無理をしないで下さい。

絶対に1人で戦わないで下さい、お願い致しますね。」

僕は軽く頷いた。

「今の話は、慶次さんにまだお伝えしていません。

後ほどお伝えしておきますね」

「宜しくお願い致します。僕は、レーナに手合わせをお願いしてきますね。」

少しアンの不安そうな顔で頷いた。


「そ…空、そろそろ休憩しよっ??

空聞こえてる??危なっ!!空!!??ねえ、空!?!?!!!!」

考え事をしていて全く見てなかったし声が聞こえて来なかった。そして僕は目を疑った。

目の前で少し怯えた顔のレーナがいた。

「ごめん…考え事してた……本当にごめん…」

レーナが僕の頭を思いっきり殴って来た。

「バカバカバッカーーー!!怖かったんだからね!!もう休憩!!空のバカ!!!!」

レーナは僕から離れて行った。

頭が凄く痛かったけど、仕方ないと思った。

両手に盾を持っていたが、それがボコボコになっていた。

多分だけど、レーナに凄く攻撃をしていたんだと思う。

後でちゃんと謝らないといけないなと思った。


だめだ…ガザンドルバスの事がどうしても許せなかった。

この手で倒したい。早く倒さなきゃ。

そんなことを考えていると、声が聞こえてきた。

「空、少しいい??降りて来て少し話そう??」

慶次だった。

僕は、無意識に考えながら飛んでいたみたいだった。慶次の隣に座った。

「さっき、アンから話聞いたよ。後、レーナからも。アンとレーナが心配してたよ。

アンは空が1人でもガザンドルバスと戦闘するじゃないかと。レーナは空が凄く何かに怒ってて前が見えてないんじゃないかと。2人とも僕に相談しに来たよ」

僕は何も言えなかった。

その心配は間違ってない。

僕1人でもガザンドルバスと戦おうと思っている。

「………」

「空、僕も手伝うよ?1人でやろうとしないで…」

慶次の方を向いた。

彼は寂しそうな顔をしていた。 

目が合うと優しい顔になり僕に言ってきた。

「もう失いたくないんだ…友達を……だから、2人でやろうよ!!ね??」

「ありがとう…宜しくお願いします…」

慶次は頷いて抱きしめて来た。

「絶対に倒そうね!!」

「やめろよ……恥ずかしい…」

そして、2人で笑い合った。


その夜、僕と慶次は公園に向かった。


公園に着くと、笑い声が聞こえてきた。

「ぶはははは、なんだ、また来たのかよ!!!!

お前ら昨日来てた天使だろ??てか、気付いてたのに無視した間抜け共!!何しに来たんだ??」

そこには人型をした悪魔が立っていた。

「お前が、ガザンドルバスか??」

「いかにも、俺がガザンドルバスだ!!

昨日の5人は中々美味かったぞ、無視してくれてありがとうな!!」

その瞬間、僕はガザンドルバス目掛けて飛んで行った。

「てめー!!!!!!!」

「空、危ない!!」

「やっぱり間抜けだな…」


シュキーーーーーーン

ドサッ


自分の左脚が飛んで行った。

何が起きたか全く分からなかった。

いきなり黒い光が飛んできたのは見えた。

無理矢理避けたが左脚だけ触れてしまった。

その瞬間に左脚が飛んで行っていた。


「ちぇ、ずれたか。まあいっか、ほら死ね」

シュキーーーーーーン

また黒い光が飛んできた。

やばい、避けれない。

僕は全身盾を覆い鎧を作った。

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