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病むことと不登校

作者: とうにゅー

 7月が始まりましたね、暑いですね。

 

 小6の時いじめられたの機に、年をとるにつれ、病むことを日常化していきました。人の視線が怖くなり、後ろで聞こえる笑い声すら、わたしのことを笑うような声に聞こえるのです。

 夏場でもマスクをしていないと外を歩くことが耐えられません。前髪も伸ばして片目を覆っています。

 中2のとき、初めて自傷というものを知りました。知らなければよかったと思います。

 死にたいから自傷するわけじゃないです。大半の人はそうです。耐えられない精神的苦痛を肉体的苦痛に変換するのです。

 自傷はアルコール依存症に似ています。

 病む→切る→すかっとする→罪悪感→病むの繰り返しです。イライラして切ることを繰り返しているうち、イライラ→切りたいと思うようになり、自傷癖が悪化することもあります。

 未だに私は完全にやめられずにいます。 


 自傷と一言にいっても、リスト(アーム、レッグ等)カット、オーバードーズ(大量服薬)、髪を抜く、引っ掻く、突き刺す、などいろいろあります。

 私は、主に自分の首を絞める事、引っ掻くこと、アームカットです。

 病むたびにやっているわけではありません。昔はそうでしたが今は違います。

 一度、死のうと思って首を絞めていた時、走馬灯を見ました。そしたら死にたくないって思って力を緩めてしまいました。その時、私はまだ死にたくないんだと思いました。


 このままではいけないと、改善しようと訓練しています。その結果が今です。

 病んでも、切らないようにする。その練習です。使っていたカッターを目に見えるところからできるだけ外すようにして、イライラしても深呼吸して一度落ち着くようにしました。そうしたら、どんどんとアームカットをする機会が減り、最高で1年切らなかったです。


 タイトル、もうひとつの話題、不登校について。

 専門学校に進んでから私は完全に不登校化しました。原因はいろいろあります。

 友だちがいない、病む、授業が嫌、ついていけない、思っていたものと違ったなどなど。私の心が弱いということは分かっています。

 親になんで学校に行かないのと咎められた時、「わからない」と答えました。すると親は大激怒。「わからない? ふざけるな、理由がわからないなわけじゃないじゃないか」と。

 本当にわからないのです。原因がありすぎて、ごっちゃになってわからなくなるのです。

 親は、世間体を気にしていて、わたしのことを心配しています。お金のこともありますし。なので学校に行かせたいという気持ちは十分わかります。私だって行けることなら行きたいです。

 友達だってほしいです。

 でも、怖くなって行けないんです。

 甘えなのは分かっています。

 

 でもまあ、やっぱりこのままではだめと。

 今日は頑張って一限だけ出てみようと思います。


 改善するために実践すること。 

 一日少しずつでも外に出る、出れないなら日に当たる。

 外出する時は、ちょっとでいいから人のいないところではマスクを外してみる。

 病んだら、病んで、自分を褒める。

 病んでてもご飯は食べる!!!! 意外とご飯食べるの大事だったりします。

 

 ああ緊張する。お腹痛い。


 事後報告。

 ちゃんと出席することが出来ました。嬉しいです。


 私はよくやみます。そのたびに自分を塞いでくよくよします。でも、現状維持は嫌なんです。だから変えるんです。自分を変えないと、何も変わらないんです。自分が変わって、そしたら世界は違って見えると思うんです。

 今の自分が嫌だし、もっといい人間になりたいんです。

 だから、少しずつ、最初は表面から変えていきます。そうしたらきっと根っこも変わって本当になると思います。


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― 新着の感想 ―
[良い点] >事後報告。 >ちゃんと出席することが出来ました。嬉しいです。 よかったです。 >不登校 これもね、皆勤賞の子が風邪引いても出席したりと現状からの逸脱は恐怖なんです。 日常から変化す…
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