表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

第2話 初めてのテイム

「とりあえず…薬草とか集めながら、ちょっと近くにあるシェムって所に行ってみるか…」


村をでた私は、薬草などの売れるものを集めながら、近くにある街 シェム に行くことにした。


「これは大丈夫…これは確か、毒あるやつ…」


幸い私は村を出る6年の間に本や図鑑を読んでいたため、ここら辺の薬草などは分かる。


色々集めながら歩いていたら、森に来た。

シェムに行くにはここを通らなければならない。


「お…もうここまで来たんだ」

「ちょっと休憩しよ…」


休憩していたら、なにやら傷ついてるスライムが近ずいてきていた。


「……あれは、スライム?回復ポーション…ちょっと高かったけど、あのままほっとくのも嫌だしなぁ…よし!ちょっと待っててね」


悩んだが私は回復ポーションを使うことにした。


「ちょっと痛いかもだけど…我慢してね」


傷ついているからか襲ってはこなかったため、ポーションを バシャ っとかけると、徐々に傷が消えていった。すると、スライムの体の周りが光はじめた。


「え…?ステータスオープン……」


何が起こったのか分からなかったが、もしかしたらと思い、ステータスを見ようとした。


「…テイム済みになってる」


まさかのテイム済みになっていた。

どうやらこの世界の生き物はテイムすると体の周りが光はじめるらしい…


「とりあえず、この子のステータス確認してみよう…ステータスは、レベル1の、体力8・攻撃力2・魔力2・防御力1かぁ…他のモンスターに襲われちゃって傷ついてたのかな」


ステータスは案の定とでも言うべきかそこまで高くは無かった。ちなみに私のステータスは、レベル1の

体力13・攻撃力1・魔力3・防御力1…テイマーが不遇職と言われている理由の一つがこのステータスの弱さである。

攻撃も弱ければ耐久力がある訳でもない。


「とりあえず、名前つけてあげなきゃなー…そうだ!スランとかどう!?」


心なしかスランが喜んでいるようにみえる。


「よーし!じゃあシェムにしゅっぱーつ!」


道中は特に危険もなく無事にシェムまで行くことができた。

どうやら入る前に検問をうけなきゃいけないみたい。


「次の方」


やっと私の番がきた。


「失礼ですが、テイマーの方ですか?」

「あっ、そうです」

「申し訳ありませんが、お二人のステータスを見させていただいても良いでしょうか」


このステータスを見られるのはちょっと恥ずかしいが見せないわけにもいかないのでおとなしく見せよう…


「ステータスオープン」

「……はい、確認しました

ご協力ありがとうございました」


どうやら大丈夫だったみたい。

とりあえず今日はこの、ベアラビット?って所に泊まろう…

宿屋に入ると、若そうな男の人がカウンターにいた。


「すいません、部屋って空いてますか?」

「空いてますよ!テイムされてるモンスターと一緒にご利用なら少し値段が高くなってしまいますがよろしいでしょうか…?」

「大丈夫です」


一応もってきた食料はあるとはいえ、スランにもあげなければいけない…ちょっと聞いてみよう。


「そういえば、ここって朝食とかってだしていただけますか?」

「7時までにはなりますが、

ご希望であればだせますよ!」

「じゃあ…お願いします」


「ちなみに宿泊期間は?」

「2週間でお願いします」

「かしこまりました

では、お値段4銅になります」


4銅…とある別の世界で言うところの4000円?っていうのと同じくらいだ。


「これで」

「では、こちら鍵になります

階段を登り左にまがった13号室がお部屋になります」

「ありがとうございます」


とりあえず…今日は寝よう。

おやすみ、スラン。


数ある作品の中から見て、読んでくれてありがとうございました!

評価など励みになります!

もし良かったらまた読んでいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ