第1話 不遇職、テイマー
初めまして!
閲覧してくれてありがとうございます!
初投稿なので読みにくい部分があったり、ちょっと雑な部分があるかもです…
「お母さん、お父さんおはよー」
「おはよう、トレイナ
顔洗ってきなさーい」
「おっ!やっと起きてきたか〜」
この2人は私のお母さんとお父さん
赤色の髪をした マリーお母さんと
珍しい白色の髪の ホリーお父さん
2人とも自慢の両親!
朝ごはんを食べてるとお母さんが話しかけてきた。
「トレイナ、今日は職業認定があるからね」
「あっ…忘れてた!お母さんありがとう!」
今日は待ちに待った職業認定の日だ、この世界では12歳になった子供は職業認定を受け、職業の力を得ることになる。
剣聖や賢者などの職業になれれば安定した自由な生活も夢では無い。
どんな職業になれるのかワクワクしながら考えていたらお母さんに呼ばれた。
「トレイナー、そろそろ行くよー!準備してー!」
「あ、はーい!ちょっとだけまってー!」
「お父さん、行ってきます!」
「行ってらっしゃい、トレイナ」
家を出て神殿に向かっている途中、お母さんと話していたら、思っていたよりすぐに着いた。
私が緊張していると、お母さんが声をかけてくれた。
「トレイナ、緊張しなくて大丈夫。お母さんまってるからね」
「うん…行ってくるね、お母さん!」
神殿の中に入ると、神官らしき人がいた。
「初めまして。トレイナちゃんであってるかな…?」
「お姉さん初めまして!うん、そうだよ!」
「なら良かった〜…職業認定するから、この水晶に手を当てててね」
お姉さんに言われたとおりに水晶に手を当てる、
しばらく待ってると水晶が光った。
するとお姉さんが口を開く
「トレイナちゃん…あのね、あなたの職業は、テイマーよ」
一瞬なにを言われたか頭に入ってこなかった。
なにせ不遇職と言われているテイマーだからだ。
私は生き物が好きだから嬉しかったが、両親になんて言おう……とりあえず私は神殿を出てお母さんと一緒に家に帰った。
「ただいま……あのね、私の職業、テイマーだったの…」
職業を言った途端、両親の顔が暗くなった。
その日を境に、両親に冷たい対応をされたり、友達に無視されたりした。
「お母さん、お父さんおはよ」
「……おはよう」
「みんなー、あそぼー!」
「……皆あっちの方行こーぜ」
みんな冷たい…テイマーってだけでなんでこんな扱いになるの、、?
いつか皆を見返してやる…!
その為にはまず働いてお金を貯めなきゃ…
6年後
あの生活を耐え続け、お金を稼ぎやっと18歳になった私は、バッグや食料などを買い、この村を出ることにした。
「……バイバイ」
そうして私は、村を出た。
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