表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/7

第4話「宿屋の危機2」

 やがて、ごろつきの一人がどこかから銀のペンダントを持ってきた。

 それは、アメリアの母親のたった一つの形見だった。

「やめて! それだけは!!」



 アメリアは、ごろつきにすがって、ペンダントを奪い返そうとした。

 が、ごろつきはアメリアを蹴り飛ばし、殴ろうとした。

 その瞬間、ごろつきは何者かに殴られて吹っ飛んだ。

「ぎゃあ――!!!!」



 何と、アメリアを救ったのはアクアだった。

「何だ、てめえは!!」

 目を血走らせて怒る、バーンズを睨みアクアは言い放った。

「俺は、アクア=ブレイドス! この宿の用心棒だ。」



「てめえ、許さねえぞ!!」

 ごろつきをけしかけるバーンズ。だが、アクアは凄いスピードで動き

 アメリアのペンダントを取り戻し、男達を一人残らず、素手で倒してしまった。

「覚えてろ!」

 バーンズは、捨て台詞を吐くと逃げていった。




「用心棒って言っていたけど、いいの? うち、お金ないわよ」

 心配するアメリアに。

「ああ、気にしないでくれよ。一宿一飯の恩義ってヤツだ。」

 アクアは、大きく笑った。

 

「ありがとう、アクアさん。とても、強いのね! スカッとしたわ。

 でも、これで宿も続けられなくなるかもしれないわね……」


 ◆登場人物紹介◆


アクア=ブレイドス

 この物語の主人公。

 ウォーター・タウンにふらりと現れた、旅人で

 なぜか、腕っぷしが強い。謎の青年。


  アメリア

  町の宿屋を一人で切り盛りする、少女。

  借金をしていてバーンズに脅されている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ