CSS
以前にプログラミング言語はメジャーなものからマイナーなものまで含めると200言語ほどあると書いた。
今使われているメジャーなものはいくつか分からないが、プログラミング言語と認められていないものもある。
HTMLとCSSだ。
ウェブページの作成では必ず使うのにプログラミング言語とは認められていないとのことだ。
理由は他の言語と比べて簡単だから……らしい。
CSSとはCascading Style Sheetsの略でウェブページのスタイルを指定するための言語である。
簡単に言うと、装飾するための言語である。
HTMLは骨組みを作るための言語である。HTMLとCSSで骨組みと装飾を行い、ウェブページを作る。そして、中の動作を設計するのが、JavaScriptなどの様々な言語である。
HTMLとCSSは習得が容易であるため、プログラミング言語とは呼ばれない……いや、呼んでくれ!
自分の腕に自信があるスーパープログラマーやスーパーエンジニアたち、仲間外れはやめてくれ。
HTMLもCSSも奥が深い!
本屋に「一日で習得できるHTML・CSS」なる本があるのは分かる。でも、奥が深いんだマジで。
装飾は難しい。思った通りに動かない。反映が遅かったり、考えていくうちにネーミングが複雑になり、結局意味不明なものになったりもする。
私は今、各メディアで軽んじられたCSSで躓いている。簡単、簡単と周りが言うものだから、簡単なら後でいいやと後回しにしていた。踊らされたのは私だった。
一番HTMLとCSSをプログラミング言語と呼んでいなかったのは私だった。
「激落くん」と侮り、無くなった頃に掃除で困り、その偉大さを知ってからは「激落さん」と呼ぶようになった。
私の中ではHTMLもCSSも立派なプログラミング言語である。