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始まりはどこから



 始まりは小説家になろうだった。


 私が小説家になろうに自分の小説を投稿していることを妻が知ったのはまだ結婚する前だった。


 子供の頃から本を読むことが好きな妻は漫画や小説、図鑑、色々な本を読んでいた。小説が好きな妻に物語を書いて送ると喜んだ。


 ある時、小説家になろうというサイトがあると教えた。その日から妻はなろうヘビーユーザーになった。読み専だ。

 好物は恋愛、その中でも特に悪役令嬢モノは大好物である。更に、「ざまぁ」まで付くとことの他フェイバリット。


 ただし、未完は認めない。何故なら高確率でエタるからだ。

 未完の作品を持つ私には耳の痛い話だ。読んでくださった方すみません。



 妻は完結済みの年間1位から300位を読み漁ると四半期に移った。


 その頃にはアニメも嗜むようになった。女性主人公で恋愛が含まれるアニメには大興奮した。


 「なろう、アニメ、漫画」の3種目を連続して行う、まるでトライアスロンのような過酷な鉄人競技をこなすうちに妻は「腐女子のつ◯井さん」という本にハマった。

 いや、「◯づ井さん」と出会ってある欲求が芽生えた。




『私も悪役令嬢について語り合える仲間が欲しい』


 そう、始まりはここからだった。

 まぁ、「腐女子のつづ◯さん」を買ったのは私なのだが……。

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