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激流

作者: 神原 真生

聞きたくなかった音も

愚かさが

砕きにやってきた。

退かざるをえなかった

幼き頃の私は

黒い何かを抱えたまま

倉庫の隅にうずくまる。

孤独の中から

覗き込む

白い目は

真っ赤に染まりかけていて

疲れ切っている。

たった一度も瞬きをする気配も無い。


ああ、思いよ。

ルーペをのぞき込んでも

ひどく悩みを抱え込んでも

能動的な衝動に突き動かされる。

遅すぎた行動とは知らずに。

もう一度見させてくれよ。

色を無くした万華鏡の瞳を。


水は流体ではなくなった。

能書きは聞き飽きた。

底辺から覗く不詳が

ニヤリと表情を変えて覗く。

沈めたんだね?

ん?の一言じゃ終わらせられない。

誰かじゃない君だけが言わなければ。


明日には見えなくなるはずだった色。

来る日も隠してきた嘘。

ルールに縛られない

悲観的な自由が覗く。

ノアの箱船はまさにできようとしているけれど

日はもう落ちる。

涙雨の空に嘆く

騒ぐだけの日々を

ガッカリさせてしまった誰かに

理解を置き去りにしたことを。



良ければ感想どうぞ。




意味不明とか、意図はなに?とかいう質問は受け付けておりませんのであしからず。

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